• 2022/02/08 掲載

午後3時のドルは115円前半で足踏み、米金利上昇でも一段高には材料難

ロイター

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[東京 8日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(115.12/15円)に比べてドル高/円安の115.45/47円で推移している。仲値にかけてまとまった実需のドル買いフローが流入した。午後は材料難の中でも米長期金利の上昇を背景にドルは底堅さを維持したが、115円半ば手前で上値の重さが意識されており、一段の上昇には手掛かり不足との声も出ている。

時間外取引で米10年債利回りは1.94%台と高水準で推移している。

市場関係者からは「米国の利上げについては既に織り込みが進んでいるため、ドル/円は動きづらい」(トレイダーズ証券の市場部長・井口喜雄氏)との指摘が聞かれた。10日に米消費者物価指数(CPI)の公表を控えており、様子見姿勢も広がっているという。

楽天証券のFXディーリング部・荒地潤氏は米CPIについて、強い伸びとなったとして米連邦準備理事会(FRB)の3月利上げはほぼ織り込まれており、ドル買いがどんどん進行する可能性は低いとの見方を示す。一方で「CPIの伸びが鈍化したり、市場予想を下回ったりした場合のダウンサイドリスクには注意が必要だ」と指摘した。

ユーロ/ドルは1.1415ドル付近で軟調。先週以降、ユーロ買いが進んだ反動できょうは利益確定のユーロ売りが優勢となった。ただ、調整は短期的なものにとどまり、「先にタカ派化した米国や英国に比べてユーロは出遅れていた分、まだ割安感がある」(国内証券)という。短期的な調整をこなしつつ、ユーロは今後も上昇していくとの見方が出ている。

ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 115.45/47 1.1415/19 131.80/84

午前9時現在 115.05/07 1.1439/43 131.62/66

NY午後5時 115.12/15 1.1442/43 131.68/72

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