記事 製造業界 中小製造業の復活、コロナ禍からの「サプライチェーン国内回帰」の可能性は 中小製造業の復活、コロナ禍からの「サプライチェーン国内回帰」の可能性は 2020/06/29 2020年4月の緊急事態宣言下、店頭からマスクが消えたことは記憶に新しい。マスクが不足したその背景には需要の爆発に加えて、国内メーカーの製造拠点が海外へ移転していった、国内産業の空洞化問題がある。新型コロナを契機に起こり得る「サプライチェーンの国内回帰」の可能性を探る。
記事 製造業界 仕事を失ったある町工場が、ノウハウゼロの医療用ガウンを製作するまで 仕事を失ったある町工場が、ノウハウゼロの医療用ガウンを製作するまで 2020/06/25 新型コロナウイルスは、危機的な医療関連品不足を日本にもたらした。マスクは今でこそある程度流通に乗っているものの3、4月はほとんど手に入らず、また治療の現場に不可欠な医療用ガウンはいまだ全国的に不足している。そんな状況を受けて、自転車関連製品を売り出しているある町工場が、マスクと医療用ガウンの製造に踏み切った。まったく未経験の医療品製造をどのように成し遂げたのか。そのエピソードをお伝えする。
記事 製造業界 なぜホンダばかり狙われる? サイバー攻撃で再び工場停止 なぜホンダばかり狙われる? サイバー攻撃で再び工場停止 2020/06/23 6月8日、本田技研工業(ホンダ)がランサムウェア(重要データを暗号化するなどして、その解除に身代金を要求するマルウェア)と見られる攻撃によって各国の拠点のPCがダウンし、工場からの出荷が停止するといったインシデントが報じられた。ホンダは2017年に続いて2度目の被害だ。経済紙などは国家支援型の攻撃を示唆する報道もあるが、本当だろうか。またホンダばかり狙われる理由は?
記事 医療業界 コロナ禍で暴かれた、フリーランスやダブルワーカーの致命的な問題点 コロナ禍で暴かれた、フリーランスやダブルワーカーの致命的な問題点 2020/06/17 ほんの少し前まで「これからの働き方」として脚光を浴びていたギグ・エコノミー(ギグ=単発の仕事をネットを通じて受注する働き方のこと)。ところが新型コロナウイルスの流行により、その脆弱性がさらけ出された。もちろん、Uber Eatsのようにコロナ禍の中で成長したギグ・エコノミーも存在するが、その継続性には疑問が持たれているものも少なくない。さまざまな問題を考慮すると、ギグ・エコノミーの隆盛は早くも終焉を迎えたのだろうか。
記事 製造業界 新「NEV規制」で何が変わったのか? 中国の自動車販売と政府施策の動向 新「NEV規制」で何が変わったのか? 中国の自動車販売と政府施策の動向 2020/06/16 中国では国内で販売、あるいは輸入している自動車のパワートレインを規制するために、現在、2種類の規制をかけている。その1つが「NEV規制」であり、もう1つが「CAFC規制」だ。本稿ではそのうち、2021年以降に適用される予定の新「NEV(新エネルギー車)規制」の詳細とその影響について解説していこう。
記事 製造業界 アフターコロナ/ウィズコロナにおける第4次産業革命、今後の製造業DXのポイントは アフターコロナ/ウィズコロナにおける第4次産業革命、今後の製造業DXのポイントは 2020/06/02 今、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中のさまざまな活動に多大な影響を及ぼしています。ヒトの対面でのコミュニケーションを前提としたビジネスの弱さや、グローバル・サプライチェーンの分断による生産停止リスクなどが露呈されていますが、今回のようなパンデミックに対して十分な備えができていた企業はほとんど無いと思われます。終息の見通しはいまだ不透明ですが、今後「Withコロナ」や「Afterコロナ」を見据えた事業活動の見直し、転換をはかろうとする動きが加速していくでしょう。新型コロナは世界をデジタル化へと突き動かし、第4次産業革命、デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みにも少なからず影響をもたらしていきます。
