- 2026/09/19 12:55 掲載
AIクラウドの英エヌスケールがIPO申請、米アンソロピックから最大446億ドルの契約
エヌスケールはソフトウェア、計算基盤、電力を垂直統合した「フルスタックのAIクラウド」を掲げる企業。ロンドンに本社を置き、創業者のジョシュ・ペイン氏が最高経営責任者(CEO)を務める。自社でデータセンターを建設し、AIの学習や推論に使うGPUを貸し出す事業モデルを取る。
提出書類によると、2026年上期の売上高は1億4,060万ドル(約219億円)で、前年同期の1,040万ドルから12倍超に伸びた。一方、純損失は10億2,010万ドル(約1,591億円)と、前年同期の3億6,890万ドルから約3倍に膨らんだ。データセンターの建設とGPUの調達が先行しているためだ。
受注は積み上がっている。8月31日時点で稼働中の契約残高(TCV)は26億ドル。契約済みを含めた合計は1,034億ドル(約16兆円)に達する。GPUは稼働中が約2万5,000基で、契約済みを合わせると46万1,000基に上るとした。
エヌスケールにはそのエヌビディアも出資しており、AIインフラの新興勢として短期間で受注を集めてきた。IPOの主幹事はゴールドマン・サックス、JPモルガン、モルガン・スタンレーの3社が務める。AI向け計算資源の需要をどこまで収益につなげられるかが、上場後の焦点となりそうだ。
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