- 会員限定
- 2026/11/05 19:28 掲載
デジサート、社内システムが17カ月間ネットに無防備 パスポートなども閲覧可能に
同社は、公開のバグ管理システムBugzillaで公表した。速報版は10月20日に出し、完全版は11月初めに公表した。
同社の説明によると、この業務システムは顧客情報のアーカイブを保管する社内用のもので、本来はVPN内のネットワーク区画に置かれていた。2025年2月4日のインフラ移行で外部から到達できる区画へ移り、セキュリティレビューを経ないまま、公開状態になったという。2026年7月に修正するまで、約17カ月間この状態が続いた。
このシステムが使うアカウント管理の仕組みには、別の用途向けの自己登録機能が含まれていた。この機能で作られたアカウントは多要素認証(MFA)の対象外で、既定では読み取り専用だったが、アーカイブ済みのデータは読めたという。
不正アクセスがあった期間は2026年6月27日~7月2日。デジサートは7月2日に認可の修正パッチを適用し、アクセスを遮断した。ただ、当時はデータが読まれたとは把握しておらず、10月12日にデータへのアクセスを疑って調査を始め、10月19日に報告対象の事象と判定した。
露出したデータは、主に氏名、業務用メールアドレス、電話番号、住所。ごく一部の顧客アカウントには、パスポート、運転免許証、公共料金の請求書などの書類が含まれていた。影響を受けた顧客数は非公表。アクセスは読み取りに限られ、証明書の発行・検証・失効の操作も確認されなかったという。
デジサートは、認証局のシステムやCertCentral、DigiCert ONEは影響を受けず、顧客のログイン情報や発行済みの証明書も安全で、証明書の入れ替えは不要としている。
対応として、10月24日に自己登録機能を無効化し、外部から到達できる入り口を社内向けに移した。10月30日には、権限を最小限に絞る見直しも終えた。外部から到達できる経路の監査と、アラートの最終見直しの2項目は、11月6日が期限という。
なぜ、社内用のはずのシステムが17カ月も外から入れる状態になり、侵入は3カ月以上も把握されなかったのか。背景には、デジサート自身が認めた3つの要因と、6月に下した最初の判断がある。
・「VPN頼み」が生んだ3つの要因と、各対策の中身
・6月に不審なアカウントを見つけながら逃した判断ミス
・同じ時期に報告された、別の認証局の不正アクセス
今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。
今だけ毎月当たる!ずっと無料の会員登録キャンペーン
ビジネス+ITプレミアム会員(無料)に登録すると
抽選で毎月20名様に
Amazonギフト券 5,000円分 当たる!
プレミアム会員に登録する(ずっと無料) キャンペーン詳細・応募条件を見る※この表示が出ている方は自動的にキャンペーンにエントリーされます。特典送付時にビジネス+ITプレミアム会員を継続し、メールマガジン購読設定をオンにしていることが条件です。その他の条件は詳細をご覧ください
すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
情報漏えい対策のおすすめコンテンツ
PR
PR
PR