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  • 2026/09/14 11:20 掲載

オバマ氏「AIは危険になり得る」米民主党に安全対策要求…2028年大統領選も視野

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バラク・オバマ元米大統領は、米民主党にAIを主要政策課題に据え、安全性や経済への影響に対応する「明確な計画」を示すよう促した。ニューヨークでの非公開の資金集めイベントで発言し、2028年大統領選の候補者にも同様の姿勢を求めた。AIを巡る安全策が米政界の争点として前面に出つつある。
 オバマ氏の発言は10日(米現地時間)、ニューヨークで開かれた非公開の資金集めイベントで出たものだ。オバマ氏は米下院民主党トップのハキーム・ジェフリーズ氏とともに、民主党下院選挙委員会(DCCC)を支援するイベントに参加した。

画像
【図版付き記事はこちら】
オバマ氏は経済への影響も含めた明確な政策計画を民主党が示すよう求めた
(画像:本文をもとに生成AIで作成)

 13日の米ニューヨークタイムズの報道によると、オバマ氏はAIについて「民間の手で非常に速く進んでおり、われわれが対応できなければ危険になり得る」と警告したという。その一方で、適切に対応すれば創薬を加速し、病気の治療やクリーンエネルギーへの道筋を見つける上で役立つ可能性があるとの認識も示した。

 焦点は、民主党がAIを今後の政策課題としてどう位置付けるかだ。オバマ氏はジェフリーズ氏に、民主党が11月3日の中間選挙で下院多数派を奪還した場合、社会全体で議論するための枠組みを整えるよう促した。

 さらに、2028年大統領選に立候補する候補者についても、AIを「中心的な課題」の1つに据え、安全性と経済面を巡る懸念に対応する「非常に明確な計画」を持つべきだとの考えを示している。AIを単なる技術政策ではなく、今後の選挙や政権運営を左右する政治課題として扱うよう求めた形だ。

 ジェフリーズ氏側もAI政策の検討を進めている。下院民主党は「AIとイノベーション経済に関する委員会」を設け、市民団体や権利擁護団体、業界関係者などから意見を聞きながら政策を検討している。ジェフリーズ氏は7月、次期議会ではAIに伴う問題について全国レベルで対応を考える必要があるとの認識を示していた。

 オバマ氏の今回の発言では、2028年大統領選まで見据え、安全性だけでなく経済への影響も含めた明確な政策計画を民主党が示すよう求めた恰好だ。

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