- 2026/07/07 掲載
【神効率】定期タスクも“先回り”…Claude Coworkで育てる「AI秘書」が優秀すぎる(2/3)
【最重要】“自分専用”の「AI秘書」を作るための土台
AI秘書を“自分専用”に育てるうえで、最も重要なのは「専用フォルダ」と「CLAUDE.md」です。Claude Coworkでは、特定の作業フォルダを選び、その中のファイルや指示をもとにタスクを進められます。AI秘書用のフォルダを作り、進行中の案件、継続的に管理する領域、参考資料、完了済み資料を分けて入れておきましょう。置き場を分けておくことで、Claudeが参照すべき情報と、作業後に保存すべき成果物を判断しやすくなります。
このフォルダに、人物情報、業務ルール、テンプレート、過去のアウトプット、進行中プロジェクトを入れていくと、AIは毎回ゼロからではなく、そのフォルダにある文脈を読みながら仕事を進められます。
中心になるのがCLAUDE.mdです。これはAI秘書にとってのマスター指示書です。自分は何者として振る舞うのか。日本語のトーンはどうするのか。どのフォルダに何を保存するのか。人に関する情報や失敗パターンはどこに記録するのか。そうした運用ルールをまとめておきます。
ただし、指示書は長ければよいわけではありません。メインのCLAUDE.mdはコンパクトにし、細かい情報は別ファイルに分けるほうが運用しやすくなります。指示書が肥大化すると、AIが重要なルールを見失いやすくなるためです。
人間の秘書に仕事を教える場合も、最初から完璧なマニュアルを渡すわけではありません。仕事を進めながら「次回からはこうしてほしい」とフィードバックし、ルールを更新していきます。AI秘書も同じです。最初の設計を完璧にするより、使いながら育てる仕組みを持つことが大切です。
AI秘書にファイル探し、下書き作成、予定登録まで任せる方法
専用フォルダとCLAUDE.mdがAI秘書の土台だとすれば、実際にできる仕事を増やすのが「Connectors」「Skills」「Plugins」です。■Connectors(コネクタ)
Connectorsは、Claudeを外部サービスにつなぐ仕組みです。Google Driveのファイルを探す、Slackのやり取りを確認する、Gmailの下書きを作る、Calendarに予定を登録する、といった使い方ができます。
ここで重要なのは、Claudeが接続先サービスの権限を引き継ぐ点です。本人が見られないファイルやチャンネルに、Claudeが勝手にアクセスできるわけではありません。
■Skills(スキル)
Skillsは、特定の作業を繰り返し行うための手順やリソースをまとめたものです。たとえば資料作成、データ分析、リサーチ、営業準備など、業務ごとの型をClaudeに渡すイメージです。PowerPointの提案資料を作る場合も、毎回ゼロから指示するのではなく、資料構成、トーン、保存場所、確認ポイントをスキルや指示書に残しておくと、次回以降の作業が安定します。
■Plugins(プラグイン)
Pluginsは、ConnectorsやSkillsなどをまとめて拡張できる仕組みです。マーケティング、ファイナンス、セールス、オペレーションといった役割別に、AI秘書へ道具を装備させる感覚に近いでしょう。
MCPやカスタムコネクタを使えば、既存の連携にないサービスへ接続できる可能性もあります。ただし、APIやサーバ設定が必要になる場合があり、最初の一歩としては負荷が高めです。非エンジニアのビジネスパーソンであれば、まずは標準で用意されているConnectorsから始めるほうが現実的です。
ゼロから万能秘書を作る必要はありません。必要な道具を順番に装備させ、できる仕事を少しずつ増やしていく。これが実務で続くAI秘書の作り方です。 【次ページ】毎回頼まなくてOK…AI秘書に“先回り”させる使い方
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