今回発表された資本提携の概要は以下の通り。バルスが第三者割当増資により新株式（普通株式）1万9,286株を発行し、セブン&アイHDが引き受ける。また、バルスの親会社である BALS INTERNATIONAL LIMITED の普通株式1億2千2百7万5,279株（所有割合：26.67パーセント）を三菱商事より取得。これにより、同社のバルスに対する所有割合（間接保有を含む）は48.67パーセントとなる。

　業務提携として発表された内容は、西武百貨店、そごう及びイトーヨーカ堂が運営するショッピングセンター、アリオなどへの「Francfranc」の出店や、ロフトとの共同出店など。 また、バルスおよびグループ各事業会社と雑貨関連商品などを共同開発していくという。

　セブン&アイHDは今後、同社がグループを挙げて推進するEC事業「オムニチャネル」分野との連携もバルスと進めていく考え。