- 2021/04/07 掲載
ESG/SDGs経営支援領域においてリフィニティブと戦略的なパートナーシップ契約を締結
ベクトルは2020年4月より、企業のESG投資分野における先進的な研究と活動をされている九州大学の馬奈木俊介教授と連携し、サービスを共同開発する産学連携プロジェクトを開始しております。共同開発したスコアリングツールを用いて、企業の開示情報をESG各項目に分類し、それらの重要度に応じて設定した変数を掛け合わせることで企業のESGスコア算出が可能になり、現在はESGスコアの内訳や詳細情報を記したスコアリングレポートを提供しております。
リフィニティブは、金融市場のデータとインフラストラクチャを提供する世界有数のプロバイダーとして、約190カ国で4万社余りの企業・機関、40万を超える利用者を擁しています。リフィニティブのESGデータは、企業が開示した情報を、450を超えるESG測定基準に反映し、企業の投資戦略の中核に据えるに足る信頼性の高いデータベースを提供しています。現時点では、世界市場の時価総額企業の80%を網羅し、76の国・地域をカバーしています。
今後、リフィニティブとの戦略的パートナーシップ契約の締結を機に、同社が持つESGデータベースと九州大学とベクトルが共同開発したESGスコアリングデータの連携を開始いたします。このデータ連携により、グローバルランキングの把握や競合企業との比較分析、業界内ポジショニングの把握、ESG/SDGs経営の観点から導きだされる課題などがまとめられたオリジナルレポートの提供が可能になります。さらに、ベクトルでは、ESGスコアリングサービスを市場に浸透させていくためのパートナー企業との連携を推進するなど、将来的には上場企業だけでなく、全国の中小企業へのサービス提供やアジア市場進出も視野に入れ、事業を展開してまいります。
ベクトルは日本企業のESGに対する取り組みをグローバル基準へと押し上げていくとともに、日本企業のESG/SDGs経営に対する認知と理解をより一層拡大し、日本企業のさらなる価値向上に貢献してまいります。
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