• 2025/11/27 掲載

マスク氏のAI企業「xAI」、AIデータセンター横に太陽光発電所を建設へ

再生可能エネルギーを活用して「AI学習の持続可能性」を高める動き

ビジネス+IT

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イーロン・マスク氏率いる、米AI企業「xAI 」が、テネシー州メンフィス近郊のColossus AIデータセンターに隣接して、小規模な太陽光発電所を建設する計画を発表した。これは同社が拡大を続ける AI データセンターの電力調達を多様化する取り組みの一環とみられている。
xAI は現在、Colossus をはじめとする大規模 GPU ベースのデータセンターをメンフィス近郊に建設・運営しており、フル稼働時には膨大な電力を必要とすることが報じられていた。

しかし、従来は電力需要の急増に対応するため、旧来の天然ガス発電プラントを購入・輸入するなどの手段も模索していたものの、地元規制などの制約があった。

今回、xAI は Colossus データセンターの敷地または隣接地において「小規模太陽光発電所(solar farm)」を新設する計画であると報じられた。 この太陽光発電所は、データセンターの電力源を多様化し、化石燃料由来の発電依存を減らすことで、環境負荷の軽減および持続可能性への配慮を示すものとなる可能性がある。特に、大量の GPU を使う AI モデルのトレーニングや推論を支えるインフラにおいて、電力供給の安定性が重要になる。

しかしながら、現時点で公開されている情報は限定的であり、太陽光発電所の規模(予想出力)、建設スケジュール、運転開始時期などについては明らかにされていない。加えて、xAI がこれまで購入した旧天然ガス発電プラントと併用するのか、それとも太陽光にシフトするのかなどについても言及されていない。

この計画は、巨大な AI データセンターの急激な電力需要に対し、再生可能エネルギーを活用して持続可能性を高めようとする、テック企業としての新たなインフラ戦略を示す動きと評価される。一方で、実際の効果や実現性については、今後の詳細な情報公開が注目される。

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