- 2021/09/17 掲載
TIS、福島県会津若松地域の酒蔵と連携し遠隔接客体験を行う実証事業を開催
TISは、2019年4月より福島県会津若松市のICTオフィス「AiCT(アイクト)」に会津若松オフィスを設置し、会津若松地域のスマートシティ化につながる活動として、注力するキャッシュレス、ロボティクス、ヘルスケアの3分野で社会課題の解決を目指し、活動しています。
本実証では、AiCTに入居する凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)、會津アクティベートアソシエーション株式会社(本社:福島県会津若松市、代表取締役社長:満田 善護、以下 AAA)と連携し、凸版印刷のIoA仮想テレポーテーション(R)を活用してTISの豊洲オフィスのショールーム(TIS DIGITAL Innovation Center)より遠隔接客体験の実証を実施しています。
凸版印刷のソリューションである「IoA仮想テレポーテーション(R)」を使用し、横幅3メートルの大型3面モニターに向けて会津若松地域の酒蔵からのライブ中継を映像配信することで、まるで酒蔵にいるかのような没入感を高めた遠隔体験を実現します。現地での接客と変わらない体験ができるのか、また商品の購入意欲が高まり、実際の購買につながるか、会津若松へ行きたくなったかなどを検証します。検証結果を踏まえ、地方と都市部をつなぐ遠隔接客・ライブコマース事業の創出を進めます。
■目的と背景
新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに、密集を回避する「新しい生活様式」への変容が進む中、観光客をターゲットとする地域の商店や生産者はビジネスモデルの変更が迫られています。観光客の減少や、百貨店等の物産展の縮小により新たなファンを獲得する機会が減っており、遠隔による施設案内・商談に対応できるサービスのニーズが高まっています。
本実証では、大型モニターを介したライブ感のあるインタラクティブな会話による商品紹介が、購買意欲にどのような影響を与えるか、遠隔接客での実用性などを検証し、遠隔地からでも対面と同じように商品の魅力を伝えることができ、購買意欲を向上できるサービスの立ち上げを目指します。
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