記事 リーダーシップ 東大卒僧侶が説く「部下が分かってくれないのは、あなたが分かっていないから」 2019/04/25 部下が思い通りに動いてくれない。パートナーが分かってくれない。子供が言うことを聞いてくれない――人間関係において、誰しもこのようないら立ちを感じたことがあるだろう。だが、「人は上からの判断を押しつけてくる相手に、心を開かない」と指摘するのは、中学を中退して家出、独学で大検を経て東京大学法学部を卒業後、政策シンクタンクで働いていたという異色の経歴の僧侶、草薙龍瞬(くさなぎ りゅうしゅん)氏だ。
記事 ロボティクス・ドローン 5G×自動運転で何ができる?V2Xの具体的ユースケースで占う未来 2019/04/16 総務省が5G(第5世代移動体通信システム)用にNTTドコモ、KDDIと沖縄セルラー電話、ソフトバンク、楽天モバイルに電波帯域を割り当て、2020年内に商用通信サービスを開始する見通しとなった。さらに一般向けには2023年頃の導入が見込まれている。5Gが導入されることにより、自動運転はどう変化するのか、さらに新しいユースケースの可能性は考えられるのか。
記事 AI・人工知能・機械学習 ネット銀行が「失敗した」、人工知能(AI)開発のプロジェクト管理 2019/04/16 「AIとITのプロジェクトは進め方が違う」ことは、AIプロジェクトを進めるうえで重要なポイントであり、陥りやすい“ワナ”である。技術の内容が違うことを理解していても、仕事の進め方が変わることが理解しにくいからだ。第2回目は、あるネット専業銀行の失敗例を紹介する。 CIOの肝煎りではじまったAIプロジェクトは、何がいけなかったのだろうか。
記事 AI・人工知能・機械学習 不動産のホームズが実践、ダミーを使ってAIに「良質な教師データ」を与える方法 2019/04/15 不動産情報サイト「LIFULL HOME'S」などを運営するLIFULLは、先端技術を駆使してより便利なサービスを提供しようと挑戦を続けている。その結果として、スマートフォンのカメラに集合住宅を映すと、その空き室や売り物件を簡単に探せる「かざして検索」や、機械学習で予測した不動産価格を地図に重ねて表示する「プライスマップ」などのサービスが生まれている。これらの最新サービスに深く関係している機械学習への取り組みについて聞いた。
記事 ロボティクス・ドローン チーフ「ロボット」オフィサー(CRO)が企業に不可欠になってきた事情 2019/04/10 ロボティクス、AIなどが業務に導入されるにしたがって、CRO(Chief Robotics Officer)というポジションを設置する企業が増えてきた。CROは業務のオートメーション化全般に責任を持つ一方、オートメーションに必要な資金管理も担当する。つまり、どの業務にどのようなロボットやAIを導入し、それをどう使いこなすのかもCROの裁量に関わる。米国ではCROサミットという会議も開かれており、CROのさまざまな課題や今後が熱心に議論されている。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 貧困とテクノロジー:AIが貧困者を予測し、3Dプリンタが格安住宅を建てる 2019/04/10 好業績で快進撃を続ける米IT大手に対して、「経済格差の悪化、住宅価格高騰、物価上昇の元凶」と見る一部世論の反感が募っている。こうした中、多くのIT企業は手頃な価格帯の住宅建設や、収入保証政策であるベーシックインカムの制度化に向けた動きなどを支援する一方、「シリコンバレーのツール」を活用した住宅問題や貧困問題のソリューションを提供するものが現れている。テクノロジーは貧困を解決しうるのかーー。
記事 リーダーシップ 「なぜこの人が出世したのか?」、日本企業の「場当たり的」人事に驚かされるワケ 2019/04/10 4月から新年度が始まり、新しい職場や環境で働く人も多いだろう。フレッシュな気持ちで仕事に臨みたいものだが、新年度の人事には驚かされるケースが少なくない。「なぜこの人が出世したのか」「会社の人事はいった何を考えているのか」と思わせる場当たり的な事態はどういう理由から起きるのだろうか。『「場当たり的」が会社を潰す』(新潮社)の著者で、数多くの企業の研修に携わってきた北澤孝太郎氏がその背景を解説する。
記事 AI・人工知能・機械学習 「誰もがデータを扱える基盤」を作るには?データの民主化・AI活用に向けた次の1歩 2019/04/09 前回は「AI-Ready」な組織になるために、成功体験の積み重ねと組織を啓蒙する伝道師の必要性、そして最初の一歩としてデータの整備について解説した。今回は、データドリブンプラットフォームとは何か、なぜそれが必要なのか、どのように構築していくのかについて、当社(mynet.ai)の取り組みを踏まえながら紹介する。
