記事 新規事業開発 大手化学メーカーのPMの実践事例に学ぶ:経理の人員半減プロジェクトが成功した要因 大手化学メーカーのPMの実践事例に学ぶ:経理の人員半減プロジェクトが成功した要因 2015/10/29 業務改革策(イノベーションロジック:IL)を明確にして、これを意思決定者と握ることで、プロジェクト推進に対して、意思決定者の積極的な関与を引き出すことができ、さまざまな関係者との合意形成課題を意思決定者のリーダーシップによって解決することができる。これを大手化学メーカーのPMの実践事例と併せて解説する。さらにこの勘所の実行に必要なスキル・知識・行動規範として、美辞麗句に惑わされない行動規範、意味解釈のスキル、ILについての事例の知識が必要であることを解説する。この勘所はパワフルであるが、修得にはたゆまぬ努力も必要になる。
記事 M&A・出資・協業・事業承継 アクセンチュアとAWSが新組織「アクセンチュアAWSビジネス・グループ」設立 アクセンチュアとAWSが新組織「アクセンチュアAWSビジネス・グループ」設立 2015/10/26 アクセンチュアとAmazon Web Services, Inc.(以下、AWS)は7日、新組織「アクセンチュアAWSビジネス・グループ」の設立を発表した。
記事 デザイン経営・ブランド・PR ユニリーバは「新興国戦略」の中核になぜ「持続可能性」を据えたのか ユニリーバは「新興国戦略」の中核になぜ「持続可能性」を据えたのか 2015/10/26 企業は市場のグローバル化や、ビジネスを取り巻く環境の変化に対応し、継続的な成長戦略を描いていく必要がある。その中でも現在、グローバル企業の要衝となるのが新興市場だ。アジアやアフリカを中心とする新興市場における成長戦略をどう描くべきか、その中でマーケティングが貢献できるポイントは何か。コトラー・マーケティング・グループ 創設者兼会長のミルトン・コトラー氏、ユニリーバ アジア太平洋代表のマライン・ファン・ティエレン氏、マークプラス 創業者兼CEOのヘルマワン・カルタジャヤ氏らが語った。
記事 業務効率化 「案件の同時処理が得意です」という人の実務能力は疑わしい 「案件の同時処理が得意です」という人の実務能力は疑わしい 2015/10/26 多忙な中にあっても業務が滞らないよう、すばやく頭を切り替え、幾つもの案件を同時に処理できる、いわゆるマルチタスクの能力を備えること。一見それは、ビジネスパーソンとして望ましい姿のように見える。地位が上がり、携わる業務の幅が広がって来ればなおさら、そう感じられるだろう。ところがそれが、間違っているかもしれない。マルチタスクは効率が悪い――という調査結果が、スタンフォード大学の研究からも出ているのだ。筆者は、「マルチタスクは損失を招く」と断言する。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 ソフトバンク孫正義と後継者ニケシュ・アローラが語る、投資をする企業の3つの条件 ソフトバンク孫正義と後継者ニケシュ・アローラが語る、投資をする企業の3つの条件 2015/10/23 ソフトバンクは22日、後継者育成プログラム「ソフトバンクアカデミア」を開講。孫正義社長とその「後継者」とされるニケシュ・アローラ氏が対談し、今後の投資戦略やリーダーシップなどについて語り合った。
記事 経営戦略 近藤正高氏インタビュー:タモリに学ぶ「戦後史」と「愛され力」 近藤正高氏インタビュー:タモリに学ぶ「戦後史」と「愛され力」 2015/10/23 近藤正高『タモリと戦後ニッポン』(講談社現代新書)は、書名通り1945年に生まれた日本を代表するテレビタレントと、敗戦から70年を経た日本を重ね合わせて読み解いた一冊だ。タモリの魅力と背景を通して何が見えてくるのか、著者にうかがった。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 小林製薬の商品名はなぜダジャレなのか? 有名企業のヒットネーミング発想法 小林製薬の商品名はなぜダジャレなのか? 有名企業のヒットネーミング発想法 2015/10/23 商品やサービスを作るにあたって、さまざまな企業が工夫しているのがそのネーミングだ。日本最古の物語「竹取物語」は、洒落(ダジャレ)がふんだんに盛り込まれた作品として知られ、平安時代から永く語り継がれるロングセラーになっている。現代でも、小林製薬やサカタのタネをはじめとして、ダジャレから商品のネーミングが付けられているのはご存知の通りだ。
