記事 サーバ 「Windows Server 2022」正式リリース、セキュアコアサーバとは何者か? 2021/09/21 マイクロソフトは2021年9月1日(米国時間)、長期サポートチャネル(LTSC)の最新サーバOS「Windows Server 2022」のリリースを正式に発表しました。製品の完成はもっと早く、前月の8月18日(米国時間)にはGA(Generally Available、一般提供開始)版のメディアや180日評価版、Azure仮想マシンのイメージ、Windowsコンテナのイメージが利用可能になっており、製品のサポートライフサイクルの開始日もこの日に設定されています。静かにこの世に登場したことについて、色々と探っていきたいと思います。
記事 ロボティクス・ドローン テスラ参入の「ヒューマノイド」、ビジネス化は現実路線か、それとも無謀なアピールか 2021/08/31 ヒューマノイド、人間型ロボットは注目を集める。ビジネスとしての可能性はともかくとして、圧倒的に人の目を集めることがある。テスラによるヒューマノイド参入発表という大きな話題があったので、ここで一度、ヒューマノイドの現状を振り返っておこう。テスラのロボットは無謀なアピールなのか、それとも実現可能性はあるのか。
記事 ロボティクス・ドローン 5Gとロボット活用まとめ、遠隔操作にサービスロボットへの応用も。現状の課題は? 2021/07/30 高速・大容量、低遅延、多数同時接続を実現する5Gの活用先のひとつとしてロボットが注目されている。5Gによってロボットは、よりフレキシブルに活用できるようになる可能性がある。人との協働も容易になり、理想どおりならロボットの可能性は大きく拓けるだろう。だが、実際にはまだまだ課題も少なくない。現在行われている実証実験を見てみよう。
記事 ロボティクス・ドローン 2021最新「遠隔操作ロボット」まとめ ソニーや川崎重工、スタートアップの取り組みも 2021/07/05 顧客とのタッチポイントは多ければ多いほど良いサービスなのだという時代はようやく終わりつつある。むしろ非接触のほうがうれしいと考える人たちは以前からいたはずだが、新型コロナ禍が起きて一年余りが経過し、サービス業での非接触ニーズへの対応はコロナ後もデフォルトとなりそうだ。当然、省人化ニーズにも応えられる。製造業においても同様だ。それらのニーズを受けてか、遠隔操作系ロボットの発表が止まらない。川崎重工とソニーのような大企業同士の連携も始まっている。ここでいったんまとめておこう。
記事 サーバ Windows Serverの「ホットパッチ」機能とは? 長期連続稼働の課題を解決できるか 2021/06/16 現在、Azureでパブリックプレビュー中のWindows Server 2019の特別なエディションに対するホットパッチ機能。長期連続稼働が難しいという、現在のWindowsの更新プログラムの管理の課題を軽減してくれるものと期待しています。
記事 量子コンピューター 量子コンピューターで「最も早い市場」が、スマホに実装される「QRNG」である3つの理由 2021/06/11 量子コンピューターの早期の利用が期待される業界の一つがセキュリティ業界です。中でもすでにスマートフォンに実装されつつある「量子乱数発生器(QRNG:Quantum Random Number Generation)」は、米国の市場調査会社Inside Quantum Technology(IQT)社が発行した市場調査レポート「Quantum Random Number Generators: A Ten-year Market Assessment(量子乱数ジェネレーター:10年間の市場評価)」によると、「最も有利なソリューション」とされています。この記事ではセキュリティ分野における量子技術、QRNGについて深く洞察していきます。
記事 量子コンピューター 「量子サイバーセキュリティ」「デスクトップ型」量子コンピューティング、4大注目技術 2021/06/03 世界的に量子コンピューティングへの関心は明らかに高まってきています。日本政府も2020年1月に「量子技術イノベーション戦略」を発表し、ゲート型量子コンピューティング、固体量子センサー、量子通信、量子暗号技術など、量子技術に関する技術ロードマップの例を挙げました。米国の市場調査会社Inside Quantum Technology(IQT)社が発行した市場調査レポート「Quantum Random Number Generators: A Ten-year Market Assessment(量子乱数ジェネレーター:10年間の市場評価)」では、アプリケーションやメーカーの戦略などについても詳細に分析しています。この記事では、IQTが予想する2021年注目の4つの量子技術などを紹介します。