記事 クラウド デルが「実はシャドーITはデジタル化をけん引している」と主張する根拠 2019/04/09 「シャドーIT(事業部門がIT部門に断りなしにIT予算を自ら獲得しIT化に取り組むこと)がデジタル化を推進する」。米デルテクノロジーズの日本法人がこのほど実施した日本の中堅・中小企業(SMB)におけるIT投資動向調査から、こんなIT活用の実態が見えてきたという。背景には、1000人以下のSMBにIT人材確保の難しさがある一方、利用部門のITスキルの高い人材がデジタル活用へと動き始めたことがある。セキュリティなどのリスクが高まる危険性があるシャドーITが、デジタルを推進するのは皮肉にも思える。そのシャドーITの予算がクラウドや仮想化、デジタル化をけん引し、年率40%で増加している。デルの調査から、IT化に取り組むSMBの姿が見えてきた。
記事 ダイバーシティ AnyMind 十河宏輔社長に聞いた、3年で400名を採用した「シンプルすぎる方法」 2019/04/04 20国籍400名――デジタルマーケティングなどに取り組むスタートアップ・AnyMindが2016年4月の創業から3年足らずで集めた従業員の数だ。AnyMindは「広告」「インフルエンサーマーケティング」「HR」の3事業を持ち、11か国13拠点に展開する。圧倒的なスピードで世界中から人を採り、事業を拡大させてきた同社の手法を、AnyMind Group 共同創業者 兼 CEOの十河宏輔氏に聞いた。
記事 ビッグデータ 世界を席巻する「GAFA/BAT」の規制強化、デジタルは世界をどこに導く? 2019/04/02 GAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)や中国のBAT(百度<バイドゥ>、阿里巴巴<アリババ>、騰訊<テンセント>)を代表とするデジタルプラットフォーム企業(以下、デジタルプラットフォーマー)の台頭により、世界で流通するデータの量は指数関数的に増加し、データを利用したビジネスの影響力は大きく拡大している。デジタルプラットフォーマーがもたらす光と影を、各国の政策の動きを読み解きながら解説する。
記事 ビッグデータ オルタナティブデータとは何か?絶対に知っておくべき4つのポイント 2019/04/01 人工知能(AI)や機械学習(ML)の活用が注目される中、新たなタイプのデータが脚光を浴びている。それが「オルタナティブデータ」だ。政府や企業が公式に発表する統計データや決算データとは異なり、IoT(Internet of Things)機器や衛星画像、SNS(Social Network Service)などから得られる「非伝統的なデータ」を指す。オルタナティブデータの活用で、企業はどのようなメリットが得られるのか。ブルームバーグでエンタープライズデータ部門 グローバル責任者のジェラルド・フランシス氏に話を聞いた。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 ひろゆき氏が予測する日本の未来、「給料は上がらないがブラック企業は淘汰される」 2019/03/29 AI技術の発展や、海外から日本へやってくる人件費の安い労働者たちによって、今この国に存在するホワイトカラー的な職業は代替されていくだろう。とはいえ、目指す人の少ないスキルは、難易度が高いのですぐに身につけることは難しい。2ちゃんねる開設者・ひろゆき氏は「これからの時代に生き残るのは、『目に見えるスキル』をたくさん持った超優秀な人ではなく、そこそこ仕事ができて周りに気に入られる、メンタルスキルに秀でた人です」と語る。来るべきAI時代に備えて、ひろゆき氏が提案する、個人の生存戦略とは何か。
記事 リーダーシップ 会社をダメにする「場当たり的」なリーダーはなぜ生まれるのか 2019/03/27 会社や上司が「場当たり的」だ。そう感じたことがない会社員は少ないのではないか。方針がコロコロ変わる。根拠不明な数値目標を挙げる。「社員の自主性」を口実に、下にすべてを丸投げする。なぜこんなことになるのか。『「場当たり的」が会社を潰す』(新潮社)の著者で、数多くの企業の研修に携わってきた北澤孝太郎氏が、「場当たり的」を発生させるメカニズムと対応策を鮮やかに解明&解説する。
