• 2009/06/15 掲載

日本含む全世界のP&Gがゼロックスのプリンティング管理(MPS)を導入、20~25%のコスト削減を目指す

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米ゼロックスと富士ゼロックスは、ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(以下「P&G」)の全世界におけるオフィス出力業務を管理し、TCOを20~25%削減する取り組みを支援する。
 米ゼロックスと富士ゼロックスは、ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(以下「P&G」)の全世界におけるオフィス出力業務を管理し、TCOを20~25%削減する取り組みを支援する。サービス契約は5年間にわたる。

 P&Gは、80カ国、地域に13万8,000人以上の従業員を擁しており、一般消費者向け製品を製造・販売を行っている。この契約の対象地域には、富士ゼロックスが事業を展開する日本をはじめ、アジア太平洋地域の13カ国/地域を含むという。

 今回P&Gが採用したXOS (Xerox Office Services)は、米ゼロックスおよび富士ゼロックスが提供するマネージド・プリント・サービス(MPS)。プリンター・複写機・ファクスなどのオフィス出力機器に加え、いつ、どのようにドキュメントを出力するかを管理することにより、企業のITおよびオフィスインフラのコスト削減を支援するという。

 また、P&Gの従業員が新しいオフィス出力環境をスムーズに運営できるよう、出力に関連する作業に必要な時間をいかに短縮するかについて助言を行うなど、現場での教育(チェンジ・マネジメント・プログラム)も提供する。

 さらに、出力機器を利用するための各種サポート、例えばプリンタードライバーのインストールや、消耗品の受発注などを容易に行なうことのできるWebポータルを立ち上げる。

 P&Gは、グローバルでコスト削減と従業員満足度・信頼性の向上に加え、サステナビリティなオフィス実現に関しても大きなターゲットを掲げており、オフィス出力に関連する消費電力を年間30%、紙の消費量を年間20~30%削減する見込み。

   P&Gの最高情報責任者(CIO)兼グローバル・ビジネス・サービス プレジデントであるフィリッポ・パッセリーニ氏は「出力環境をグローバルで簡素化することにより、信頼性と効率が高まり、業務の進め方が変わる。」さらに「環境配慮型の職場を実現することができると考えている。」と語っている。

 米ガートナーのレポートによると、2007年におけるMPS市場は37億5,800万ドル(約4000億円)に達しており、ガートナーは2010年末まで二桁成長を続けると予想している。

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