記事 新規事業開発 サイバーエージェントの新規事業は、女性の“母性愛”に支えられている サイバーエージェントの新規事業は、女性の“母性愛”に支えられている 2015/10/22 サイバーエージェントに入社以来、4社もの新規事業に携わってきた坊垣 佳奈(ぼうがき かな)さん。現在は、グループ会社のサイバーエージェント・クラウドファンディングにて取締役を務めている。今回は、華やかなイメージのあるサイバーエージェントグループにおいて管理職に就く坊垣さんに、会社組織における女性活躍の秘訣を伺った。
記事 営業戦略 日本にスーパー営業マンは1割未満、インサイドセールス自動化は営業活動を変えるか? 日本にスーパー営業マンは1割未満、インサイドセールス自動化は営業活動を変えるか? 2015/10/20 日本の営業担当者は忙しい。マーケティングから見込み顧客発掘、テレアポ、訪問、クロージングまで、1人がやらなければならない仕事が多過ぎるのだ。モノが売れない今の時代、営業力の強化には徹底的な効率化が必要になってくる。今回はインサイドセールスの自動化プラットフォームを展開するWEIC 代表取締役社長 CEO 内山 雄輝氏に、日本企業における営業課題やマーケティングオートメーション(MA)ツール導入のポイントについて話を聞いた。
記事 業務効率化 残業が多い会社が知っておくべき、生産性を高める“ONとOFF”とは? 残業が多い会社が知っておくべき、生産性を高める“ONとOFF”とは? 2015/10/19 日本人は勤勉だ。終業時間になっても仕事が終わっていなければ、居残って片付けようとする。長時間働く真面目さが、社員評価の1つの指標になっている会社も少なくないようだ。しかし、本当にそれでよいのだろうか。能力も経験も異なる多様な人材が働く組織にとって、果たして「時間」は一人一人の人材を適切に評価する軸として、どこまで妥当なのだろうか? 仮に問題があるとしたら、そこに解決策はあるのだろうか。
記事 経営戦略 ライバル企業は、なぜあなたの会社の6倍もデータ分析でイノベーションできているのか ライバル企業は、なぜあなたの会社の6倍もデータ分析でイノベーションできているのか 2015/10/19 ビッグデータをはじめとするデータの分析・活用(アナリティクス)は、すでに多くの企業にとって当たり前になりつつある。先行して取り組んでいる企業は、すでにその成果を享受し、ビジネスの競争力に結びつけている。先進的な取り組みをしている企業は、実際にどのような果実を得ているのだろうか。その内実を明らかにしよう。
記事 経営戦略 クールなスタートアップは今、シリコンバレーを目指さない 篠崎彰彦教授のインフォメーション・エコノミー(67) クールなスタートアップは今、シリコンバレーを目指さない 篠崎彰彦教授のインフォメーション・エコノミー(67) 2015/10/19 米国で新興ハイテク企業の本拠地といえば、もちろんシリコンバレーだ。ところが、最近では、サンフランシスコ市内の魅力が増しているという。現にFintechの代表格とも言われるSquareはサンフランシスコの中心部に本社を移した。その理由は、単に都市の近接性(proximity)がビジネスのやり取りで便利だからというのではない。根底には、充実した生活を求める若いエンジニアの気質とそれに応えようとする企業の行動があるようだ。人材が富を生み出す時代のダイナミズムとは何か、日本の就活事情とは対極にある米国西海岸の動きを現地でみてきた。
記事 経営戦略 新幹線の開発現場で生じた「コロンブスの卵」事例 新幹線の開発現場で生じた「コロンブスの卵」事例 2015/10/19 国土交通省による第14回「日本鉄道賞」に、北陸新幹線が選ばれた。順調に経済効果を挙げている北陸新幹線は、今後ともその活躍が期待される。およそ50年前、世界初の新しい交通機関として日本に誕生した新幹線は、現代もなお、日本経済の牽引車なのだ。それはつまり、新幹線という技術が、つねに時代に遅れを取らず、先へ先へと革新を続けていることの証拠といえよう。こうしたイノベーションは、どのように実現されているのだろうか? インダストリアルデザイナーの筆者が、その現場を語る。
記事 災害対策(DR)・事業継続(BCP) 東大 江崎教授らが語る、企業活動を止めないIT基盤を実現するモバイル・クラウド活用術 東大 江崎教授らが語る、企業活動を止めないIT基盤を実現するモバイル・クラウド活用術 2015/10/16 現在の企業にとってITとビジネスは一体であり、企業活動を止めないIT基盤の確立が急がれている。だが、これには巨額のコストがかかり、限定的な対処にならざるをえないのが現実だった。一方で目先を変えてみると、社員の生産性を高めて機動的なビジネスを行うため、多くの企業でクラウドやモバイルの活用が進んでいる。実はこうしたクラウドやモバイルの技術こそ、IT基盤の継続性を強化していく上での重要な鍵を握っている。
