記事 自動車・モビリティ 躍進「テスラ」と苦悩する「フォルクスワーゲン」、終焉を迎えた過去のビジネスモデル 躍進「テスラ」と苦悩する「フォルクスワーゲン」、終焉を迎えた過去のビジネスモデル 2025/01/17 近年のデジタル技術の導入で、飛躍的な進化を遂げた製造業の製品開発。さらにこの先も加速するソフトウェアの進化やDXの進展によって、一層大きな転換点が訪れると予測されている。たとえば、テスラの躍進には目を見張るものがあるが一方、フォルクスワーゲンは24年10月末に大幅減益が報じられた。グローバルの市場で生き残るために、日本の製造業が変えるべきことは何か。アーサー・ディ・リトル・ジャパン プリンシパルの濱田 研一氏が、デジタル技術導入に伴う製品開発の進化の歴史を踏まえながら、新たな価値創出に向けた仕組みの変革について語る。
記事 次世代電池 中国のCATLとは何者?「最強の電池メーカー」の事業・強み・市場シェアを解説 中国のCATLとは何者?「最強の電池メーカー」の事業・強み・市場シェアを解説 2025/01/08 13 電気自動車(EV)やハイブリッド車の増加に伴い、車載用リチウムイオン電池の市場規模は急激に拡大している。2021年には前年比約120%の成長を見せ、2030年には2021年の約3倍の規模になると予想されている。そんな車載電池市場で躍進するのが、2011年に創業した中国の電池メーカーであるCATL(寧徳時代新能源科技)だ。2023年に実施された調査によると、世界シェアの約37%を占め、2位以下を大きく突き放している。本記事では、CATLはどのような強みを持つ企業なのか、なぜ短期間で世界シェアトップに上り詰めることができたのか、日本企業との関係や今後の展望についても解説する。
記事 自動車・モビリティ 好調スズキ「1人勝ち」の理由とは?トヨタ・日産が低迷でも関係なし…強さの秘密とは 好調スズキ「1人勝ち」の理由とは?トヨタ・日産が低迷でも関係なし…強さの秘密とは 2024/12/19 17 2024年の終わりも見えた11月、自動車メーカー各社から第2四半期決算が発表され、2025年3月期見通しの修正も行われました。それらの内容を見ると、9000人のリストラを明らかにした日産を筆頭に、販売台数の下方修正など、どれもパッとしないものばかり。王者トヨタでさえ、販売台数の見通しを前年よりも落とすという状況にあります。そうした中で、絶好調なのがスズキです。本記事では、「スズキ1人勝ち」の理由に迫ります。
記事 EV(電気自動車) 軽商用EVに見るホンダの「超本気」EVシフト、三菱商事との協業に潜む「狙い」とは 軽商用EVに見るホンダの「超本気」EVシフト、三菱商事との協業に潜む「狙い」とは 2024/12/17 13 本田技研工業(以下、ホンダ)から今年10月、軽商用EV(電気自動車)の「N-VANe:(エヌバン イー)」が発売された。2040年に新車販売におけるEVとFCV(燃料電池車)比率を100%にすることを掲げて以降、ホンダとして初の商用EVとなる同車種を詳しく見ていくと、ホンダのEVシフトに対する「本気度」が見えてくる。同車種の特徴や性能に加え、EV関連事業での三菱商事との新会社設立の背景についても、モータージャーナリストの御堀直嗣氏が解説する。
記事 自動車・モビリティ ZEV規制とは何か、トランプ再選で激変しそうな「脱炭素に向けた自動車規制」の中身 ZEV規制とは何か、トランプ再選で激変しそうな「脱炭素に向けた自動車規制」の中身 2024/12/09 13 ZEV(ゼブ:Zero Emission Vehicle)規制とは、1990年代初頭に米国のカリフォルニア州で初めて導入された、ゼロ・エミッション車両(ZEV)の普及を目指す規制だ。トヨタやホンダといった日本の自動車も規制対象となっているが、近年は米国だけでなく世界各地で普及が進められている。日本ではハイブリッド(HV)車を中心に導入が進み、EVやプラグインハイブリッド自動車(PHEV)などは国や自治体からの補助金交付もある。一方、米大統領にトランプ氏が再選したことでZEV規制への影響が懸念されている。本記事では、ZEV規制やZEVの基礎知識をはじめ、日本や世界の現状、課題についてわかりやすく解説する。
