- 2022/02/08 掲載
物価目標実現に期待、エネルギー・為替注視=実質賃金減少で山際再生相
山際再生相は「物価に関しては、物価安定目標2%の実現が政府・日銀共通の目標となっており、当然目標に向かって着実に進むことをいつも期待している」と指摘。その上で、「一方でエネルギー価格が高く、為替(円安)など物価に様々な影響があるのは承知しており、注意深くみる必要がある」と付け加えた。
物価の先行きについて「当然2%の物価目標に向けて経済対策を打っており、経済対策を着実に進め(実現に)一歩でも近づけたい。足もとコロナの問題もあり、着実に(感染を)コントロールできるようにしたい」と強調した。
厚生労働省が8日公表した2021年12月の毎月勤労統計(速報)で、実質賃金は前年比2.2%減と4カ月連続で低下し、2020年5月以来のマイナス幅だった。正社員のボーナス減少とパート労働者比率の拡大に物価上昇が重なってマイナス幅が拡大した。
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