- 2022/08/10 掲載
エリクソン、インドのBharti Airtelと5G契約を締結
・ 2022年8月に5G展開を開始予定
インドの大手通信事業者Bharti Airtel(以下Airtel)は8月3日、同国初の5G契約をエリクソン(NASDAQ:ERIC)と締結し、2022年8月中に展開を開始すると発表しました。
エリクソンはAirtelの長年にわたるパートナーであり、25年以上にわたるパートナーシップを通じて、インド全土のマネージドサービスのプロバイダーとして、すべての移動通信世代を支えてきました。今回の最新の5Gパートナーシップは、インドでの5G周波数帯オークションの完了に続くものです。
AirtelのMD兼CEO、ゴーパル・ヴィッタル(Gopal Vittal)氏は次のように語っています。「長期にわたる信頼できる技術パートナーであるエリクソンと、インドにおける最初の5G展開契約を締結できたことを嬉しく思います。5Gは、インドの産業と企業のデジタルトランスフォーメーションと社会経済開発を推進するゲームチェンジャーとなります。Airtelは5Gネットワークにより、5G接続のメリットを最大限に引き出し、インドのデジタル経済に向けた行程を牽引し、国際舞台におけるインドの立ち位置を強化することを目指しています」
Airtelは、Ericsson Radio Systemとエリクソンマイクロ波モバイルトランスポートソリューションの一部である、エネルギー効率の高い5G RAN(Radio Access Network)製品とソリューションを展開します。エリクソンはBharti Airtelのために、インドの地理的区分である12のサークルで5G接続を提供します。
エリクソンの5Gネットワーク製品とソリューションにより、超高速、低遅延、巨大なデータ能力による一般顧客のユーザー体験向上に加えて、Bharti Airtelは企業および産業顧客と共に、新しい革新的なユースケースを追求することができます。
エリクソン社長兼CEOのボリエ・エクホルム(Borje Ekholm)は次のように述べています。「インドにおける5G展開でBharti Airtelを支援することを楽しみにしています。エリクソンはその比類なきグローバルな5G展開の経験を通じて、Airtelのネットワークを4Gから5Gにシームレスに進化させ、Bharti Airtelがインドの消費者や企業に5Gのメリットを十全に提供できるようお手伝いいたします。5Gは、インドにおいてDigital Indiaのビジョンを実現し、そのインクルーシブな発展を促進することでしょう」
現在55ヶ国で125のライブネットワークが稼働し、中国を除く世界の5Gトラフィックの約50%がエリクソンの無線ネットワークを介して運ばれている今、エリクソンは世界の5Gの最先端を切り開いています。
調査機関の調べによると、エリクソンは単独で5G業界のリーダーとして認知されており、最近のFrost Radar(TM)の世界5Gネットワークインフラ市場ランキングにおいて、2年連続で最高位に位置付けられています。またガートナーの2022年通信事業者向け5Gネットワークインフラ部門のマジッククアドラントレポートで、リーダーに選定もされています。
1903年にインドで最初の交換機を設置して以来、2G、3G、4G、そして現在の5Gによる接続性の提供に至るまで、エリクソンはインドの通信部門のあらゆる側面で重要な役割を果たし続けています。
関連コンテンツ
PR
PR
PR