NTTドコモ、au、沖縄セルラー電話、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルの5社は1日、3G携帯電話のショートメッセージサービス（SMS）を事業者間で送受信できるようにすると共同発表した。7月13日から開始する。

　従来はキャリアをまたいだメールのやり取りには、キャリアごとのe-mailアドレスなどが必要だったが、SMSの相互接続が開始されれば、電話番号だけでメールをやり取りできるようになる。

　SMSは世界では広く使われているが、通常のパケット定額や無料通信の対象とならないケースがあったり、文字数の制限がある（全角最大70文字）ため、日本ではあまり使われてこなかった。

　各社はこれに合わせて送信料金も見直しも発表。NTTドコモは5.25円～7.35円かかっていたのを3.15円に値下げ、auやソフトバンクも1通3.15円、イー・モバイルは2.1円で送信でき、受信はいずれも無料。