記事 ロボティクス・ドローン 家庭用コミュニケーションロボットは、性能ではなく「人の変化の物語」で魅力を伝えよ 2021/05/24 各企業がそれぞれの戦略で家庭用コミュニケーションロボットへの挑戦を続けている。だが、家庭用ロボットの魅力は機能やスペックのアピールだけでは伝わらない。家庭にロボットが入ることで、それぞれのユーザーの考え方や暮らしがどのように変化するのか、その物語を語ることが必要なのだ。
記事 ロボティクス・ドローン 業界の妄信を否定、ロボットのリカーリングビジネスを確立したイクシスの方法論 2021/04/28 ロボット開発者たちの多くは、ロボットを主役にしたがる。だが本当に主役にすべきはサービスであり、ロボットはそのための道具だ。これからのロボット活用が考えられる現場は、当然のことながらすべて人が作業を行う前提で作られて回っている。そこにロボットを入れるためには、人の側にも環境の側にもロボットに歩み寄ってもらう必要があるが、一足飛びには行かない。しかしある程度ステップを踏むことを厭わなければ、現場側からロボットが求められるようなやり方も可能になるという。
記事 PC・ノートPC キッティングとは何か?PCやスマホ・タブレット管理の作業と手順、効率化のポイント 2021/04/13 キッティングとは、PCやスマートフォンなどの設定や必要なソフトウェアのインストールなどを行い、すぐに業務で使えるように整備する作業を指す。企業内で取り扱うIT機器の台数が多ければ多いほどキッティングの工数が増えるため、IT担当者にとっては煩わしい業務の一つだ。この記事では、キッティングの基礎知識はじめ、具体的な作業方法や手順のほか、効率化のポイントについても解説する。
記事 ロボティクス・ドローン 【事例】ロボットと人が協働する佐川の物流倉庫、生産性は2倍に向上 2021/03/24 少子高齢化に伴う人手不足が進行するなか、日常となったネット通販の激増によって「小口多頻度」が常態化した物流現場。人手不足を補う手段として、ロボットはどれだけ現場をサポートできるのか。物流倉庫ではすでに人協働移動ロボット(AMR)を使いこなすプレイヤーが現れている。佐川グローバルロジスティクスの柏SRCでは、ピッキング作業を行う人たちの間をRapyuta Roboticsのピッキングアシストロボットが行き交い、業務をこなしている。ロボットと人が共に働くことが当たり前となるニューノーマル(新常態)の仕事の姿の一端をご紹介する。
記事 ロボティクス・ドローン スマートシティの進展から見える、ロボットビジネスの「次のビジョン」 2021/03/11 スマートシティが国策として推進され始め、多くの民間や自治体が動き始めている。デジタル技術を使ってエコロジカルで持続可能な街の実現を目指すスマートシティ。その技術的な柱はIoT、ビッグデータ、AI、自動運転やMaaS(Mobility as a Service)、そしてロボットだ。ロボットとスマートシティはどのように関わっていくのだろうか。少しだけのぞいてみよう。
記事 ロボティクス・ドローン ロボットの進化系「人工人間」に向けた3つのアプローチ、人と技術はどう融合するか? 2021/02/25 頭脳だけでなく身体や感情などもテクノロジーで具現化を目指す、いわばロボットの進化系である「人工人間(Artificial Human)」の進化が著しい。そして、その先に像を結びつつあるのが、能力向上に向けた人と技術との融合、すなわちヒューマン・オーグメンテーション(Human Augmentation)関連の技術群だ。こうした技術の進化により、人と人工人間/技術との境界が薄れつつある中、その活用に向けて多様な視点からの「人の在り方」が社会に問われるようになりつつある。ガートナーのマーティー・レズニック(Marty Resnick)氏が、この簡単には解を導けないテーマについて、人間の能力増強に向けた過去の歴史を基に未来を占いつつ、自身の今の見解を明らかにした。
記事 ロボティクス・ドローン 激動期の協働ロボット(コボット)市場、2021~28年の予測で「明るい兆し」のワケ 2021/02/18 安全柵の中でのみ作業をする産業ロボットとは異なり、柵のない環境で人の間に入って作業を行えるとして、協働ロボット(Collaborative Robot、コボット=Cobot)は注目を集めてきました。米国調査会社Interact Analysis社は協働ロボット市場に関する最新のレポート「協働ロボット市場:第3版」で、2019年に出した成長予測を下方修正しました。下方修正の主な要因は、言うまでもなくCOVID-19の世界的な感染拡大ですが、製造現場での小型多関節ロボットやスカラロボットとの競争、非製造業界における協働ロボット導入台数の伸び悩みなど、他の要因も挙げられます。Interact Analysis社のレポートを基に協働ロボット市場の2028年までの見通しを紹介します。
