- 2005/09/15 掲載
IBM SOA環境の構築に必要な統合ソフト「IBM WebSphereプロセス統合製品」 を発売
-「業務プロセスのモデル化」「サービスの組み立て」「サービスの実行と監視」をすべて実現
新製品は、9月30日から順次出荷の予定。
企業において相互に結び付いているビジネス機能、業務プロセス、および組織を有機的に結びつけ、業務の変更に柔軟に対応できるITインフラを構築する考え方であるSOAが高い注目を浴びている。SOAにより企業は、既存アプリケーションの有効活用、および新規アプリケーションとの組み合わせが大幅に容易になり、機動力を大きく高め、競争優位を実現することができる。
「IBM WebSphere プロセス統合製品」は、下記の製品群で構成されている。
WebSphere Business Modeler
業務プロセス(業務の流れ)を記述し、業務の分析、シミュレーションを実施するとともに、業務プロセスの実行言語であるBPELを生成するソフトウェア。
WebSphere Integration Developer
サービス・コンポーネントを組み合わせ、SOAに基づくアプリケーションを容易に開発できるソフトウェアです。オープンソースのEclipseベースの統合環境で稼働し、ドラッグ・アンド・ドロップといった簡単な操作でコンポーネントを組み合わせることができる点が特長。
WebSphere Process Server
WebSphere Integration Developerで設計した業務プロセスを実行するソフトウェアです。WebSphere Process Serverは、SOAP, XML, JMSといった業界標準技術に対応したメッセージ連携インフラであるエンタープライズ・サービス・バス(ESB)を実装し、堅牢でセキュアなメッセージの伝送を担う。
また、ESB機能のみをパッケージした「WebSphere ESB」製品も年内に発表する予定。
WebSphere Business Monitor
KPI(注1) に基づき、業務プロセスの状況をリアルタイムで監視できるツール。プロセスの遅れなどを検知し、業務が所定時間で終わらない場合など、いち早く関係者に通知できることが特長。
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