• 2013/11/14 掲載

ホンダ、米リハビリ専門病院と「歩行アシスト」の共同試験

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ホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは「歩行アシスト」を用いた共同試験を、シカゴのリハビリテーション専門病院であるリハビリテーション・インスティテュート・オブ・シカゴ(以下、RIC)において開始した。
 ホンダの歩行アシストは、けがや病気などで歩行が不自由になったり、加齢などによって脚力が低下した人の歩行の改善を支援する機器。RICでは、理学療法士および研究者が、脳卒中を経験した患者の歩行改善において、歩行アシストの適合性や有効性などの検証と評価を行う。

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 ホンダでは、1999年から歩行アシストの研究を開始。人型ロボットのASIMOの開発で培った人の歩行研究の蓄積をベースとして、歩行時の股関節角度センサーの情報をもとに制御コンピューターがモーターを駆動する協調制御技術を採用し、左右の足の振りだしと蹴りだしのタイミングの対称性を改善するとともに、歩幅の拡大を促し、より楽な歩行を可能にしたという。

 また、ホンダ独自開発の薄型モーターと制御システムや、シンプルなベルト着用式の採用などで、小型軽量化を図り、装着時の負担を軽減するとともにさまざまな体格の人が使用できることを可能にした。

 なお、日本では、当初より医療法人や企業、研究機関と共に歩行アシストの研究を進め、歩行訓練者や理学療法士、医師および研究者から、歩行訓練者のリハビリテーションにおける歩行アシストの有効性や適合性について一定の効果を認めるフィードバックを得ているという。

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