記事 AI・人工知能・機械学習 ひろゆき氏が主張、AI時代は「正しさ」より「もっともらしさ」のほうが役に立つ 2019/03/26 最近よく、これからの世界でなくなる仕事は何か、といったことが議論されている。この流れの中でこれから求められる「スキル」とは何なのだろうか? 2ちゃんねる開設者・ひろゆき氏は「資格みたいな『パッと見でわかること』だけではないと思います。たとえば、上司や同僚、取引先に気に入られる。うまく人間関係を構築できる。こういう目に見えない事柄も『スキル』です」とその重要性を主張する。『自分は自分、バカはバカ。 他人に振り回されない一人勝ちメンタル術』を上梓したひろゆき氏に聞いた。
記事 AI・人工知能・機械学習 AI活用 実践編:はじめの一歩、「データ整備」の基本的な考え方とは 2019/03/19 ビジネスに関するさまざまなデータをAIに活用し、意思決定の支援に役立てることが多くの企業にとって目下の急務となっている。こうした中で、AI活用を現実のものにするためには、社内でどのような活動が必要なのだろうか。本連載では、データ分析・AI活用サービス企業mynet.aiの執行役員および代表の3名が、AI活用を大々的に始める前に取り組むべき社内のデータ活用のための準備とリテラシー向上について解説していく。
記事 クラウド アビーム 岩澤俊典 社長に聞く、外資に負けない「日本流デジタルシフト」戦略とは 2019/03/18 「自動車における『CASE』のような大変革があらゆる産業に迫ってくる」。従業員約5500人を擁するアビームコンサルティングの岩澤俊典社長はこう確信し、日本企業のデジタル・シフトを支援する。デジタル化の波に乗り遅れている日本企業は少なくないとの見方に対し、岩澤氏は「危機感が強い経営者が多く、トップ自ら現場にデジタル化を指示している」と反論する。
記事 人材育成・人材獲得 ヤッホーブルーイング 木村壮氏に聞く、「超絶顧客目線」のIT部門を作るには 2019/03/11 「よなよなエール」などの独自製造のクラフトビールで、大手酒造メーカーの寡占状態だったビール業界に風穴を開けたヤッホーブルーイング。長野県軽井沢町に本社を構える同社は、小規模な地方企業ながら、独自の製品作りとユニークなプロモーションでファンを増やし続けている。そんな同社の急成長を支えるIT施策について、IT部門の責任者を務める木村壮氏に話を聞いた。
記事 AI・人工知能・機械学習 「ようやく実現できた」眼球運動のAI化を巡るハッカソン、かつてない高レベルに 2019/02/18 全脳アーキテクチャ・イニシアティブ(以下、WBAI)の主催により、3日間にわたって開催された「第4回全脳アーキテクチャ・ハッカソン」。今回は「AIにまなざしを」をテーマに、眼球運動のタスクを解く計算モデルの構築を計7チームの有志が競い合った。前編では、競技の背景、眼球運動の種類、実装モデル、競技タスク、評価基準などについて説明した。後編は、いよいよ成果発表会だ。ここでは、特に優秀な成績を収めたチームを中心に紹介したい。
記事 クラウド なぜ「不毛なクラウド議論」がなくならない? 論外なIT部門7つの特徴 2019/02/12 クラウドコンピューティングが登場して20年近くが経過し、ようやくクラウド利用が当たり前になった。調査会社ガートナージャパンのハイプ・サイクル2018年版でも、市場浸透が始める啓蒙活動期にクラウドは位置付けられている。だが、ガートナージャパンに寄せられる相談や質問の中に、クラウド利用のメリットなど初期段階の議論と思えるものが少なくない。同社で最上級アナリストを務める亦賀忠明氏は、そんな日本企業のIT部門に改善策を提案する。
記事 AI・人工知能・機械学習 マイクロソフトに見るIoTの全体像、企業はどんな“視点”で取り組むべきか 2019/02/06 本連載では、ITトレンドから毎回ホットなキーワードを取り上げ、その最新動向とともに筆者なりのインサイト(洞察)や見解を述べたい。第8回の取り上げるキーワードは、あらゆるモノがネットにつながる「IoT(Internet of Things)」。マイクロソフトの事業に見るIoTの全体像と、企業はどう対処すればよいかについて考察したい。
記事 AI・人工知能・機械学習 人工知能(AI)開発の基本、データの準備からシステムへの組み込みはこう進めればいい 2019/01/31 現在、人工知能(AI)は3回目のブームを迎えています。今回のブームでは、AIのビジネス利用も急速に拡大し、社会に対して大きな影響を与え始めています。ではそのAIを活用したシステム開発はどのように行えばよいのでしょうか。『図解 人工知能大全』の著者である野村総合研究所 古明地 正俊氏と長谷 佳明氏に「AI開発の流れ」を解説してもらいました。
