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  • 2020/09/18

「ヤバい」モチベーション術、憂鬱な朝でも「気づいたら会社に着いている」方法とは?

「自分はどうして気まぐれなのだろう。やる気もなかなか起きないし、やり始めたことも続かない」。そんなふうに自らのモチベーションの低さを嘆く人は多いかもしれない。だが、偏差値30からケンブリッジ大学大学院を卒業し、『ヤバいモチベーション』を上梓した塚本 亮氏は語る。「努力家といわれる人は、とてつもなく意志が強いわけではなく、それをやろうとする『しくみ』を持っているだけなのです。意志ではなく、しくみで自分を動かすのです」。では、会社に行くのが憂鬱なときは、どのような「しくみ」をつくればモチベーションが上がるのか。塚本氏に語ってもらった。

ジーエルアカデミア 代表取締役 教育コンサルタント 塚本 亮

ジーエルアカデミア 代表取締役 教育コンサルタント 塚本 亮

ジーエルアカデミア 代表取締役。京都山城スポーツクラブ代表。Highly Skilled Japan 取締役。同志社大学嘱託講師。1984年京都生まれ。高校時代、偏差値30 台、退学寸前の問題児から一念発起し、同志社大学に現役合格。卒業後、ケンブリッジ大学大学院で心理学を学び、修士課程修了。帰国後、京都にてグローバルリーダー育成を専門とした「ジーエルアカデミア」を設立。心理学に基づいた指導法が注目され、国内外の教育機関や企業、トップアスリートなどから指導依頼が殺到。これまでのべ6000 人に対して、世界に通用する人材の育成・指導を行い、のべ400 人以上の日本人をケンブリッジ大学、ロンドン大学をはじめとする海外のトップ大学に合格させている。また、TOKYO STAR RADIO にてラジオパーソナリティを務めている。2020 年8 月、スポーツを通じて、人々が認め合い、支え合い、応援し合う社会を創ることを掲げ、京都山城スポーツクラブを設立。J リーグ参入を1つの目標とし、オンラインサロンを通じて活動の様子を発信している。主な書籍として『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』『すぐやる人のノート術』『すぐやる人の読書術』(明日香出版社)、『頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き』(すばる舎)などがある。

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会社に行く前の憂鬱は、どうしたら解消されるのか?
(Photo/Getty Images)

自分にとってプラスとなるゴールを作る

 朝から何だか気が重い。会社に行くことを考えると体まで重くなってくる──。時にはそんな朝もあるでしょう。でも会社へは行かなければならない──。そんなときは一旦「会社へ行く」というゴールを脇に置きます。

 「朝、会社へ行く」という行為は習慣化してしまうと、大ざっぱに一つにくくりがちですが、チャンクダウンしてみると案外細かい行動に分かれていることに気づきます。たとえば「起床→洗顔や化粧など身だしなみを整える→朝食→書類など持ち物の確認・準備→家を出て最寄り駅まで歩く→電車に乗る→会社まで歩く→到着」というように。

 会社到着をゴールとすると、それまでの行動はすべてこのゴールを目指すものとなり、そのゴールが気の乗らないものであるとそこまでの行動はどれもしんどい。そこで一旦、会社到着というゴールを外し、その手前に別のゴールを用意します。「これはやりたい!」「これは楽しみ!」と思えるような自分にとってプラスとなるゴールを作るのです。

 たとえば、会社へ行く前にスターバックスに寄って、カプチーノを飲みながら今日発売の雑誌を読もう、などと決める。好きな作家の新作を読む、あるいはカフェのWi-Fiを利用して好きな海外ドラマを1話だけ観るといったことでもいいでしょう。とにかく自分の気分がよくなる何かを、会社へ行く途中に設定するのです。

 すると家を出るまでの行動は、そのゴールに向かうためのものとなり、軽快に動けるようになります。実はこれは、人が将来の価値を割り引いて考え、目の前の利益や満足感を優先してしまう傾向があることを利用したもの。

【次ページ】人間は将来の利益より、目先の利益に釣られやすい

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