- 2025/12/26 掲載
「米国物流は独占に近づくのか」…鉄道2強が巨大合併計画を当局に再説明、その狙いは
STBの決定文書によれば、申請の完全性に関する意見書は2025年12月29日までに提出することが求められ、これに対する申請者側の回答期限は2026年1月2日(米東部時間正午)とされている。STBは、この段階では統合の是非や競争への影響を判断するものではなく、提出書類の充足性のみを確認すると説明している。
ユニオン・パシフィックの発表では、今回の統合は同社の西部路線網とノーフォーク・サザンの東部路線網を接続する形となり、43州と100を超える港湾を結ぶ約5万ルートマイルの鉄道ネットワークが形成されるとしている。両社は申請書で、統合によって競争が強化され、公共の利益につながると説明している。今回の再説明は、米運輸地上委員会が行う申請の完全性審査に対応し、手続き上求められた補足資料を提出したものだ。
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