記事 製造業セキュリティ セキュリティ専門家 名和氏が解説、日本企業型の「社内訓練」が機能しない心理的理由 セキュリティ専門家 名和氏が解説、日本企業型の「社内訓練」が機能しない心理的理由 2024/12/04 近年、サイバー攻撃の手法はますます多様化・高度化しており、従来のセキュリティ対策だけでは対応が難しくなっている。サイバー攻撃の被害が後を絶たない時代において、企業ではどのようなセキュリティ対策を講じるべきなのか。日本政府に対してセキュリティに関するアドバイスを実施している名和利男氏に、日本のセキュリティ対策の現状や課題、今後求められるセキュリティ対策について話を聞いた。
記事 自動車・モビリティ すべてイーロンの「計略どおり」、トランプ政権入りで「テスラ」が得られるものとは すべてイーロンの「計略どおり」、トランプ政権入りで「テスラ」が得られるものとは 2024/12/03 22 トランプ次期政権入りが決まり、その言動に一層注目が集まるイーロン・マスク氏。同氏がCEOを務めるテスラにとっては好材料がそろい、株価も高値を維持しているが、トランプ氏に賭けたマスク氏の「本当の狙い」はどこにあるのだろうか。10月に実施したロボタクシー「サイバーキャブ」発表の場での発言には、マスク氏が描く未来が透けて見えていたが、新政権と相いれない主張も存在する。新政権入りでテスラが得られるものとは何か。
記事 製造業セキュリティ 狙われる自動車業界…自工会・部工会の「サイバーセキュリティガイドライン」実践の肝 狙われる自動車業界…自工会・部工会の「サイバーセキュリティガイドライン」実践の肝 2024/11/29 自動車業界は、電動化技術の進化や自動運転技術の実用化など革新的な発展を遂げている一方で、サイバー攻撃のリスクがかつてないほど増大している。特にここ数年では、ランサムウェア攻撃による業務停止などの被害が相次いでいる。自動車業界のサイバーセキュリティに詳しいデジパートナーズ(元グローカルビジネスソリューションズ代表取締役社長)白岡健氏が、自動車業界のセキュリティの現状および業界ガイドライン対応のポイントについて語った。
記事 設計・開発・生産準備 自動車工場「生産ラインの全体像」を5分解説、生産量を決める“ある工程”とは? 自動車工場「生産ラインの全体像」を5分解説、生産量を決める“ある工程”とは? 2024/11/26 22 国内外あらゆる業界の生産ラインに対し、独自のノウハウで計画提案から設備据付・保守までのサービスを提供するティーネットジャパン。そんな生産ラインの専門集団とも言えるティーネットジャパン AES事業部の浅井寛氏が、自動車工場の生産ラインの全体像、生産ラインのエンジニアリングの考え方のポイントなどについて解説します。
記事 中堅中小企業・ベンチャー 埼玉秩父の部品メーカーが「アプリ70超」内製開発、秘訣が「怖いお父さんはNG」の意味 埼玉秩父の部品メーカーが「アプリ70超」内製開発、秘訣が「怖いお父さんはNG」の意味 2024/11/20 41 松本興産は、地方の中小企業でありながら、DX推進で高い評価を受けている。社員の自主性を尊重したリスキリングやアプリ開発による業務改善を推進し、今では複数の賞を受賞するにまで成長を遂げた。特に、ローコードによるアプリの内製化では、計70超のアプリを開発し、業務時間は約3万時間から1万時間以内に削減、関連経費も4,190万円の削減を達成した。なぜ中小企業でもこれだけの成果を挙げられたのだろうか。今回、同社取締役の松本 めぐみ氏に、DXの取り組み内容や成功の秘訣について話を聞いた。
記事 自動車・モビリティ 「日産自動車」版ChatGPTの知られざる中身、担当者が語る「RAG活用も始めた」最新動向 「日産自動車」版ChatGPTの知られざる中身、担当者が語る「RAG活用も始めた」最新動向 2024/11/15 日産自動車では2021年度から、「Intelligent Automation」という名称のDX活動を開始している。その一環として、2023年11月に社内版ChatGPTの「Nissan AI-Chat」をリリース。2024年度には、RAG(Retrieval-augmented generation:検索拡張生成)を活用した社内文書検索などの取り組みを進めている。そこで今回、日産自動車のコーポレートV-up・組織開発部 課長代理職 植村 羊平氏に、Nissan AI-Chatの取り組み内容などについて、詳しく語ってもらった。
