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  • 2016/02/17

Uber、Spotify、Netflixなど盛り上がるアプリ業界、次のフロンティアはウェアラブル

App Annie 2015年アプリ市場総括レポート

アプリプラットフォームは、アプリ市場の成熟期から次に起きるダイナミックな競争に向け、準備が整った。収益シェアではiOS App Storeがリード。一方、Google Playは非常に多くの新興市場で勢いを得て、ダウンロード数を大きく伸ばした。この2つのプラットフォームが次にどのようなカテゴリーを作り出していくのか、新しいデバイスプラットフォームとして何をもたらすのか、そのヒントとなる2015年のアプリ市場の成長トレンドを「App Annie 2015年アプリ市場総括レポート」から振り返っておこう。

フリーライター/エディター 大内孝子

フリーライター/エディター 大内孝子

主に技術系の書籍を中心に企画・編集に携わる。2013年よりフリーランスで活動をはじめる。IT関連の技術・トピックから、デバイス、ツールキット、デジタルファブまで幅広く執筆活動を行う。makezine.jpにてハードウェアスタートアップ関連のインタビューを、livedoorニュースにてニュースコラムを好評連載中。CodeIQ MAGAZINEにも寄稿。著書に『ハッカソンの作り方』(BNN新社)、共編著に『オウンドメディアのつくりかた』(BNN新社)および『エンジニアのためのデザイン思考入門』(翔泳社)がある。

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2015年はアプリのマネタイズが大きな飛躍を遂げた1年だった

ビジネスとして成功したUberなどの配車アプリ

 日本にいるとそこまでの勢いは感じられないかもしれないが、UberやLyft、Ola Cabs、GrabTaxi、Didi Dacheといった相乗りアプリ/タクシー配車アプリは世界中で利用が急増している。その傾向は新興国に顕著で、中国、メキシコ、ブラジル、インドの4市場ではスマートフォンユーザーの20%以上が2015年第4四半期、主要な配車アプリまたは相乗りアプリ1種類以上を日常的に利用した。これに対して、米国や韓国といった先進国市場では10%を下回る。

 今後もユーザーの増加が続くのは確実だが、競争の激化につれて統合が増えると予想される。すでにこの12月には、グローバルパブリッシャーであるUberに対抗するために、地域の各大手パブリッシャーLyft、Ola Cabs、GrabTaxi、Didi Kuaidiらがローミング契約を結ぶという動きが出ている(ローミング契約を結ぶと、A国のアプリを通じてB国のアプリを使用可能になる。具体的には、米国人ユーザーがLyftアプリを経由してOlaのタクシーを予約することができるなど)。また、配達分野への拡大(Uber)など、多角的な展開も始まっている。

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中国では、iPhoneユーザーの30%以上が
相乗りおよび配車アプリを一種類以上使用している

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国別アクティブユーザー数トップの配車/相乗りアプリの分布
iPhoneとAndroidフォンの合計(2015年)

各所で進化した音楽配信サービス、トレンドはサブスクリプション型

 音楽ストリーミングでは、Apple MusicのスタートやJay ZによるTIDAL買収、GoogleによるYouTubeの音楽機能の拡大といった大きなリリースが続いた。Spotifyなどの世界的なリーディングカンパニーが大きな収益を上げ、LINE MUSICや、ボリウッドなどインド音楽配信のSaavn、中国のQQMusicといったローカルサービスが各地域で確固たる地位を築き、サブスクリプション型のストリーミングサービスが新たなスタンダードとなった。

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2015年の音楽ストリーミングアプリのトップ10の世界収益は
2014年の約2.2倍に増加した

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アクティブユーザー数によるトップ音楽ストリーミングアプリ
iPhoneとAndroidフォンの合計(2015年)

【次ページ】アプリ市場の次なる前線、「ウェアラブル」の課題

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