同調査は、186か国を対象に、各国のインターネット小売市場の魅力度について、4つの次元と9つの変数で評価して0~100ポイントで数値化し、上位30カ国を順位付けしたもの。インターネット小売市場に関するランキングとしては唯一のグローバル調査だ。
調査対象には、先進国、新興国のどちらも含み、中国がトップで、G8諸国(日本、米国、英国、ドイツ、フランス、カナダ、ロシア、イタリア)はすべて15位以内にランクインした。
この結果において、新興国の躍進は顕著で、30位中10か国を新興国が占めた。多くの新興国市場では、インターネット小売の成長とリアル店舗小売の組織化が同時に進展しているため、旧来型のインターネット小売成熟曲線を "近道" する形で発展している。インターネット小売はこれまで以上に、小売企業がグローバル拡大をする上での効率的かつ有効な手段として見なされるようになっている。
2013年 A.T. カーニー
グローバルインターネット小売市場ランキング一覧