記事 情報共有 SlackとTeams、どちらが優れたツールか 米マーケットの評価は? 2020/03/05 ほんの2年前、チームコラボレーションアプリ分野ではSlackのシェアや評判が圧倒的に強く、「マイクロソフトのTeamsは使い勝手がSlackに比べて悪く、ユーザー数も見劣りがする」などと言われていた。ところが、Teamsがユーザー数でSlackを追い抜いたことで、近い将来Slackを引き離すとの分析まで現れている。優良企業顧客を狙ってGAFAの一角であるグーグルも参戦するチームコラボアプリ戦国時代において、Teamsは本当にSlackを破れるか。在米ジャーナリストである筆者が、勝敗の鍵を握ると思われる3つの視点から探る。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 Web会議&Web面接システム解説、カオスマップでわかる法人向けビデオ通話サービスの今 2019/11/22 働き方改革の一環として、多くの企業が柔軟な働き方ができる環境の整備に取り組んでいます。それを実現するツールの1つとして、導入が進んでいるのがWeb会議やWeb面接などの法人向けビデオ通話サービスです。Web会議・Web面接の各サービスにはどんな特長があるのか。また今後、どのような方向に進化していくのか。Web面接システムを開発・販売しており、「法人向けビデオ通話サービス カオスマップ」を発表したスタジアム社 執行役員 前澤 隆一郎氏が解説します。
記事 クラウド セールステック(営業テック)の基本、オンライン商談など8分野のベンダー一覧も 2019/10/17 今、営業の働き方が大きく変わりつつあります。自社にいながらにしてオンラインで商談が成立し、紙の資料や名刺はデータ化され、コミュニケーションは電話・メールからチャットベースに変わっています。このような流れをつくった「セールステック」について、2019年9月にSales Techカオスマップ2019を発表したインターパーク COOの高井 伸氏が説明します。
記事 見える化・意思決定 稟議とは何か? 稟議書の書き方から実例、稟議を通すポイントまで基礎知識を解説 2019/07/08 会社や官公庁で新しい物品を購入したり、顧客と会食をしたりするときに、「稟議書」の提出を求められることがある。特に、部署を超えて複数の幹部社員の承認が必要な場合に稟議書を提出することが多い。では、組織の上層部にスムーズに承認されるには、どのような稟議書を作成すれば良いのだろうか。稟議書の書き方の基本から実例、稟議を通すポイントまで、稟議に関する基礎知識を解説する。
記事 情報共有 元 特命全権大使 馬淵氏が語る「メディアに“洗脳”されないための3か条」 2019/05/23 ネットはさまざまな情報が氾濫しているが、その真贋を見極めることは難しい。そういわれて久しいが、歴史を振り返れば、「情報操作や洗脳工作を具体的に担ってきたのがメディアです」と説明するのは『知ってはいけない現代史の正体』を上梓した、元 駐ウクライナ兼モルドバ大使の馬淵睦夫氏だ。では、情報操作や洗脳に惑わされず、正しく歴史を認識するためには、どうしたらいいのだろうか? 馬淵氏が情報を分析する上で、心がけている3か条を聞いた。
記事 リーダーシップ 「ムダ会議」を一掃、デキるリーダーが30分で会議を終わらせる理由 2019/04/17 仕事の現場で同時多発的に起こる問題に対して、多くのリーダーは1つずつ順番に取り組む。だが、それでは時間がかかりすぎてしまう。「チームの生産性は、リーダーの意思決定の数に比例します。私が1つの案件の意思決定に費やす時間は、2分以内です」と語るのは、『最高のリーダーは2分で決める』の著者であり、ソフトバンク在籍時代、「超高速PDCA」で次々とプロジェクトを成功させた経験を持つ、前田鎌利氏だ。同氏によれば、チームの定例会議も「30分」がベストなのだという。チームの生産性が上がる「超高速会議」のやり方とは、どんなものか。
記事 スタートアップ・ベンチャー HRテックスタートアップ16社、採用や社内教育に生かす国内外の最新ツールとは 2019/02/08 人事領域でテクノロジーを活用する「HRテック」が注目を集めている。HRテックは大きく「採用データの一元管理・可視化」「求職者と企業のマッチング最適化」「煩雑な人事業務の自動化、効率化」「社内コミュニケーション活性化」などに分けられ、それぞれのカテゴリーにおいて多種多様なプレイヤーが続々出現している。本稿では、数あるHRテック・スタートアップの中から、J-Startup選定企業およびデロイト トーマツ イノベーションサミット参加企業などをもとに注目すべきスタートアップを16社ピックアップし、その事業内容や創業者の経歴などとともに紹介する。
