- 2022/08/09 掲載
三菱地所と大崎電気工業、業務提携に向けた基本合意書を締結
協業の第1弾として、三菱地所が開発した総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」と大崎電気工業が開発したスマートロック「OPELO(オペロ)」のシステム連携を開始します。主に不動産賃貸業界において、スマートホームサービスによる物件価値・入居者満足度向上と、スマートロックを活用した不動産管理DXによる業務効率化を実現していきます。
HOMETACTは、照明、エアコン、給湯器、カーテンやロボット掃除機等複数メーカーのIoT機器を1つのアプリ内で操作可能で、スマートスピーカーによる音声操作にも対応。「シーン」「マイルール」機能でユーザーがホームオートメーションを自由にカスタマイズできる総合スマートホームサービスです。賃貸管理DXソリューションとして業界トップレベルの実績のあるスマートロックOPELOとの連携により、ホームオートメーションに留まらない付加価値提供が可能となりました。
【プラットフォーム連携による相乗効果】
1.空室内見時の鍵受け渡し業務や共用部の鍵管理業務をHOMETACT管理者画面(TACTBASE)のパスワード管理機能で効率化でき、利用案内のペーパーレス化によるセキュリティ向上と業務効率化を実現
2.入居者のスマホやICカードが鍵代わりになることに加え、HOMETACTアプリで発行可能なワンデイパスワードを活用した家事代行などの「家ナカサービス」の利用が促進でき、生活利便性が大きく向上
3.入居者は、HOMETACTアプリ1つですべてのIoT機器操作やスマートロックのワンデイパスワード機能がワンパッケージで利用可能。オーナーは複数ソリューションの個別契約が不要となり、導入コストが抑えられるだけなく、入居者の利便性も向上
今後2社は、「HOMETACT×OPELO」をサービスパッケージ化し、不動産デベロッパーや賃貸管理会社へのサービス提供に向け営業協力体制を強化するとともに、共用部無人管理システムの共同開発をはじめ、将来的な分譲住宅市場向けの商品開発やエネルギーマネジメント領域での共同研究など、幅広い事業領域で協業を加速してまいります。
さらに、住宅のZEH-M対応に向けたスマートメータリングシステムの開発など、脱炭素社会に貢献する事業検討も共同で推進していく方針です。
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