- 会員限定
- 2026/11/03 11:05 掲載
守りの要が侵入口に PAN-OSでPHP2Shell悪用、CVSS 9.2の脆弱性でroot権限を奪われる
Unit 42によると、Dream Researchが、PHP2ShellとLinuxカーネルの権限昇格の脆弱性を組み合わせ、インターネットに公開されたPAN-OSの管理画面を狙ってroot権限を奪う攻撃を報告した。Unit 42は攻撃者のツールを独自に検証し、報告された結果を確認したという。
公式アドバイザリは、深刻度を最も高い「Critical」、CVSS 4.0のスコアを9.2とした。悪用状況は「ATTACKED」で、対応の緊急度も最高の「HIGHEST」と位置づけている。対象は、ファイアウォール「PA-Series」「VM-Series」と、管理製品「Panorama」のPAN-OS。管理用のWebインターフェース(HTTPSのWeb UIとXML API)が影響を受け、特別な設定がなくても該当する。データプレーン側のインターフェースは、管理プロファイルを割り当てている場合に限って影響を受ける。
修正版は、12.2系が12.2.4-h1以降、12.1系が12.1.10-h3以降、11.2系が11.2.16-h1以降、11.1系が11.1.16-h4以降、10.2系が10.2.18-h13以降。古い版には系統ごとの修正版も用意した。同社は、管理インターフェースをインターネットに公開している場合は公開をやめ、アクセスを信頼できる内部のIPアドレスに限定するよう求めている。管理アクセスを踏み台(ジャンプボックス)に限った場合、評価はMedium、CVSSは5.2に下がるという。
一方、GlobalProtect(ポータル、ゲートウェイ、クライアントレスVPN)とキャプティブポータルは、影響を受けないとしている。
Unit 42は、同社のCortex Xpanseが脆弱な可能性のあるPHPのインスタンスを2,260万件超確認したと説明した。そのうえで、全世界の設置台数のうち、管理画面をインターネットに公開して影響を受けた機器は約0.02%で、該当する顧客には個別に連絡したという。PHP2Shellは、米CISAが悪用確認済みの脆弱性カタログにも追加している。
では、アドバイザリの公開から攻撃報告の更新までの間に、何がどの順番で進んだのか。背景には、10日足らずの間に積み重なった更新履歴と、Unit 42が示した2つの数字の落差、そして評価が大きく下がる管理画面の条件がある。
・仮想パッチから深刻度の格上げまで、10月20日からの対応の経過
・2,260万件と0.02%、2つの数字が示す被害の線引き
・管理アクセスを絞るだけで評価が下がる理由と、残る強化策
今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。
今だけ毎月当たる!ずっと無料の会員登録キャンペーン
ビジネス+ITプレミアム会員(無料)に登録すると
抽選で毎月20名様に
Amazonギフト券 5,000円分 当たる!
プレミアム会員に登録する(ずっと無料) キャンペーン詳細・応募条件を見る※この表示が出ている方は自動的にキャンペーンにエントリーされます。特典送付時にビジネス+ITプレミアム会員を継続し、メールマガジン購読設定をオンにしていることが条件です。その他の条件は詳細をご覧ください
すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
ASM・CTEM・脆弱性診断・レッドチームのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR