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  • 2014/11/18

BPO市場の年平均成長率は2.9%と予測 人材不足の影響でBPOを利用する企業が増加

矢野経済研究所では18日、国内のBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)市場の調査を実施し、調査結果を発表した。調査期間は2014年7月~10月、調査対象はBPO市場参入事業者やBPO事業者等、調査方法は同社専門研究員による直接面談、電話・Eメールによるヒアリング、ならびに文献調査を併用。

◆BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)とは
 本調査におけるBPOとは、通常企業内部にて行われるシステム運用管理業務、コールセンター系業務(コンタクトセンター、ヘルプデスク、フルフィルメント)、間接部門系業務(人事、福利厚生、総務、経理)、直接部門系業務(購買・調達、営業、コア部門単純業務、業界固有業務)などの業務を発注企業から業務委託を受けて代行するサービスを指す。

 ただし、従来から外部に委託することが一般的な税務、物流、情報システム開発、ビルメンテナンスなどの専門的な事業所向けサービスに関しては対象外とされている。

◆IT系BPO、非IT系BPOとは
 本調査におけるBPOのうち、IT系BPOとは発注企業からシステム運用管理業務を委託され代行するサービスとし、非IT系BPOとはその他の業務(システム運用管理以外の業務)を委託され代行するサービスとしている。

BPO市場の2012年度から2018年度までの年平均成長率(CAGR)は2.9%

 IT系BPOと非IT系BPOを合わせたBPO全体の市場規模は、2012年度から2018年度まで年平均成長率(CAGR)2.9%で推移し、2018年度には4兆206億円(事業者売上高ベース)に達すると予測している。

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BPO市場の市場規模推移と予測

非IT系BPO市場は人材不足、マイナンバー制度、東京オリンピック開催などを背景に成長を予測

 BPO市場のうち、非IT系BPO市場規模は、2012年度から2018年度まで年平均成長率(CAGR)1.2%で推移し、2018年度には、1兆6,613億円(事業者売上高ベース)に達すると予測。

 2014年度以降は、企業における人材不足が見られるようになってきているため、外部リソースとしてBPOサービスを利用する企業が増加すると見込む。その他、マイナンバー制度関連の業務や東京オリンピックを意識した新規事業に伴う業務において外部リソースであるBPOの利用が進むと予測している。

IT系BPO市場はIT人材の不足を背景に成長を予測

 BPO市場のうち、IT系BPO市場規模は、2012年度から2018年度まで年平均成長率(CAGR)4.2%で推移し、2018年度には、2兆3,593億円(事業者売上高ベース)に達すると予測。

 企業におけるITを専門とする人材が全般的に不足しているため、ITアウトソーシングに対しては前向きな姿勢の企業が増加している。そのため、今後もIT系BPO市場は一定以上のペースでの成長が続くと予測している。

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