記事 市場調査・リサーチ これを知らなければ、データ分析ツールの導入はムダに終わる これを知らなければ、データ分析ツールの導入はムダに終わる 2015/10/16 データリテラシーの普及活動に努めている筆者は、データ分析においてまず重要なのは、高度な分析スキルを身に着けることでも、統計学の知識があることでもない、とする。しかし同時に、その重要な、ある基本を押さえておかないと、「データ分析」をやっているつもりでもそれは単なる「データ整理」に過ぎず、効果を挙げることはできない、とも言う。その重要なこととは、いったい何だろうか。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 ローカライゼーションの必須要件、日本企業は翻訳のROIを可視化せよ ローカライゼーションの必須要件、日本企業は翻訳のROIを可視化せよ 2015/10/14 海外市場への進出を考える企業がまず取り組むべきは、言語のローカライズ(多言語翻訳)であるといえる。顧客が目にする製品やサービスのWebサイト、オンライン・オフラインの製品マニュアルなど、昨今、顧客との接点はさまざまなところにあるからだ。しかし、業界知識が求められる翻訳業務は専門性が高く、コストや工数、成果物の品質をコントロールすることが難しい。企業がグローバルで勝ち抜くために、この課題を解決することが求められている。
記事 業務効率化 仕事に「ノー」を言う人こそが成功者になれる 仕事に「ノー」を言う人こそが成功者になれる 2015/10/14 人間に等しく与えられた24時間365日を最大限に活用し、生産性の高い、充実した日々を送る…。理想としては誰もが望むところだが、現実にはそう上手く行かないもの。どうしても時間が足りず、仕事でもプライベートでも、やるべきことは山積みだ。となれば、発想を変える必要があるかもしれない。やるべきことが山積みだというが、それは本当だろうか? 「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラーの著書を持つ筆者からの指摘に学ぶ。
記事 デザイン経営・ブランド・PR コトラー教授が語った「マーケティングと資本主義の関係」、問題の本質はどこにあるか コトラー教授が語った「マーケティングと資本主義の関係」、問題の本質はどこにあるか 2015/10/13 マーケティングの父、フィリップ・コトラー教授は、「マーケティングこそが、資本主義が生む供給を吸収するに足る需要を作り出す原動力」と説く。またコトラー教授は、市場志向が高い企業ほど、収益増大、人間重視、環境保護という3つのテーマを追究するという。なぜ企業にとってこうしたテーマが重要なのか。13日より開幕した「ワールド・マーケティング・サミット・ジャパン2015」の基調講演に登壇したコトラー教授が語った。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 道に迷った外国人に声をかけろ! 社員が社員に教えるソフトバンク流の英語教育法 道に迷った外国人に声をかけろ! 社員が社員に教えるソフトバンク流の英語教育法 2015/10/09 ソフトバンクは、一定のスキルを持つ社員を講師として認定し、その実務経験を生かして社内研修の機会を提供する「ソフトバンクユニバーシティ認定講師(ICI)制度」を導入している。今回は、英語に関する社内研修の講師として活躍している同社の草島 一斗氏と長谷川 友理氏、そして人事本部の富田 智晴氏にソフトバンク流の英語教育法の極意についてうかがった。
記事 市場調査・リサーチ 「クラウドソーシング」は8割知っているが「コンシュマライゼーション」は6割知らない 「クラウドソーシング」は8割知っているが「コンシュマライゼーション」は6割知らない 2015/10/08 ノークリサーチは8日、「2015年中堅・中小企業におけるIT関連用語に対する認知と印象に関する調査報告」を発表した。これによれば、中堅・中小企業がIT関連用語に対して抱く印象や認知状況は用語によって大きく異なっていることがわかったという。
記事 経営戦略 秋元 康氏×小山 薫堂氏対談:AKB48、くまモンを生んだヒット企画発想法 秋元 康氏×小山 薫堂氏対談:AKB48、くまモンを生んだヒット企画発想法 2015/10/08 アイドルグループ「AKB48」のプロデューサーとして知られる秋元 康氏と熊本県PRマスコットキャラクター「くまモン」の生みの親である小山 薫堂氏。放送作家からキャリアをスタートし、企画のプロフェッショナルである両氏は、いかにしてヒット企画を生みだしているのか。企画の差別化要因を作るための発想法や、現在手がけている企画の詳細を2人が語った。