記事 製造業界 ベトナムが日本の重要パートナーとなりうるワケ、チャイナ・プラスワンで増す存在感 ベトナムが日本の重要パートナーとなりうるワケ、チャイナ・プラスワンで増す存在感 2020/05/29 ベトナムは国民の平均年齢が31歳と若く、労働人口も多いことから、経済成長が期待されている国の1つです。安価で豊富な労働力を背景に、輸出志向型製造業の生産拠点として外資企業の進出が活発で、今後は消費市場としても大いに期待されているほか、「チャイナ・プラスワン」の担い手としても期待されています。一方で、ベトナムは東南アジア諸国連合(ASEAN)の中の後発国とされ、第4次産業革命に伴って甚大な影響を受けることが予想されます。今回はこのベトナムの経済発展と第4次産業革命の取り組み、日本との連携の動きについて取り上げます。
記事 製造業界 レクサスのハッキングも…「改正道路運送車両法」は“スマホ化”する車をどう守る? レクサスのハッキングも…「改正道路運送車両法」は“スマホ化”する車をどう守る? 2020/05/25 2020年3月末、中国の大手IT企業テンセントが、トヨタ自動車のレクサスをハッキングしたことは記憶に新しい。そうした中で5月24日、「改正道路運送車両法」が公布された。主な改正ポイントはレベル3自動運転に関するもので、先のレクサスはもちろん、いまのところ国産乗用車で改正法に準拠しなければならない量産市販車両は存在しない。だが、自動運転車両に対するハッキング対策としてセキュリティ機能とファームウェア更新機能が保安基準に明記された点は大きい。この2つは今後の車両開発や販売戦略に欠かせない要素といえる。
記事 製造業界 苦境の町工場、しかし「人工呼吸器」製造には踏み切れない理由 苦境の町工場、しかし「人工呼吸器」製造には踏み切れない理由 2020/05/21 新型コロナウイルスによる製造業への影響は日々、深刻度を増し、もともと体力のない町工場への影響はとりわけ甚大だ。売上の30%を失った町工場もあれば、長期的な売上がすべてなくなった町工場もある。この苦境を乗り切るための打開策として「人工呼吸器」製造への参入も考えられるが……。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス ホリエモンが語る、「宇宙開発が、日本の次世代基幹産業となる」ワケとは ホリエモンが語る、「宇宙開発が、日本の次世代基幹産業となる」ワケとは 2020/05/20 宇宙と聞いて何を思い浮かべるだろうか──。「スターウォーズ」や「アポロ13」、「宇宙兄弟」などの世界だろうか? 多くの人が宇宙に対して抱くイメージは、私たち一般人には縁遠い場所、まだまだ未来の世界の話というものではないだろうか。しかし、実業家の堀江貴文氏によれば「宇宙は身近な存在だ」という。2020年4月、そんな堀江氏の宇宙開発にかける思いを綴った新著「ゼロからはじめる力 空想を現実化する僕らの方法」の出版記念イベントが開催された。残念ながら5月2日の打ち上げは延期となってしまったが、同オンラインイベントで堀江氏は日本の次世代基幹産業になりうる宇宙産業に対する想いを語った。
記事 製造業界 EV(電気自動車)普及で最大課題の「充電インフラ」、世界的にどう広がっていくのか EV(電気自動車)普及で最大課題の「充電インフラ」、世界的にどう広がっていくのか 2020/05/20 環境規制の問題から、BEV(バッテリー電気自動車)やPHEV(プラグイン・ハイブリッド電気自動車)に注目が集まる。しかし、バッテリーへの充電インフラが十分に整備されていないなど、本格普及には高いハードルがある。一方で、IHSマークイットの調査によれば、中国や欧州ではプラグイン車の生産台数は1100万台にのぼる見込みだ。自動車関連の調査と分析に強い同社のオートモーティブ・サプライチェーン・アンド・テクノロジー プリンシパルリサーチアナリスト 安宅広史氏に、EV普及の現在と今後の見通しについて話を聞いた。
記事 製造業界 コロナと共存する「ニューノーマル」時代、日本流データ駆動型ものづくり企業を目指せ コロナと共存する「ニューノーマル」時代、日本流データ駆動型ものづくり企業を目指せ 2020/05/18 いまだ衰えない新型コロナウイルス。感染のピークを過ぎている地域では、ロックダウンが解除されましたが、第二波、第三波が訪れることも考えられます。5月12日に発表されたトヨタの決算では、来期の営業利益が8割減になるという衝撃の見通しが明らかになり、豊田章男社長は「新型コロナはリーマン・ショックよりもインパクトが大きい」と語っています。こうした中で日本のものづくりが生き残るための戦略とはどのようなものでしょうか。本稿ではコロナとの併存が当たり前になる「ニューノーマル」時代の状況を見定めつつ、日本の製造業が引き続き勝ち抜くための道筋を考察します。