記事 情報共有 チャットを導入すれば「コミュニケーションがうまくいく」と思ったら大間違いだ 2018/09/28 ビジネスチャットツールが人気だ。SlackやSkype、チャットワーク、LINEなどを使っている読者も多いことだろう。チャットを使うとPCでもスマホでもメッセージを確認でき、関係者を簡単にグループ化して、迅速な情報共有やコレボレーションができる。しかし、ツールは使いようによって薬にも毒にもなる。そこで、筆者の失敗談も交えながら、変化の激しい業務環境でツールに埋没しない働き方を考えた。
記事 クラウド マシンラーニングがこれからの「情報共有」のカギである理由 2018/07/20 Evernote(以下、エバーノート)は、6月にサービス提供開始10 周年を迎えた。これに関連し、同社 最高製品責任者 エリック・ローベル氏が来日。この10年での「情報」の在り方の変化を語り、今後の情報活用を支えるテクノロジーとトレンドを予測した。
記事 中堅中小企業 「業務のデジタル化」なしでも人手不足は解消できる 2018/06/22 昨今では、中堅・中小企業においても「人手不足」が課題として挙げられるようになってきた。だがその一方で、「働き方改革」に端を発する法制度改正によって、従来のように「忙しい時には従業員に何とか頑張ってもらう」といった対処も今後は難しくなってくる。こうした状況を乗り切るために、企業はどのようなIT活用に注目すれば良いのだろうか?本記事では、「業務のデジタル化」なしでも人手不足という課題を解決する、2つのソリューションを紹介する。
記事 内部統制 GRCツール導入・比較のポイント解説 現場で「本当によくある」問題とは 2018/06/15 ビジネスを取り巻くGRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)への適切な対応が求められる昨今、どういう場合にどのように判断してGRCツールを選ぶべきだろうか。本記事ではGRCツール選定のポイントについてお伝えしたい。これは、「経営層」と「部・課長層」の両方からよく聞かれる質問なので、それぞれの層に分けてポイントを記載する。なお、文中の意見に関する記述は筆者の私見であり、所属する法人などの公式見解ではないことを、あらかじめご了解いただきたい。
記事 情報共有 アンジャッシュ渡部建さんに聞いた、「食べること」が出世につながる理由 2018/05/08 前編では「芸能界最強のアテンド王」であるアンジャッシュ渡部さんに、接待などで使ういい店とはどのような店か、いい店選びのコツをお聞きした。では実践していくと、どんなメリットがあるのだろうか。渡部さんは「出世につながる最強の武器」と主張する。本人に聞いてみた。
記事 内部統制 GRCとは何か? トーマツが基礎から解説するGRCツール導入の方法 2018/03/19 グローバル展開や新規ビジネス進出という企業戦略を着実に遂行するには、同時にGRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)の高度化も求められる。GRCの高度化をインフラとして支援するのがGRCツールだ。筆者は2008年からコンサルタントとしてGRCツールの導入に携わり、多くの企業のGRCツール導入を支援してきた。本稿では、これらの経験を基に、日本企業や海外グローバル企業のGRCツールの活用事例を中心にGRCツールの現在のトレンドについて紹介したい。なお、文中意見に関する記述は筆者の私見であり、所属する法人などの公式見解ではないことを、あらかじめご了解いただきたい。
記事 見える化・意思決定 データビジュアライゼーションとは何か?ビッグデータ時代の伝達方法に注目すべきワケ 2017/09/28 人々が生み出すデジタルデータが加速度的に増加している。交通や生活インフラに関する情報、災害や防犯などの安全に関する情報、習慣や医療等の健康に関する情報、科学や歴史などの教育に関する情報など、おおよそすべての人に関係する情報はデジタルデータ化されている。このビッグデータと呼ばれるデータ群を有効に活用することで、人々の毎日は飛躍的に豊かになると期待されている。本稿は、ビッグデータの活用が期待されるさまざまな分野の中から、今回はメディアに焦点をあて、ビッグデータ時代のメディアの情報伝達の手法として有効な「データビジュアライゼーション(Data Visualization)」について解説する。