記事 EV(電気自動車) 中国EVメーカー「Xpeng(シャオペン)」とは何者?株価・販売台数、X9ら全車種を解説 中国EVメーカー「Xpeng(シャオペン)」とは何者?株価・販売台数、X9ら全車種を解説 2024/11/15 15 Xpeng(小鵬汽車:シャオペン)は、中国の広州に本社を構えるEVメーカーである。NIO(上海蔚来汽車:ニオ)、Li Auto(理想汽車:リ・オート)と並ぶ新興EVメーカーとして、中国における自動運転を主導する存在だ。2018年に発売したモデル「XPENG G3」を皮切りに、自社開発のシステムを活用したさまざまなモデルを販売しているほか、空飛ぶクルマの開発にも注力している。そんなXpengはどのような強みを持ち、どのように成長を遂げてきたのか。本記事では、Xpengの歴史、市場ポジションや今後の動向などをまとめて解説する。
記事 エネルギー・電力 創業来の大ピンチ?フォルクスワーゲン「大幅減益」の理由、足を引っ張る…意外な原因 創業来の大ピンチ?フォルクスワーゲン「大幅減益」の理由、足を引っ張る…意外な原因 2024/11/14 21 2024年10月末、フォルクスワーゲンの大幅減益が報じられた。創業87年の歴史の中で、初めて自国の工場を閉鎖し、数千人の雇用削減に動く可能性が出てきているなど、同社経営に異変が起きている。なぜこれほど苦しんでいるのだろうか。調べてみると、ビジネスを展開する土地(ドイツ)に起因する意外すぎる原因があった。
記事 中堅中小企業・ベンチャー 3カ月で30人退職…埼玉秩父の製造会社が「暗黒期」から脱却できた「独特な人材戦略」 3カ月で30人退職…埼玉秩父の製造会社が「暗黒期」から脱却できた「独特な人材戦略」 2024/11/13 39 企業の成長に直結する人材戦略をどう成功させるか──そのヒントが、埼玉県秩父郡の金属部品メーカー、松本興産にある。同社は独自の人材戦略によって、最悪とも言える社内の雰囲気からの脱却を遂げた。社内の雰囲気を改善させたのに加え、生産性向上や業績アップも実現。そこで今回、同社取締役の松本 めぐみ氏に、人材戦略の中身と、成功の秘訣について話を聞いた。
記事 EV(電気自動車) 中国EVメーカー「NIO(ニオ)」とは何者か? 想像より凄い…事業内容や売上を徹底解説 中国EVメーカー「NIO(ニオ)」とは何者か? 想像より凄い…事業内容や売上を徹底解説 2024/11/11 24 中国のEVメーカー「NIO(上海蔚来汽車:ニオ)」は、その高い自動運転技術や高価な車種ラインナップから「中国版テスラ」と呼ばれるなど、世界のEV市場において注目の存在だ。同社がここまで成長している理由はどこにあるのか。本記事では、NIOの基本情報をはじめ、株価・売上・シェアから見た市場ポジション、展開する車種ラインナップや今後の展望について解説する。
記事 自動車・モビリティ SDV世界ランキング:1位はやっぱりテスラ、「予想外」のトップ5はどこ? 日本は… SDV世界ランキング:1位はやっぱりテスラ、「予想外」のトップ5はどこ? 日本は… 2024/11/08 27 ソフトウェアが自動車の機能や性能を定義する「SDV」。元々はテスラが考案し、これからの車の常識になると世界で注目されるSDVは、日本でもトヨタをはじめホンダや日産など主要な自動車メーカーが取り組んでいる。このSDVに関して、米調査会社Wards Intelligenceは各社の先進度を測る「SDVスコアランキング」を毎年発表している。2024年の上位5位は、2023年とはまったく異なる顔ぶれとなった。
記事 EV(電気自動車) ついにお披露目テスラ「ロボタクシー」、普及実現で「社会を変える」と断言できるワケ ついにお披露目テスラ「ロボタクシー」、普及実現で「社会を変える」と断言できるワケ 2024/10/30 32 (株)クボタ 堺製造所 生産技術第一部 本機生産技術課 宮田優樹 テスラは電気自動車としてだけでなく、IT、AI技術を使用し、生活をより豊かにすることを目指してるんですね。大統領選、イーロン・マスクさんの動向が気になります
記事 自動車・モビリティ いすゞ自動車にも抜かれた?低迷する「日産自動車」の利益大幅減を招いた“ある原因” いすゞ自動車にも抜かれた?低迷する「日産自動車」の利益大幅減を招いた“ある原因” 2024/10/28 24 かつてトヨタ自動車や本田技研工業に次ぐ時価総額を誇り、国内自動車メーカーの上位に位置していた日産自動車。しかし、ここ数年は株価低迷が続き、スズキやSUBARUに追い抜かれ、提携関係にあったルノー(仏)に逆転されてしまいました。なぜ、日産の株価は下がり続けているのでしょうか。逆転の可能性を探ります。