記事 金融業IT キャッシュレスは危険? なぜ暗号通貨と「組み合わせて考えるべき」なのか 2019/01/29 中国のキャッシュレス化の進展が日本でも注目を集めている。現金を持ち歩かなくても、スマートフォンのモバイル決済で大抵の支払いができる点は大きなメリットだろう。一方で、そのキャッシュレス化の危険性を説くのが、『暗号通貨 vs. 国家 ビットコインは終わらない』を上梓する慶應義塾大学 経済学部の坂井 豊貴教授だ。モバイル決済が主流の社会では、アカウントが利用停止になるだけで経済活動から締め出されてしまうからだ。こうした背景から坂井教授は「暗号通貨と組み合わせて考えよ」と説く。その真意はどこにあるのか。
記事 製造業IT エッジコンピューティングとは何か? IoTの関連事例や課題、市場動向まとめ 2019/01/25 あらゆるモノやコトがインターネットにつながるIoT(Internet of Things)時代が到来し、膨大なデータ量が流通することで、従来のクラウドコンピューティングでデータを集約・処理するだけではなく、利用者に近いエリアのエッジ側でデータを処理する「エッジコンピューティング」に注目が集まっている。では、エッジコンピューティングは我々にどのようなメリットをもたらすのだろうか。その背景を紐解いてみよう。
記事 スタートアップ・ベンチャー あなたが知らない10のモビリティ・スタートアップ、「CASE」時代の最先端技術とは? 2019/01/21 IoT、AI、自動運転技術、ビッグデータ活用といったテクノロジーの波が押し寄せ、大きな変化が起きているのがモビリティ産業だ。自動車に「CASE」(Connected、Autonomous、Shared、Electric)の波が押し寄せ、いよいよ「移動」にも革命が起こりつつある。本稿では、数あるモビリティ・スタートアップの中から、J-Startup選定企業およびデロイト トーマツ イノベーションサミット参加企業などをもとに注目すべきスタートアップを10社ピックアップし、その事業内容や創業者の経歴などとともに紹介する。
記事 AI・人工知能・機械学習 AIプロジェクトはなぜ「失敗」するのか? 実例からみる現実的な対応策 2019/01/18 最近になって、AI(人工知能)のPoC(概念実証)に関する記事、さらにはAIプロジェクトの失敗に言及する記事が増えてきた。私は2016年からこの問題を語り続けてきたが、中にはビジネス側とシステム側の対立を煽り、ビジネス側を勉強不足と切り捨てるものも見受けられる。しかし、万人がビジネスとAIを深く理解した、超人になることは現実的ではない。異なる強みを組み合わせ、1人ではできないことを成し遂げてこそ、組織は価値あるものになる。本稿はAIプロジェクトの失敗例を通じて、つまづきやすいポイントを提示するとともに、発注するビジネス側が何をしなければならないかを明確にしていきたい。
記事 クラウド 「日本ではただの金庫番」、海外のCFOがデジタル化をけん引できるワケ 2019/01/17 アクセンチュアの調査によると、海外ではCFOの役割が「企業価値創出のプロデューサー」へと変化しているという。 海外のCFOがデジタル投資を指揮する一方、日本のCFOは金庫番にとどまっている。この両者を分かつものは一体何だろうか。
記事 運輸業・郵便業 物流テックスタートアップ16社まとめ、現場の非効率はテクノロジーが解決する 2019/01/09 物流とITとを融合した「物流テック」が盛り上がりを見せている。配送や在庫管理、貨物保管を中心とする物流業界においては、人手やスペース不足、IT化の遅延などさまざまな課題を抱える同業界。物流テックではRFIDやIoT、AIなどの技術を活用し、物流業務をより効率的なものにしていく。本稿では、注目すべきスタートアップ15社をピックアップし、その設立背景や事業内容などを総覧として紹介する。
記事 AI・人工知能・機械学習 人工知能は“道具”、それでも「弱い人間は支配される」理由 2019/01/08 70年ほど前、情報処理に携わる研究者の中で取り組みが始まった「人工知能」は数度の「ブーム」を経て、一般のユーザーにも認識され、今や毎日メディアで見かけるようになった。研究者や開発者以外の人々が、あらゆる場面において人工知能に期待している。その一方で、人工知能が過度に進化することに対する警戒感も高まっている。人工知能への期待と脅威について、一橋大学大学院の楠木建氏と『人工知能はなぜ椅子に座れないのか』を執筆した松田雄馬氏が語った。
記事 AI・人工知能・機械学習 外国語ベタな日本人、「機械翻訳」がインバウンドの救世主に? 2019/01/07 訪日外国人は年間3000万人に達し、入管法改正で在留外国人も300万人に近づきそうな今、外国人とのコミュニケーションで武器になりそうなのが「機械翻訳」である。AI(人工知能)など最新のITを活用して翻訳精度が高まっているが、日常のシーンで双方向で通訳をやってくれる「普段使い」製品が続々登場している。