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- 2013/09/18 掲載
伊藤直也氏が語る、モバイルアプリケーション開発のいまとこれから
なぜ700万ユーザーを4人のエンジニアでまわせるのか
ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。
B2Cからみたモバイルアプリケーション開発のいまとこれから
伊藤直也と言います。これまで10年くらいかな、BtoCの開発をやってきたので、セールスフォースのデベロッパーの皆さんにそういう経験を踏まえてお話をしたいと思っています。
私はもともとNiftyで働いていて、そのあとではてな、そしてGREEで働いてきました。最近はDevOpsの話をすることが多くてDevOpsの人と思われているのですが、モバイルアプリケーションの開発もやっています。
モバイルOSのシェアは増えていまして、出荷数はPCをタブレットが追い抜いているという話です。最近のBtoBでの話を聞いていても、建築現場で設計図をiPadで見ているとか、BYODで仕事でもスマホを使うといった感じになってきていると。

そういった中で、今後の開発はモバイル対応でやりたい、という話が増えてきているのではないかなと思います。
このとき、いままでの開発とは違う部分があります。それは、人々がモバイルアプリで思い浮かべるのは、普段使っているアプリと似たものだということ。
モバイルは普段みんなが使っているので、エンドユーザーが普段使っているアプリと同じように(使えるものに)してほしい、というリクエストが出てくることになります。

じゃあ、こういうアプリをどうやって作ったらいいのか。これまでの経験からお話したいと思います。
【次ページ】モバイルのアプリ開発では80%がUXの開発
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