記事 経営戦略 ITR 内山悟志氏が語る、デジタルイノベーションを実現する12のパターンと4つの手法 ITR 内山悟志氏が語る、デジタルイノベーションを実現する12のパターンと4つの手法 2015/10/07 企業の基本的な機能はイノベーションとマーケティングだといったのは、経営学の父、ドラッカーだが、企業にとってイノベーションが重要であることには論をまたない。今、これにITの力を活用した「デジタルイノベーション」の創出が、ビジネス部門にとってもIT部門にとっても大きな課題になっている。どのようなプロセスや体制であれば、企業はデジタルイノベーションを創出できるのか。ITR 代表取締役の内山悟志氏が解説する。
記事 新規事業開発 SBイノベンチャー、レッスン開講プラットフォーム事業の新会社「スマートコーチ」設立 SBイノベンチャー、レッスン開講プラットフォーム事業の新会社「スマートコーチ」設立 2015/10/01 ソフトバンクグループで新規事業を手掛けるSBイノベンチャーは10月1日、プライベートスポーツレッスンサービス「スマートコーチ」を運営する新会社「スマートコーチ」を設立したことを発表した。
記事 新規事業開発 DeNAライフサイエンスの「MYCODE」は、なぜ短期間でサービスインできたのか? DeNAライフサイエンスの「MYCODE」は、なぜ短期間でサービスインできたのか? 2015/09/30 DeNAライフサイエンスは2014年8月、個人向け遺伝子検査サービス「MYCODE」という新規事業を開始した。遺伝子情報を取り扱う同サービスには、厳格なセキュリティはもちろんのこと、パーソナライズされた膨大な量コンテンツを効率的に管理する仕組みが求められていた。短期間でのサービスインを実現させるために、同社ではどのように開発プロジェクトを進めていったのだろうか。
記事 経営戦略 進化を止めないGoogle Maps、ドローンや時計などにも“見えない地図”が搭載される 進化を止めないGoogle Maps、ドローンや時計などにも“見えない地図”が搭載される 2015/09/30 近年、GPS機能を持つスマートフォンが浸透し、ビッグデータ活用が現実的になる中で、位置情報はますます重要視される傾向にある。そして、それはさらに“新しい波”へと引き継がれていくという。Google Maps APIは、企業の経営戦略や情報の可視化にいかに役立つのか。「Google Atmosphere Tokyo 2015」で米Google ケン・ホットマー氏が語った。
記事 デザイン経営・ブランド・PR アドビが指南する日本企業のデジタル変革 「一貫性と継続性のある顧客体験」を与えよ アドビが指南する日本企業のデジタル変革 「一貫性と継続性のある顧客体験」を与えよ 2015/09/25 モバイルやソーシャルメディアの普及などにより、顧客の購買行動は変化し、デジタル領域における顧客体験が企業ブランドに占める重要性はますます高まっている。「Adobe Digital Marketing Symposium 2015」では、アドビ システムズ 代表取締役社長の佐分利 ユージン氏、アドビ システムズ デジタルマーケティング事業部門 バイス プレジデントのジョン・メラー氏が日本企業に求められるデジタル変革のあり方を語った。
記事 市場調査・リサーチ あなたの「数字のウソを見抜く力」を試すクイズ9問 あなたの「数字のウソを見抜く力」を試すクイズ9問 2015/09/25 たとえば――「日本での実際のデータによると、たばこを1日に20本吸う人は、1本も吸わない人に比べて10倍肺がんで死亡しやすい」。この文章自体にはウソはないのだが、印象としてのウソがある。この一文では、「したがって、たばこは危険である」と結論することはできないのだ。こうした具体例を通して、数字に惑わされて間違った説得をされないための理解法を、改めて学んでみよう。工学博士の出題によるクイズ形式で、考えてみていただきたい。
記事 新規事業開発 PMが知っておくべきプロジェクト失敗の芽の摘み方 開始前こそ真剣勝負 PMが知っておくべきプロジェクト失敗の芽の摘み方 開始前こそ真剣勝負 2015/09/24 我々は、これまで長い間、顧客のプロジェクト立ち上げやいわゆる超上流を支援してきた。また10年以上にわたって顧客を集めた研究会を通じて、ITマネジメントやプロジェクト立ち上げ事例を議論し、プロジェクト立ち上げの勘所を蓄積してきた。我々データ総研とパートナーであるアクト・コンサルティングは、これを基に協働でシステム化計画の方法論(MRDR方法論)を確立した。本連載では、我々の蓄積の中からイノベーションに値するプロジェクト事例に基づいて、プロジェクト立ち上げの勘所を7つ紹介する。