- 2021/07/19 掲載
日産自動車とドコモ、自動運転車両を用いたオンデマンド配車サービスの実証実験開始
日産とドコモは、少子高齢化に伴う公共交通のドライバー不足など、地域社会が抱える交通サービスの課題解決に向けて、両社の持つ最新技術を活かし、自動運転サービスの実証実験を共同で実施します。
本実証実験は、自動運転車両を用いた交通サービス「Easy Ride(R)(イージーライド)(※2)」とAI(人工知能)を活用したオンデマンド交通システム「AI運行バス(R)(※3)」を組み合わせて行います。進化した日産の自動運転車両と今回新たに自動運転車両の配車に対応したドコモの「AI運行バス」を組み合わせることで、将来の完全自動運転による交通サービスをイメージさせる最新技術やサービスを実際にお客さまに体験いただき、その実用性を検証することを目的としています。
乗車後に実施する一般モニター向けアンケートでは、乗降時や乗車中の体験についての評価や周辺店舗と連動したサービスの利用状況、実用化した場合の想定利用価格などについて伺います。アンケート結果は、実証実験を通じて得られた走行データや配車状況データなどとあわせ、さらなるサービス開発や今後の実証実験に活用する予定です。
日産とドコモは、両社の持つ最新技術の強みを活かし、誰もがどこからでも好きな場所へ自由に移動できるサービスの実現をめざしていきます。
なお、本実証実験は、横浜市がIoTなど(IoT、ビッグデータ、AI、ロボットなど)を活用し新たなビジネスモデル創出による社会課題の解決をめざしたオープンプラットフォームである「IoTオープンイノベーション・パートナーズ(I・TOP横浜)」の取組みの一つです。また、「自動運転ロボット利活用サービス」として、神奈川県の「さがみロボット産業特区」における重点プロジェクトにも位置づけられています。
※1 自動運転SAEレベル2相当
※2 日産の自動運転車両を活用し、株式会社ディー・エヌ・エーと共同開発を開始した本交通サービスは、誰もがどこからでも好きな場所へ自由に移動できる新しい交通サービスの実現をめざし、2017年度から計2回の実証実験を実施してきました。
※3 「AI運行バス」は、ドコモが提供する「高度なAIによる配車制御で、乗りたいときに、乗りたい場所で、誰でも簡単に乗車予約ができる(オンデマンド)サービス」です。株式会社未来シェアが開発したSAVS(Smart Access Vehicle Service)を利用しています。
*「Easy Ride」は株式会社ディー・エヌ・エーと日産自動車株式会社の登録商標です。
*「AI運行バス」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
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