日立システムアンドサービスと日立ソフトウェアエンジニアリング、ビジネスブレイン太田昭和（以下、BBS）は5日、企業のIFRS対応を支援するサービスを提供すると発表した。なお、日立ソフトと日立システムは10月1日で合併し、日立ソリューションズとなる。

　3社が連携して提供するサービスの特徴は大きく5点。（1）BBSを中心に監査経験を持った公認会計士および経験豊富なコンサルタントがサービスを提供、（2）助言のみに留まらず、監査法人のアドバイザリーサービスでは難しいとされるサービスも提供、（3）IFRSに対応するうえで必要な会社独自の会計基準を策定し、監査法人の合意を取り付けるうえで、顧客の立場に基づいて現状調査、論点整理、根拠資料の作成などの作業を支援、（4）大規模システム構築で培った経験・ノウハウを活用し全社を横断するプロジェクトマネジメントを支援、（5）導入企業の目的に合ったシステム構築までを一貫サポート。

　BBSの公認会計士のノウハウを活かしたコンサルティングサービスと日立システム、日立ソフトの業務システム構築ノウハウに基づくITソリューションで、会計＋ITの両面からワンストップで企業のIFRS対応を支援していく。