日立製作所(以下、日立)と日立情報通信エンジニアリングは、ICカードを用いた入退管理システム向けに、入退室のたびに登録される顔画像により認証を行う「なりすまし」検知技術を開発した。
本技術を用いた入退管理システムは、入退室のたびに撮影した顔画像を認証のためのデータベースとして逐次登録し、照合に用いる。そのため、経年変化に対応した顔画像の更新作業が不要となる。また、1,000万枚の画像から1秒で類似画像を見つけ出す類似画像高速検索技術を適用することにより、膨大な登録画像をもとにしたリアルタイムでの本人認証を実現する。