記事 自動車・モビリティ “事故後”に役立ってももう遅い、未然に防ぐ「AIドラレコ」活用術を事例で解説 “事故後”に役立ってももう遅い、未然に防ぐ「AIドラレコ」活用術を事例で解説 2024/10/25 ドライブレコーダーの普及とSNSの発達により、“煽り運転”などの乱暴な運転や危険な運転はすぐに可視化され、拡散されるようになった。業務で車を扱う企業にとっては、これまで以上に安全管理に気を配らなければ、思わぬリスクを背負う時代になっている。しかし通常のドライブレコーダーでは、事故後に役立つことはあっても事故を未然に防ぐことはできない。そこで本記事では、近年社用車の安全管理で注目を集める「AIドラレコ」について、その有効性や導入のポイントについて、大手製薬会社や大手流通業社の事例などを交えながら解説する。
記事 EV(電気自動車) シャープにとってEVが「最後のピース」だったワケ、すべてがリンクするエネルギー戦略 シャープにとってEVが「最後のピース」だったワケ、すべてがリンクするエネルギー戦略 2024/10/24 25 9月に発表したEVコンセプトモデル「LDK+」が話題を呼んだシャープ。家電大手である同社にとって初めてEVであることに注目が集まったが、「LDK+」のコンセプトをひも解くと、これまで同社が取り組んできた数々の事業において、EVが「最後のピース」であったことが伺える。シャープが構築しようとしている独自のエコシステムとは。
記事 自動車・モビリティ 中嶋悟に安東アナが聞く「自動車の未来」、伝説レーサーは車の社会課題をどう見ている? 中嶋悟に安東アナが聞く「自動車の未来」、伝説レーサーは車の社会課題をどう見ている? 2024/10/22 デジタル技術を駆使した変革が進む自動車業界。自動運転や安全性を向上させる方向にあるものの、2023年に国内で発生した交通事故の件数は前年度から増加した。また、物流業界のドライバー不足や高齢者の免許返納など、自動車に関する社会問題は依然として山積している。元F1ドライバーで現在も後進の育成に励んでいる中嶋悟氏は、こうした現状をどのように捉え、未来を見据えているのか。自動車愛好家としても知られるフリーアナウンサーの安東弘樹氏が話を聞いた。
記事 自動車・モビリティ 【恐怖】死亡事故を疑似体験……運転教育のプロが教える「交通事故をなくす指導法」 【恐怖】死亡事故を疑似体験……運転教育のプロが教える「交通事故をなくす指導法」 2024/10/17 「クルマ」を利用するすべての企業において交通事故防止は重要課題だ。一度でも大きな事故を起こせば、加害者・被害者ともにその後の人生を大きく変える上、会社としても人・金の損害を被り、社会的責任も問われる。だが、単に「注意しましょう」と伝えるだけでは事故は減らない。交通事故防止および運転者教育関連事業を展開するディ・クリエイトの代表取締役 上西 一美氏は、交通事故防止のキーワードとして「ドライブレコーダー(ドラレコ)」「数値化」「習慣化」「DX」を挙げる。これらによってどう事故防止につなげるのか。上西氏に、事故防止の指導法について語ってもらった。
記事 自動車・モビリティ ダイハツの“泥臭すぎる”AI活用、たった3人で始まった「3つの取り組みと特大成果」 ダイハツの“泥臭すぎる”AI活用、たった3人で始まった「3つの取り組みと特大成果」 2024/10/16 あらゆるビジネスシーンで活用が進むAI。自動車業界においても、AI活用は大きな広がりを見せている。中でも、ダイハツ工業は「現場主導のAI活用」が全社的な取り組みに発展し、数多くの大きな成果を成し遂げた。そこで今回は、現場主導の中心的人物で、ダイハツ工業 DX推進室 DX戦略グループ長兼東京LABO シニアデータサイエンティストの太古 無限氏に、同社のAI活用について、取り組みの内容や成功の秘訣など“全貌”を聞いた。
記事 自動運転 LiDAR(ライダー)とは何か、自動運転のコア技術が「iPhoneにも搭載」されるワケ LiDAR(ライダー)とは何か、自動運転のコア技術が「iPhoneにも搭載」されるワケ 2024/10/15 34 自動運転実現のためのコア技術と期待されていたレーザーセンサー技術「LiDAR(ライダー)」。ここに来て、少し旗色が変わってきた。部品として高価なLiDARを外し、より安価なカメラやミリ波レーダーなどで、自動運転のために必要なADAS(先進運転支援システム)などを代替する動きが、自動車メーカーで見られる。一方で、iPhoneにLiDARが搭載されるなど、活躍の場を広げつつある。LiDARとは何かを解説するとともに、自動車産業による「LiDAR外し」の理由や、iPhoneにLiDARが搭載された理由、市場動向などについても詳しく解説しよう。