記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 プラントや自動車など4事例から学ぶ、「エッジコンピューティング導入」の勘所 プラントや自動車など4事例から学ぶ、「エッジコンピューティング導入」の勘所 2020/05/11 IoT(Internet of Things)が進展している。IHS Technologyでは、世界におけるIoTデバイス数は、2020年末には400億個を超えると予測している。IoTの普及で高まるのがエッジコンピューティングだ。特に製造業を中心とした産業領域でエッジコンピューティングの需要が高まっている。製造現場での自動化、無人化が進む中、ミッションクリティカルな現場を支えるITインフラとして、エッジコンピューティングは何が求められるのだろうか。
記事 製造業界 コネクテッドカー市場を詳解、5Gやテレマティクス、第3世代「V2X」の動向は? コネクテッドカー市場を詳解、5Gやテレマティクス、第3世代「V2X」の動向は? 2020/05/07 自動車業界で起きている「CASE(コネクテッド・自動運転・シェアリング・電動化)」の潮流の中で、特に大きな影響を与えるのが「コネクテッドカー」だろう。コネクテッドカーは今後、どのように普及していくのだろうか。英調査会社のIHSマークイットでシニアアナリストを務めるHawon Lee氏が、コネクテッドカー関連機器の最新動向と将来予測、さらに関連プレイヤーの新たなビジネス商機などを解説する。
記事 製造業界 “コロナ前”から苦しかった中小製造業、現場は悲鳴「加速度的に廃業が増える」 “コロナ前”から苦しかった中小製造業、現場は悲鳴「加速度的に廃業が増える」 2020/04/30 とどまるところを見せない新型コロナウイルスの影響。今や悪影響を受けていない業界はないと言っても言い過ぎではないだろう。日本の発展を長らく下支えしてきた、製造業もしかりだ。特に中小の製造業は、もともと体力がない企業も少なくないため、政府による早期の支援が必要不可欠である。中小の製造業が望む支援とはどのようなものか、製造業を取り巻く現状とともにお伝えする。
記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 「エッジコンピューティング導入」には何が必要? 工場のデジタル化を実現するには 「エッジコンピューティング導入」には何が必要? 工場のデジタル化を実現するには 2020/04/27 製造業をはじめ、あらゆる業種でIoTの取り組みが進んでいる。増大、大容量化するセンサーデータを活用すべく、センサーの近くでデータを分散処理するエッジコンピューティングの重要性が高まっている一方、導入を推進する上で「投資対効果」「スキル不足」「セキュリティの懸念」などの現場の課題も聞かれる。どのような環境ならこうした課題を解決できるのだろうか。
記事 経営戦略 島津製作所の創業者、「日本初」尽くめの発明家“親子”が残したもの 島津製作所の創業者、「日本初」尽くめの発明家“親子”が残したもの 2020/04/27 2020年4月10日、計測機器・医療機器メーカーで知られる島津製作所が、検査時間を大幅に短縮できる新型コロナウイルス向けの検査キットを20日から発売すると発表し、注目されました。島津製作所は100年を超える歴史を誇り、今日の数ある京都ハイテク企業の源流とも言われています。同社を創業、発展させたのは「京都で新しいことがあると必ず島津さんの名が出る」と言われた初代 島津源蔵氏、そして「日本のエジソン」ともうたわれた二代目 島津源蔵氏の親子です。親子二代の物語を見ていきます。
記事 製造業界 製造業は新型コロナとの共存を見据えた「リスク回避型バリューチェーン」を構築せよ 製造業は新型コロナとの共存を見据えた「リスク回避型バリューチェーン」を構築せよ 2020/04/23 世界的に猛威を振るう新型コロナウイルス。同ウイルスとの戦いが長期化するという見通しの中、多くの製造業でサプライチェーンの分断化による生産停止など多大な被害が発生しています。悲惨な状況下でも生産を止めないためのリスク回避策に乗り出す企業も増えています。今回は実際に検討を進めている製造業の参考となるよう、各社の復興計画の具体例などを紹介します。
