開閉ボタン
ユーザーメニュー
ユーザーメニューコンテンツ
ログイン

  • 会員限定
  • 2013/10/22

楽天 三木谷社長「革命だと思った」 字幕を付けられる動画配信サービスVikiを開始

「Wikipedia for Video」の持つ可能性

楽天の三木谷浩史社長は18日、9月に買収を発表した動画配信サービス「Viki」について、コンテンツ事業者向けに戦略説明会を行った。またViki社のラズミッグ・ホバギミアン共同創業者兼CEOが登壇し、Viki社の事業を説明した。

視聴者が字幕を付けるビデオストリーミングサービス

 Vikiは、年間のストリーミング回数10億回以上、月間視聴者数2300万人以上を誇るビデオストリーミングサービスだ。

 その特徴は、世界各国の動画に対し、視聴者コミュニティがクラウド上で著作権取得済みのコンテンツに字幕を付けるという点である。視聴者コミュニティは160以上の言語に対応し、これまでに4億ワード以上が翻訳されている。Vikiという名称は「Wikipedia for Video」が語源で、Wikipediaのような集合知の仕組みを使って、ローカルなコンテンツを世界中へ展開させることを意図したものだ。

 「サービスを使ってみた瞬間、革命であると思った」という三木谷社長。Viki社を買収しようと思ったのが8月上旬で、月末には買収を完了したという。

photo
楽天株式会社
三木谷浩史社長
 Viki社のパートナー企業は80社以上におよぶ。テレビ朝日、BBCなどのテレビ局、ポニーキャニオンといった音楽レーベルからコンテンツ提供を受け、全世界40以上の放送局でゴールデンタイムに放送される人気コンテンツを17,000時間以上公開している。

 発表会では日本のコンテンツの事例も紹介された。テレビ朝日と東映が制作した映画「白魔女学園」では、日本以外の国にVikiで配信したところ、配信開始から72時間で20言語以上に翻訳され、1週間で数百万件の視聴数を記録した。

 Viki社のホバギミアンCEOは事業説明の中で、同社の強みのひとつに「コンテンツの収益を得られる期間が長くなる」という点を挙げた。ユーザーの翻訳によって新たな言語の字幕が増えるたび、視聴者が増える。また、コンテンツ提供者はどの言語の翻訳がどれほど視聴されたかというデータも得られるため、海外の放送局に向けコンテンツ提供にも役立つという。

【次ページ】Vikiを買収した楽天の狙いとは?

Web戦略・EC ジャンルのトピックス

Web戦略・EC ジャンルのIT導入支援情報

PR

ビジネス+IT 会員登録で、会員限定コンテンツやメルマガを購読可能、スペシャルセミナーにもご招待!