- 2012/04/06 掲載
日立ソリューションズ、自動車の電子制御装置検証を効率化する「Virtual HILSシステムパッケージ」発表
「Virtual HILSシステムパッケージ」は、自動車などの電子制御装置であるECU(Electronic Control Unit)などの制御ソフトウェアの動作検証を行う際に、利用する汎用のソフトウェアシミュレータなどを仮想化されたマシンであるVM(Virtual Machine)上に自動で負荷分散させて実行する。これにより、これまで実機のハードウェアシミュレーションで検証するハードウェアシミュレーション(HILS)で実行する場合と比較して、約25%(同社モデルケースで算出)の時間を短縮することが可能になる。また、ソフトウェアシミュレータを利用するため、検証に必要となる試作機が完成する前から実施することが可能となり、試作機の数を減らすことで費用削減と、動作検証にかかる全体の期間の短縮を実現する。
「Virtual HILSシステムパッケージ」の販売開始は、4月9日からとなっている。顧客企業の利用形態に応じて、日立ソリューションズのクラウドサービス「SecureOnline」と組み合わせたサービスの提供も開始する。
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