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- 2026/02/04 掲載
『北斗の拳』ヒットの裏に伝説の編集者? 原哲夫氏が語る「最強タッグの仕事の流儀」
東京大学大学院修了(社会学専攻)。カナダのMcGill大学MBA修了。リクルートスタッフィング、DeNA、デロイトトーマツコンサルティングを経て、バンダイナムコスタジオでカナダ、マレーシアにてゲーム開発会社・アート会社を新規設立。2016年からブシロードインターナショナル社長としてシンガポールに駐在し、日本コンテンツ(カードゲーム、アニメ、ゲーム、プロレス、音楽、イベント)の海外展開を担当する。早稲田大学ビジネススクール非常勤講師、シンガポール南洋工科大学非常勤講師も歴任。2021年7月にエンタメの経済圏創出と再現性を追求する株式会社Re entertainmentを設立し、大学での研究と経営コンサルティングを行っている。『推しエコノミー「仮想一等地」が変えるエンタメの未来』(日経BP)、『オタク経済圏創世記』(日経BP)、『ソーシャルゲームだけがなぜ儲かるのか』(PHPビジネス新書)など著書多数。
『北斗の拳』の描き方の“発明”
──原先生のマンガの凄みと言えば、10メートルはありそうに見える巨大な敵や、その対比で手のひらサイズに見えてしまう女性の描かれ方にあると思います。現実にはあり得ないサイズ感であるにも関わらず、描写力も含めて「リアルさ」が担保されている新しい表現スタイルのように感じます。原哲夫(以下、原)氏:それは、「デフォルメ表現のリアル化」ですね。それが、私らしさのある表現だと思っています。たとえば、190センチの人を5メートルの巨人として描いたりするようなことです。『心の目』で見た、実際にはあり得ない光景をどう違和感なく描くか、というのを大切にしています。
──これはホントに面白いですね。劇画だからこそのリアルさを武器にすれば、逆に誇張表現が違和感を生まない、というある意味「発明」ですね。
原氏:ただ、そんな劇画を週刊誌で描けるのは30代までですね。線が多く細かい劇画は、描き終わった直後、コーヒーカップが持てないほど体力を消耗します。40代になると、20代の時のようなキレのある線とはまったく違ってしまっていました。
──コマ数も多いように感じます。過去のマンガのコマ数を研究している動画を見たことがあり、平均1ページ4コマ程度なのに、原先生のマンガは1ページ6コマを越えていたとありました。
原氏:ジャンプ作品はだいたい1ページ平均6コマだったと聞いたことがあります。場面転換を多くして、その分スピーディな展開を可能にしていた。僕の場合はそれが劇画だったから、たしかに他の人の倍は描いていたかもしれない(笑)。
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