- 2026/10/01 10:00 掲載
グーグル「Gemini 4 Argon」発表…出力上限は100万トークン、脆弱性も自力修正
同社によると、Argonは1回の出力上限を従来の6万4,000トークンから100万トークンへ大幅に拡張した。実際の長期ソフトウェア開発能力を測る「DeepSWE v1.1」では77.9%、業務自動化を評価する「AutomationBench」では51.3%を記録。長時間動画の理解を測る「LVBench」でも91.7%だったとしている。
導入時のAPI価格は100万トークン当たり入力2ドル(約315円)、出力10ドル(約1,574円)で、導入期間終了後はそれぞれ4ドル(約630円)、20ドル(約3,148円)となる。
グーグル社内では、すでに数千人規模の従業員がArgonを業務に利用しているという。データセンターでは、複数のArgonエージェントがメモリ利用を分析し、300TiB超のメモリを解放。さらにC/C++の大規模コードをRustへ移行する作業にも投入し、FuchsiaのZirconカーネルでは80万行超を対象としている。
サイバー防御では、重大なソフトウェア脆弱性を自律的に発見、検証し、修正できると説明する。脆弱性修正能力を測る「CWE-bench v1」では68%で首位タイだった。外部の信頼済み防御組織にはサイバー関連のガードレールを外した形で提供する一方、一般提供に向けては悪用防止、間接的なプロンプトインジェクション対策、モデルの思考や行動を監視する仕組みなどを強化する。今後、まず有料API顧客とGoogle AI Ultra加入者から利用対象を広げる方針だ。
一方、米ブルームバーグは、一部従業員がベンチマーク上の成績ほど実務での性能を評価していないと報じた。グーグルは、コーディングなどでArgonの性能が劣るとする見方は不正確だと反論したという。高いベンチマーク性能を、実際の業務でどこまで再現できるかも焦点となる。
AI・生成AIのおすすめコンテンツ
AI・生成AIの関連コンテンツ
PR
PR
PR