記事 自動車・モビリティ 10年後アジアが「世界最大」になる「自動車AI市場」、生成AIは自動車をどう変えるか 10年後アジアが「世界最大」になる「自動車AI市場」、生成AIは自動車をどう変えるか 2024/10/09 23 生成AIによる革新は、自動車業界にも訪れている。今後、自動車向けAI市場は大きな成長が見込まれ、2033年にはアジア太平洋地域が世界最大の市場になるという予測がある。製造から販売、アフターサービスに至るまで生成AIは自動車ビジネスの何をどう変えるのか。具体的なユースケースも交えて考察する。
記事 自動車・モビリティ 自動車関連の全事業者必見、ITとデータで示す「安全運転と教育」の秘密 自動車関連の全事業者必見、ITとデータで示す「安全運転と教育」の秘密 2024/10/03 日本の交通事故発生件数は、2004年(平成16年)でピークに達するものの、その後は減少の一途をたどってきた。しかし、ここ数年は横ばい状態が続いており、令和5年では増加に転じてしまっている。交通心理学や交通科学、人間科学などを専門領域とする九州大学大学院 システム情報科学研究院 教授の志堂寺 和則氏に、日本における交通事故の発生状況と、テクノロジーを活用した削減方法を聞いた。
記事 自動車・モビリティ 「AIドラレコ」が変える社有車の安全運行管理、事故リスクを低減するDX戦略の最前線 「AIドラレコ」が変える社有車の安全運行管理、事故リスクを低減するDX戦略の最前線 2024/10/03 近年、社用車や商用車両の安全運行管理においてもデジタル化が進んでいる。先端AI技術を駆使した「AIドライブレコーダー」もそのうちの1つだ。すでに物流業界での導入が進み、営業車・業務連絡車にも広がりを見せているという。ドライブレコーダーにAIを搭載することで、社有車のリスク検知や安全管理はどのように進化していくのだろうか。最先端のドライブレコーダーの機能や実際の活用事例から次世代の安全運行管理をひも解く。
記事 EV(電気自動車) EV参入の裏にある、シャープの野心的な「復活シナリオ」とは?初EVは「技術全部盛り」 EV参入の裏にある、シャープの野心的な「復活シナリオ」とは?初EVは「技術全部盛り」 2024/09/27 2 ソニーに続く第二の家電メーカー発のEVは、シャープのEVとなるのか。9月17日、シャープは初のEVコンセプトモデル「LDK+」を公開した。シャープが持つ技術が詰め込まれ、さらには家庭用蓄電池や太陽光発電とつなげたホームエネルギーマネジメントに踏み込んだ野心的な作品だ。台湾の鴻海(フォックスコン)との関係を最大限に生かし、SDV(ソフトウェア定義車両)の実現をも見据えたこのEVは、「シャープ復活」の契機となるだろうか。その勝算を探る。
記事 EV(電気自動車) 「シャープEV」にどう影響?フォックスコンの自信満々EV戦略「勝負は2027年」の根拠 「シャープEV」にどう影響?フォックスコンの自信満々EV戦略「勝負は2027年」の根拠 2024/09/27 4 家電大手のシャープは、親会社である台湾の鴻海(フォックスコン)と組んで製作した初のEVコンセプトモデル「LDK+」を発表した。LDK+のお披露目の場となった、シャープが主催したイベントでは、フォックスコンのEV事業を率いるCSO(最高戦略責任者)関潤氏が登壇し、EV市場を巡る同社の戦略を明かした。関氏が、EVの本当の勝負は「2027年以降」に訪れると語った真意とは何か。
記事 FCV(燃料電池車) トヨタ・BMWが協業でも「お先真っ暗」な燃料電池車、普及を阻む「ある難題」とは トヨタ・BMWが協業でも「お先真っ暗」な燃料電池車、普及を阻む「ある難題」とは 2024/09/26 1 トヨタ自動車(以下、トヨタ)とBMWが今月5日、水素分野での協力を強化する覚書を締結し、燃料電池の共同開発などを行うと発表した。環境に優しく「究極のクルマ」とも評される燃料電池車(FCV)だが、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッドカー(PHEV)の代わりとなるには、越えなければならない「難題」がある。一体その難題とは何だろうか。モータージャーナリストの御堀直嗣氏が解説する。