記事 ロボティクス・ドローン 米ロボットベンチャーOSAROが語る、「ロボットが苦手なもの」をピッキングできるワケ 2021/02/09 ピースピッキングや工場自動化を対象に、産業用ロボット向けの機械学習ソフトウェアを中心とした技術開発を行う米国のスタートアップOSARO(オサロ)。深層学習を使って従来は難しかったピースピッキングの自動化を可能にしようとしている会社だ。ばら積み、透明、光を反射する、変形しやすい物体はロボットが苦手としている。OSAROはこれらの物体のピッキングを安価なセンサーで実現可能にすることから、知る人ぞ知る会社である。そのCEOであるデリック・プリッドモア氏に話を聞いた。
記事 ロボティクス・ドローン 情熱を集めて燃えろ。元ロボットベンチャー人事が起業、人材紹介TORCHの技術者支援 2020/12/23 技術系スタートアップの人たちは口を揃えて「採用に苦労している」という。もともと技術者の需要は他の職種よりも高い。そしてスタートアップが求める人材はステージによって変化し、その折々に必要な人を集めるのは難しい。また技術者側も新しいステップへと進みたいと考えたときの選択肢は意外と限られている。そんなときに頼りになりそうな会社が1つ現れた。技術者特化型の人材紹介会社TORCHである。社会は会社で構成されている。会社が人を採用するということ、また転職先を探すということについて、改めて考えてみたい。
記事 その他ハードウェア スマホやスマートスピーカーはどうやって音声を認識している? 音のデジタル化を解説 2020/12/12 私たちが何気なく過ごしている毎日の中には、どこにでも「科学」が隠れています。ここでは、そんな身近な科学をわかりやすく解説しましょう。今回取り上げるのは音の「デジタル化」です。これにより、一昔前は考えられなかった技術が実用化されていますが、最近、爆発的に広まっているのがスマホやスマートスピーカーなどで活用される「音声認識」です。
記事 ロボティクス・ドローン 焼肉店で感嘆…初めて見た、「使い倒されている」サービスロボットの姿 2020/10/30 サービスロボットが、ついに日常風景のなかに現れた。レストランでの配膳ロボットである。人手不足を背景に新型コロナ禍による非接触ニーズが引き金となり、本格的な導入が始まった。一部店舗では既に本格的にロボットが人と協働し始めている。これまでトライアルが続いてきた他のサービスロボットと異なる姿を実店舗で見ることができた。ただし、効率化と飲食店ならではの付加価値向上の両立については各店で慎重に取り組んでいく必要がある。
記事 ロボティクス・ドローン 日本のサービスロボットの残念すぎる現状、「やっただけ」の実証実験になっていないか 2020/09/30 サービスロボットの実証実験が続いている。9月には東京都内で2つの大型ビルが開業し、それぞれでロボットの実証実験も行われた。「ロボット」という存在が、明るい未来や先進性の象徴として扱われているからだろう。しかし、実証実験の枠を超えて活用される例はいまだに少ない。実際の活用例を増やすためにはロボットの使い方を把握しているSIerの活用ももっと必要だ。
記事 ロボティクス・ドローン アズワンの物流倉庫を徹底解剖、省人化をさらに進める新コンセプト「GTR」とは? 2020/07/30 自動化技術を用いた省人化がいま猛烈な勢いで進みつつあるのが物流分野だ。作業者の歩行距離を減らす「GTP(Goods-To-Person)」から、さらにロボットの近くまでモノを持ってくる「GTR(Goods-To-Robot)」という考え方が生まれ、活用され始めている。科学機器や病院・介護用品の総合商社であるアズワンの新しい物流倉庫「スマートDC」では、村田機械の自動倉庫にMUJINやシャープ製のロボットが組み合わされ、人がタッチすることのないシステムが活用され始めていた。
記事 ロボティクス・ドローン 利用者のニーズに変化、ウィズコロナのロボット開発に求められる視点とは 2020/07/01 新型コロナウイルスとの戦いが続いている。ロボット業界に求められていることは、医療関係者や清掃業者、生活必需品の工場や物流を担う人たち、販売店の店員などエッセンシャルワーカーを感染から守ることだ。そして社会全体の強靱(きょうじん)化に貢献することである。これまでは緊急対応だったが、ウイルスとの戦いは長期戦となる。実際にロボットを扱うサービス提供者から見て、適切なコストで本当に役に立つロボットの開発が必要だ。「感染」に対する安心の提供も必須となるだろう。
