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  • 2015/08/28 掲載

BMWジャパンが推進、購入に直結する顧客接点のつくり方

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ITの進展によって、顧客接点につながる多くの情報が入手できる時代になった。問題は、その顧客情報をどのように活用しデジタルマーケティングを展開していけばよいのかである。こうしたなか BMWジャパンでは、この顧客接点をつくり、最終的に売上を増加させるためのさまざまな施策を進めている。いったいなぜ、BMWがオンラインで最新の電気自動車を売るのか?

フリーライター 井上 猛雄

フリーライター 井上 猛雄

1962年東京生まれ。東京電機大学工学部卒業。産業用ロボットメーカーの研究所にて、サーボモーターやセンサーなどの研究開発に4年ほど携わる。その後、アスキー入社。週刊アスキー編集部、副編集長などを経て、2002年にフリーランスライターとして独立。おもにロボット、ネットワーク、エンタープライズ分野を中心として、Webや雑誌で記事を執筆。主な著書に『キカイはどこまで人の代わりができるか?』など。

商品が多様化するなか、幅広いブランド活動を行うBMWジャパン

 宣伝会議主催の「インターネットフォーラム2015」では「お客様接点の理想となるプラットフォームをつくる」をテーマに、異業種の視点から取り組みが紹介された。パネラーとしてBMWの新井 一慶氏が招聘され、議論が交わされた。

 インポーターとして自動車を輸入し、BMWブランドの価値を高めながら、ディーラーに顧客を創出する役割を担っているのがBMWジャパンだ。商品が多様化するなかで、同社ではPC/モバイルサイト問わず多くのスペシャルサイトを持ち、顧客接点を広げている。新井氏はマーケティング部門の管理者として、オンラインでのマーケティングを担当している。

「現在、BMWは33のラインナップがあり、エンジンやデザインのバリエーションを加えると200種類以上のタイプが用意されている。価格も200万円台から2000万円台まであり、一口にBMWと言っても簡単に括り切れない。そこで幅広いブランドコミュニケーションが求められている」(新井氏)

 同社では、この6月からファミリー向けに「BMW 2シリーズ グラン ツアラー」を発売した。これはBMWとして初めての3列シート7人乗りの自動車。従来のイメージとは異なるこの自動車を紹介するために、日本市場に沿った形でライフスタイル向けのコンテンツを集めている。

【次ページ】BMWがオンラインで最新の電気自動車を売る理由

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