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- 2014/06/24 掲載
同じ土俵で勝負する「わらしべネゴシエーション」で奇跡を起こす:人を動かす極意
むかし話のネゴスターに学ぶ人を動かす極意
中森勇人(なかもりゆうと)
経済ジャーナリスト・作家/ 三重県知事関東地区サポーター。1964年神戸生まれ。大手金属メーカーに勤務の傍らジャーナリストとして出版執筆を行う。独立後は関西商法の研究を重ね、新聞雑誌、TVなどで独自の意見を発信する。
著書に『SEとして生き抜くワザ』(日本能率協会)、『関西商魂』(SBクリエイティブ)、『選客商売』(TWJ)、心が折れそうなビジネスマンが読む本 (ソフトバンク新書)などがある。
TKC「戦略経営者」、日刊ゲンダイ(ビジネス面)、東京スポーツ(サラリーマン特集)などレギュラー連載多数。儲かるビジネスをテーマに全国で講演活動を展開中。近著は「アイデアは∞関西商法に学ぶ商売繁盛のヒント(TKC出版)。
公式サイト http://www002.upp.so-net.ne.jp/u_nakamori/
モデルケースは「わらしべ長者」
一見、小さな価値のものでも物々交換を繰り返すことで高価な物を手に入れることができる、物を大事にすれば成功するといった教訓にとれるが話の本質は違う。実は作品の舞台である時代には通貨がなく一物一価の法則が成立しなかったのだ。
だから主人公の物々交換の動機はより高価なものを入手するといったものではなく、「需要と供給」と「等価交換」を繰り返した結果、価値の上昇がもたらされていくという、奇跡の現象に基づいたものである。
つらつらと述べたが、このわらしべ長者のように“需要と供給=等価交換”という法則をうまく利用すれば難なくネゴシエーションが行え、価値の上昇を勝ち取ることができるというわけ。この手法を利用したネゴシエーションを「わらしべネゴシエーション」と呼ぶ。
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