記事 製造業界 EUのデジタル戦略を解説、米中に対抗するために注目した“データ”とは? EUのデジタル戦略を解説、米中に対抗するために注目した“データ”とは? 2020/04/21 欧州連合(EU)の欧州委員会は2020年2月19日、人工知能(AI)などを対象に、今後10年間とさらにその先を見据えた画期的なデジタル戦略を発表しました。この戦略には、EU圏の企業が産業データを共有できる制度を構築することでAI開発での産業データ活用を進める狙いがあります。また、個人データを押さえつつある米国の巨大IT企業や中国企業への対抗措置の意味も持っています。今回は、EUにおける産業データの活用やテクノロジー企業の成長を後押しする、この戦略と方針について解説します。
記事 建設・土木・建築 「小型建機」市場が大躍進、コマツや日立以上に期待の “建機のベンツ”とは? 「小型建機」市場が大躍進、コマツや日立以上に期待の “建機のベンツ”とは? 2020/04/13 2010年代、建設機械で特に大きく伸びたジャンルが「小型・ミニ建機」だ。最大手の小松製作所(コマツ)や日立建機もこの分野を戦略的に強化しているが、輸出の躍進を引っ張った主役が、長野県の竹内製作所だった。2020年代も国土強靱(きょうじん)化、人手不足対応、電動化、新興国市場の立ち上がりなど、小型・ミニ建機の成長を後押しする要素は尽きない。小型・ミニ建機をめぐるこれまでの10年と今後の展望を解説する。
記事 環境対応・省エネ・GX 貝殻が地球を救う? 日本人が最も食べる貝「ホタテとカキ」に熱視線 貝殻が地球を救う? 日本人が最も食べる貝「ホタテとカキ」に熱視線 2020/04/06 1 日本人が食べる「貝」は、養殖のホタテとカキが突出してトップ争いをしている。近年、その貝殻のリサイクル利用が大きく進んでいる。ホタテの貝殻からは、バイオプラスチックの割り箸や使い捨て食器、抗菌剤などがつくられ、カキの貝殻からは、ボルダリング競技の滑り止めなどが生まれている。カキ由来の土壌改良剤を使った水田でブランド米と日本酒までつくったプロジェクトもある。貝殻は、環境問題の解決に貢献して地球を救えるか?
記事 経営戦略 【解説】トヨタのモビリティ戦略、なぜクルマ以外に注力するのか 【解説】トヨタのモビリティ戦略、なぜクルマ以外に注力するのか 2020/04/02 トヨタ自動車が目覚ましい勢いで進化をしている。3月24日にNTTとの資本業務提携の合意を発表。ソフトバンクとのタッグ、MaaSアプリの開発、定額制やシェアリングの導入に加え、まちづくりにも乗り出そうとしている。「クルマを作る会社」だったトヨタは、なぜ「モビリティカンパニー」に変貌しようとしているのか? 現時点での具体的な動きを紹介しながら考えていきたい。
記事 製造業界 自動車生産市場は新型コロナでどのような影響を受けるのか? 悲観的な2020年の行方 自動車生産市場は新型コロナでどのような影響を受けるのか? 悲観的な2020年の行方 2020/04/01 自動車業界の厳しさが、ますます加速している。2019年の自動車生産は米中の貿易戦争や環境問題に対する法規制の影響などで急減していたが、2020年も新型コロナウイルスの発生で悲観的な状況となってきた。IHSマークイットのビークル生産フォーキャスト ディレクター、Mark Fulthorpe氏らが、新型コロナウイルスの影響を踏まえながら「自動車の世界生産展望」をテーマについて解説した。
記事 AI・生成AI キユーピーがAIを“協調領域”に用いたワケ、差別化ではなく「食品業界全体のために」 キユーピーがAIを“協調領域”に用いたワケ、差別化ではなく「食品業界全体のために」 2020/03/26 それは、“One for All、All for one”の精神で成功させたAI導入プロジェクトだった。2020年2月、東京・JPタワー ホール&カンファレンスで開催されたブレインパッド主催「DOORS BrainPad DX Conference」に、キユーピーが登場した。同社は食品業界全体の課題解決を期して、不良品検出精度100%のAI画像原料検査装置を開発。同社 生産本部 生産技術部 未来技術推進担当 部長 荻野武氏が、オープンイノベーションとして取り組んだプロジェクトの裏側を明かした。AIを“競争領域”ではなく“協調領域”とみなした理由とは。
