キリンホールディングスは、国内綜合飲料新会社「キリン」を2013年1月に設立することを決定した。今後の国内綜合飲料事業は、「キリン」と事業会社（キリンビール、キリンビバレッジ、メルシャン）が一体となって綜合飲料戦略をすすめる方針だ。

　「キリン」は、キリンホールディングス子会社であるキリングループオフィス（キリングループにおける機能分担会社）を組織再編したうえで商号変更した子会社とする予定。キリングループでは、国内綜合飲料事業のさらなる成長を目指し、スピード感をもって「ブランドを基軸とした経営」を核とした戦略を推進するために、グループ内組織再編を行い、「キリン」を設立することにした。

　なお、この組織再編により、現在のキリンホールディングス傘下のキリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンは、2013年1月に「キリン」傘下に移管する。