記事 情報共有 博報堂ではなぜ打ち合わせで「無駄口」「悪口」を推奨するのか 2017/07/13 今、多くの企業で会議や打ち合わせの生産性を上げるための取り組みがなされているのではないだろうか。ところが博報堂の打ち合わせは、なんと50%が「雑談」でできているという。もちろん、社員はけっしてさぼっているわけではない。博報堂の打ち合わせ中の会話には、じつは「しくみ」があるのだ。ここではその「門外不出」の打ち合わせ術を紹介する。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 月刊総務、リクルートワークス、ITRが断言、「総務」こそ働き方改革の要だ 2017/07/12 労働力不足が確実視される日本にとって、働き方改革は生産性を向上する切り札にもなる。しかし、企業における取り組みには、ばらつきが見られる。どうすれば「働き方改革」を加速できるのか。人事、総務、ITという立場から、リクルートワークス研究所 人事研究センター長の石原直子氏、ウィズワークス 取締役『月刊総務』編集長の豊田健一氏、アイ・ティ・アール 取締役 シニア・アナリストの舘野真人氏の3人がディスカッションを繰り広げた。モデレータは内田洋行 執行役員 知的生産性研究所所長の平山信彦氏が務めた。
記事 クラウドストレージ・ファイル共有・ファイル転送 グーグルやマイクロソフトに猛追されるDropbox、CEOが語る今後の注力点 2017/05/29 オンラインストレージサービスの先駆者であるDropboxだが、グーグルの「Google Drive」やマイクロソフトの「OneDrive」などが猛追する昨今、ビジネスをどう展開していくのか。米Dropboxの共同創業者兼CEO(最高経営責任者)のドリュー・ヒューストン氏が「新経済サミット2017」に登壇。2017年1月に正式リリースした「Dropbox Paper」の優位性を語るとともに、Dropboxのこれまでの軌跡を振り返った。
記事 業務効率化 炎上しないプロジェクトでは「定例会議」をこうやって回している 2017/05/12 プロジェクトを上手に推進していくために、やってはならない行動が二つある。一つは目の前のタスクのことに終始する「木を見て森を見ずな行動」で、もう一つは「自分本位な駆け引きやポジショントーク、マウンティング」行動である。これらは、当人の主観においては「自ら課題を発見し、率先してこれにあたる」という「正しいリーダーシップ」の発露としてあることも多い。にも関わらず、なぜか組織全体の整合性が取りづらい。これが、プロジェクトの難しいところである。この問題を解消するためには、定期的に行われる「定例会議」の仕組みを工夫するのが有効である。
記事 見える化・意思決定 正しい「ブレスト」のルールと進め方、知っておきたい4つの原則 2017/05/11 「ブレインストーミング」という手法は、とても便利なものである。今日の日本社会においても広く普及しているが、その最も効果的な運用方法は、意外とあまり知られていないようだ。むしろ「ちょっとブレストに付き合ってくれませんか」というカジュアルな依頼から会議は始まって、実際には、なんの結論にも到達できない茶飲み話だった、なんていう弊害をもたらしている側面もある。筆者はそれを「ブレスト漂流型会議」と名付けたい。会議を漂流させず、遭難者にならないためには、有能な会議ファシリテーターの的確なナビゲーションが不可欠なのだ。
記事 見える化・意思決定 清須会議に学ぶ、豊臣秀吉の「会議の技術」はなぜ優れているのか 2017/04/14 組織で生きる人間にとって、なぜ会議が存在するのかといえば、それは「利害の調整」のためである。会議とは、時に、参加者達の命運を決める、重要なターニング・ポイントとなることもある。銃弾が飛び血が流れるわけではないが、その過程に着目すると、もはやそれは「戦争」とも言っても過言ではない。今回は「会議という名の戦争」を勝ち抜くための3つの要諦を挙げ、さらに具体的なケース・スタディとして、映画『清須会議』での豊臣秀吉の「会議力」を紹介したい。
記事 見える化・意思決定 大局観とは何か?部分から全体を類推する思考がプロジェクトマネージャーに必要なワケ 2017/04/10 将棋や囲碁、チェスといったボードゲームの優れたプレーヤーは、自らの形勢を正確に判断することで勝利を引き寄せる。こうした形勢判断は、現実社会においてプロジェクトを推進するプロジェクトマネージャーにとっても重要なスキルである。このスキルを磨くには、部分から全体を類推するという「大局観」を鍛えることが重要だ。
記事 情報共有 GitLabが「Gitter」を買収したのは、GitHubに勝つためだ 2017/04/07 GitHub互換のソースコード管理サービスを提供するGitLabは、GitHubなどに対応する開発者向けチャットサービスを提供するGitterを買収すると発表しました。