記事 製造業界 中国の“現代版シルクロード”構想から学ぶ、日本製造業のこれからの勝ち筋 中国の“現代版シルクロード”構想から学ぶ、日本製造業のこれからの勝ち筋 2020/03/26 現在、中国では2013年に習国家主席が提唱した広域経済圏構想である「一帯一路」(OBOR:One Belt, One Road)に基づき、インフラ整備や通商拠点の整備が進められています。第4次産業革命に向けた国家政策である「中国製造2025」や「互聯網+(インターネットプラス)」により輸出品の高付加価値化に向けたスピードアップを図るとともに、「一帯一路」により新たな経済圏の確立や関係各国間の相互理解を推進することで、中国製品の輸出強化へつなげる狙いがあると見られています。今回は、中国が主導する現代版シルクロード経済圏構想とも言われるこの「一帯一路」の戦略とその動向について取り上げます。
記事 製造業界 2020年の自動車販売はどうなる? 新型コロナや原油安でどこまで減少するのか? 2020年の自動車販売はどうなる? 新型コロナや原油安でどこまで減少するのか? 2020/03/18 2019年は世界の自動車販売台数が大きく減少した年だった。2020年に入ってからも新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックといった不測の事態も発生し、さらに不透明感が増している。今後の自動車業界はどうなるのか? IHSマークイット オートモーティブのHenner Lehne氏が自動車販売の世界展望について解説した。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 「KIOXIA SSDフォーラム2020」レポート 茂木健一郎氏も雄弁「今は人の変革期」 「KIOXIA SSDフォーラム2020」レポート 茂木健一郎氏も雄弁「今は人の変革期」 2020/03/16 データは記憶だ。あらゆるモノがインターネットにつながる今、あらゆる記憶がデータとなって残されている。2019年10月、東芝メモリから社名変更したキオクシアは、“「記憶」で世界をおもしろくする”をミッションに掲げている。常に業界でのリーダーシップを発揮して技術革新を起こし続けてきた同社を取り巻く、急速に拡大を続けるデータセンター市場、企業のDXを背景に伸長しているSSDの最新市場・技術動向などを紹介する。
記事 AI・生成AI 「KIOXIA SSDフォーラム 2020」レポート 2020年 手塚治虫が生きていたら、何を描く? 「KIOXIA SSDフォーラム 2020」レポート 2020年 手塚治虫が生きていたら、何を描く? 2020/03/16 東芝メモリから社名変更したキオクシアが、「Driving Transformation」をテーマに2020年1月「KIOXIA SSDフォーラム2020」を行った。キオクシアの常務執行役員 SSD事業部長である横塚 賢志氏は、IoTやDX(Digital Transformation)の潮流にフラッシュメモリが大きく貢献しており、フラッシュメモリやSSDの市場・技術動向などを紹介する目的でフォーラムを開催したと語った。
記事 3Dプリンティング 3Dバイオプリンティングが実用化、皮膚に直接プリントする3Dプリンターは何ができる? 3Dバイオプリンティングが実用化、皮膚に直接プリントする3Dプリンターは何ができる? 2020/03/10 やけどその他で皮膚に損傷がある人に対し、片手で持てるデバイスで人工皮膚を直接プリントして治療するという方法が注目されている。デバイスそのものが開発されたのは2018年だが、2020年に入り真皮層まで達した深い損傷に対応する治験を豚で開始し、満足できる結果が出ているという。このような人工皮膚の開発は世界でも進んでいるほか、人間の臓器や体の一部をプリントするという試みも広がっている。
記事 製造業界 30年、トヨタの変革に挑み続けた男が語る 巨大組織ゆえの苦難と4つの教訓 30年、トヨタの変革に挑み続けた男が語る 巨大組織ゆえの苦難と4つの教訓 2020/03/02 「自動車業界が100年に一度の大変革時代を迎えている」と語った豊田章男 取締役社長の指揮の元、現在トヨタ自動車は「モビリティカンパニー」への道を進んでいる。そんなトヨタにおいて、1991年の入社以来、業務変革を志し続けてきたのが同社 コネクティッドカンパニー e-TOYOTA部 担当部長 佐々木 英彦氏だ。2020年1月、「DXデジタル変革時代のデータ活用・分析セミナー2020」に登壇した佐々木氏はその苦難と、現在の取り組みを語った。