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- 2017/02/24 掲載
GitHubはエンジニアでなくても便利に使える! 「無料だったら家でも使いたい」
【後編】
ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。
「みんなの場」だから、エンジニアも振る舞いを変える必要がある
GitHubは最初はエンジニアがコミュニケーションをする、そいういうツールでした。けれども、チーム全員がGitHubでコミュニケーションをしようと決めたのだったら、そこはエンジニアの場じゃなくてみんなの場なんですね。だから自分たちも振る舞いを変える必要があります。

エンジニアのコミュニケーションスタイルとそうでないひとのコミュニケーションスタイルってちょっと違ったりするじゃないですか。
こういうことをやった結果、みんなが使ってくれるようになりました。
チームに23人のうちエンジニアが6人で、それ以外の人たちもばんばん使ってくれていますし、社長も使っています。
で、当初は問題になっていたログが残らないとか、作業への割り込みが発生するとかが解消されました。
さらに率直な自分の感想として、すごい働きやすくなったなと思います。

このスライドを作るために、ちょっとユーザーサポートの人にインタビューをしたのですが、「便利になりましたね」って言ってくれて。その人は家庭のタスク管理にアプリを使ってるらしいんですが、「もしGitHubが無料だったら家でもGitHub使いたいです」と言ってくれました。本当に便利だと思ってくれてるんだなあ、やってよかったなあと思いました。
それからサポートエンジニアから「こういう対応をお願いします」とIssueが投げられると、投げた人はそのあとの過程も気にして見るんですね。見ると詳細は分らなくても、こうしたことをやってるんだなあと、だったら自分たちでこういうこともできるんじゃないかなあと、隣のチームへの関心が沸いてくるという、思いがけない効果がありました。

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