記事 見える化・意思決定 儀式化した会議を変えるのは、「最強の事前準備」である 2017/04/06 世の中には、既定の方針をただ読み上げるというただの「儀式」のような会議が存在する。討議事項については事前に論じつくされ、意思決定すらもがなされている。それをあたかもなかったかのごとく振る舞って、討議をする素振りをして、参加者にイエスということを強要する。こうした会議を変えるための「事前準備」のコツを解説しよう。
記事 見える化・意思決定 「会議の7パターン」を知れば、無意味な会議はグッと減らせる 2017/03/23 さまざまなクライアントの会議に参加し、また自社の会議も数多くコーディネートしてきた中で、私は会議に「意味」を持たせることが、実は極めて難易度の高いことであるということが分かってきた。人々は、好き好んで茶番劇を演じているのではない。実質的で、実効性のある会議を実現するための「方法論」を持っていないだけなのである。私はこう断言したい。「会議には類型があり、その目的を明確に持ってファシリテートするのであれば、一見して意味のない会議であっても、確実にそれによって組織に良い影響を与えられる」と。
記事 リーダーシップ コロワイド社内報と漫画「ハンター×ハンター」組織論からみた共通点と相違点 2017/03/13 2017年2月、かっぱ寿司や牛角などのチェーン店を展開する外食大手企業「コロワイド」の社内報がWeb上で拡散され、同社会長の過激な発言内容が話題になった。 SNSではその過激さが注目を集めていたが、冷静に全文を読むと、特に「会議」と題された部分の「トップダウン/ボトムアップ」についての記述は非常に興味深いものがある。ここで語られていることの根っこの部分においては、同様の悩みを持つ経営者・マネージャも多いのではないだろうか。この問題を考えるにあたって、本稿では、「トップダウン/ボトムアップ」という論点において深い洞察のもとに物語を描く少年漫画、「HUNTERXHUNTER(ハンター×ハンター)」をご紹介したい。コロワイド社内報とハンターハンター、一見縁遠く思われるこの2つを比較することで、ビジネス社会で日々悪戦苦闘する我々にとって有益なエッセンスを得ることができる。
記事 リーダーシップ 「有能な上司によるトップダウン最強説」は本当なのか 2017/03/07 組織のマネジメントは、トップダウンであるべきか、ボトムアップであるべきか。こうしたことを考えるとき、誰もが「有能な上司によるトップダウン」が最も効率的であるという経験的事実から議論を出発するものである。しかし有能な上司によるトップダウン型のマネジメントとはどのようなものかといえば、頭のなかに描く「セカイ」の精度が高く、それゆえ、指示する際の「目的と手段」が的確である、ということに尽きる。
記事 情報共有 GitHubはエンジニアでなくても便利に使える! 「無料だったら家でも使いたい」 2017/02/24 エンジニアのツールだと思われていたGitHubを組織全体でどうやって使うようにしたのでしょうか? 21日に都内で行われたイベント「Cookpad TechConf 2017」のセッション「組織全体でGitHubを使うようになるまで」で紹介されたその内容を、ダイジェストでまとめました。
記事 情報共有 「クックパッド料理教室」が組織全体でGitHubを使うようになるまで 2017/02/23 クックパッドの子会社である「クックパッド料理教室」では、GitHubの利用をユーザーサポートや料理教室の講師にまで広げることで、組織全体のコミュニケーションを活性化し、働きやすくなるという効果を実現したといいます。
記事 医療IT スマート医療機器、EHR/PHRの導入は進むか、医療ICT活用の現状と課題 2017/02/21 クラウドサービスなどの普及に伴い、医療におけるICTの活用も進んできた。福井大学医学部附属病院の山下芳範 氏とソフトバンクの高橋宏祐 氏、MIT テクノロジーレビュー 編集長の中野克平 氏が、医療従事者と患者(ユーザー)、そしてメディアの立場から、「EHR(電子健康記録)」や「PHR(個人健康記録)」、スマート医療機器といった医療ICTの活用の現状と課題について語り合った。
記事 見える化・意思決定 会議を意味あるものにする「唯一かつ最大の方法」 2017/02/16 会議とは面倒なもので、無意味なもので、時間のムダであると考える人は多い。「案件管理」にしろ「進行管理」にしろ、とかく管理というものは働く人たちにとって嫌われるものである。無意味な報告や、効率化の人々は飽き飽きしている。もちろん、そうしたものがなければ目の前の仕事もないという事実もある。では、こうした状況からどのように脱すれば良いのか。「会議の技術」を磨くことにこそ、その活路はある。会議を意味あるものにする「唯一かつ最大の方法」を紹介しよう。