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- 2016/08/10 掲載
医療分野におけるVR活用事例:外科医トレーニング、3D画像診断、高齢者治療
より安全な環境で外科医のトレーニングを実現
医療処置が複雑になればなるほど、外科医を十分にトレーニングすることは難しい。Osso VRはこの課題を解決する手段として、低コストのVRシミュレーションを利用し、新しいデバイスやなじみのないデバイスを使用する方法を外科医に提供する。このシミュレーションでは、NVIDIA GPUと手の動きに基づく高度なインタラクションを利用し、できるかぎり実際に近いシナリオを作成する。
例えば手術用トレイが表示され、ユーザは、個々のツールを検査して処置の準備をすることができる。ほかにも、チタン・ロッドを仮想の脛骨に打ち込むなど、バーチャル手術室での処置実行ができるそうだ。
Osso VRにより、外科医は、患者を危険にさらすことなく、安全な環境で各種ツールに精通して、新しいスキルを学び、外科的処置を体験できるようになるかもしれない。
【次ページ】CTスキャン画像やMRIデータを3Dで確認、正確な診断をサポート
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