- 2026/08/24 12:30 掲載
米国で若者のAI不安強まる…55%が「期待より懸念」、雇用減予想も増加
調査は6月22~28日、米国の成人3,488人を対象に実施された。AIの日常生活での利用拡大について「期待より懸念が大きい」と答えた人は全体の52%となり、2021年の37%から15ポイント上昇した。「期待のほうが大きい」は9%、「期待と懸念が同程度」は37%だった。
特に変化が大きかったのが30歳未満だ。「期待より懸念が大きい」とした割合は55%に達し、初めての過半数となった。2021年は31%だったため、2021年から24ポイント上昇したことになる。期待のほうが大きいとする若者は約1割にとどまった。
雇用への懸念も強まっている。30歳未満の73%は、AIによって今後20年間に米国の仕事が減ると予測した。2024年の61%から12ポイント上昇している。
全年代でも71%がAIによって仕事が減ると答え、2024年の64%から増加した。一方、AIによって仕事が増えるとの回答は5%にとどまった。AIによる雇用減を予想する人が増え、雇用への悲観的な見方が広がっている構図だ。
ただ、若者がAIを使っていないわけではない。ピュー・リサーチ・センターが2月に実施した別の調査では、18~29歳の61%がChatGPTを利用したことがあると回答。全成人の44%を大きく上回った。
同調査では、18~29歳の48%が今後20年間にAIが社会へ悪影響を及ぼすと予測し、自分自身への影響についても37%がネガティブになると答えている。いずれも年齢の高い層より割合が大きかった。
AIチャットボットの利用率が高い若年層でも、その将来を楽観視しているとは限らない。AIの普及が仕事や創造性、人とのつながりをどう変えるのか。急速な技術進歩とともに、若年層のAIに対する意識も大きく変化している。
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