- 2026/04/20 掲載
米AIプラットフォームの満足度調査が公開、最下位は「Grok」「Perplexity」、首位は?
この結果は、データプライバシー問題が指摘されるソーシャルメディア全体(74点)や、サービスへの不満が多い航空会社全体(74点)、住宅ローン融資業者(74点)を下回る水準である。AIに対する消費者の総合的な評価は、エネルギー公共事業(73点)と同列にとどまっている。
個別のプラットフォームにおける満足度スコアを見ると、グーグルの「Gemini」が76点を獲得して首位となった。生産性ツールとの連携が進むマイクロソフトの「Copilot」は74点、さらに「Claude」と「ChatGPT」が73点で続く。一方、ソーシャルメディアのプラットフォームと比較すると、YouTubeが78点、TikTokが77点を獲得しており、これらと比べてもAIプラットフォームの最高点は低い。また、「Grok」と「Perplexity」の評価は調査対象のAIプラットフォームの中で最も低い71点で、最下位に沈んだ。
今回の調査は、消費者がAI技術の急速な普及に対して抱いている具体的な懸念事項も明らかにしている。回答者の間でトップに挙がった懸念は、AIの利用拡大に伴う「人とのふれあいの減少」と「雇用の喪失」である。AIプラットフォームが文章の要約や情報収集などの高い処理能力を備えているにもかかわらず、社会的なつながりや人間固有の役割が奪われることへの不安が強く存在し、それが業界全体の信頼度と顧客満足度を抑え込む構造となっている。
AIプラットフォームは利用者に代替不可能な価値を提供し始めているものの、社会における信頼できるインフラとして定着するには至っていない。技術の機能面での進化や処理能力の向上が、必ずしも消費者の安心感やプラットフォームへの強固な信頼に直結していない実態が明確に示された。
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