記事 ロボティクス・ドローン 「遠隔操作ロボット」をタイプ別に解説、8つの実例でわかるその可能性 2020/06/03 少子高齢化による労働力不足、そして昨今のコロナ・ショックによる「安全」の確保と、社会活動を継続する仕組みの必要性、その解となりうるのが、遠隔操作ロボットである。本稿では遠隔操作技術が求められる背景を改めて整理した上で、遠隔操作ロボットを5タイプに分けて具体的な事例とともに紹介していく。
記事 ロボティクス・ドローン 新型コロナで苦境の飲食店、配膳ロボットの活躍の場は? 2020/04/24 今回は、フロアー配膳ロボット「PEANUT」について紹介する。飲食店向けのPOS、オーダーエントリーシステムを手がける日本システムプロジェクトが、飲食店の省人化・スマート化、エンターテイメントを目的として手がけている移動ロボットで、レンタル料金7万円/月で3月末から展開中だ。飲食業でもITを使った効率化や省人化が進められていた一方で、新型コロナウイルスでいま非常に厳しい状況にある。どのような展開を考えているのか聞いた。
記事 サーバ ハイパーコンバージェンスとは何か? ガートナーが解説するHCI製品比較のポイント 2020/04/06 クラウドとオンプレを組み合わせるハイブリッド・クラウドが現実解になりつつある。こうした中、ハイパーコンバージド・インフラストラクチャ(HCI)をはじめとしたハイパーコンバージェンスが注目を集めている。ハイパーコンバージェンスとはいったい何なのか。さらにHCI製品の特徴、あるいは製品比較のポイント、各ベンダーの状況について、ガートナーのシニア プリンシパル, アナリスト、青山 浩子氏に解説してもらった。
記事 ロボティクス・ドローン 遠隔操作ロボットの知られざるメリット、ANAやスタートアップらの試みとは 2020/03/31 アバター(分身)とも呼ばれる遠隔操作ロボットで新たな用途を開拓しようとする試みが増えてきた。ロボットを遠隔操作することができればロボットだけではできない作業も可能になる。ただしそのためにはシームレスなロボットと人の接続、スムーズにロボットからの情報を受け取り、処理し、送りかえす技術が必要だ。またロボット技術だけでは解決できない社会的課題も存在する。用途によっては「ロボットの向こう側にいる人」の存在感を伝えることが最も重要なポイントとなることもある。また、ロボットを操作すること自体で得られる価値もある。遠隔操作ロボットのスタートアップ数社の試みをまとめた。
記事 ストレージ 「分子メモリ」は何がすごい?ストレージの限界超えた次世代技術 2020/03/25 私たちが扱う情報量が年々増え続ける一方で、その情報を保管する磁気ディスク(HDD)の容量には技術的な限界が近づきつつあります。その限界を超える技術が「分子メモリ」です。これは量子コンピュータのように量子世界の分子をコントロールして記憶媒体として用いるまったく新しい技術であり、メモリの常識を覆す可能性を秘めています。それは一体どんな技術なのか、現時点で明らかになっていることを解説します。
記事 ロボティクス・ドローン 飲食現場で進む自動化の行方、問われる「ロボットの使い方」 2020/03/11 人手不足と人件費上昇、技術向上とロボットアーム価格の下落がマッチし始め、ゆっくりとしたペースだが、不可避かつ不可逆の流れとして労働集約な現場の自動化が進行中だ。多くの対象領域の1つが「食」の現場だ。食品工場やセントラルキッチンは言うに及ばず、外食店舗の店頭でも自動調理機器とロボットが使われる時代が到来しようとしている。2月12日から14日にかけて行われた「第54回スーパーマーケット・トレードショー2020」、そして2月16日から19日に行われた「国際ホテルレストランショー (HCJ2020)」の2件のレポートも兼ねて今回は調理ロボットの話をしておきたい。
記事 ロボティクス・ドローン 国際ロボット展で見えた、業界トレンドの明らかな変化 2020/01/31 「2019国際ロボット展(iREX2019)」が2019年12月18日(水)~12月21日(土)の4日間、東京ビッグサイトで行われた。展示を細部までお伝えすることはとてもできないが、概況から、現在のロボットを取り巻く状況を改めて見ておこう。
記事 ロボティクス・ドローン ダムの科学、施工や保守にドローンやロボットはどう活用されているのか? 2020/01/21 日本は雨が多く、国土の約75%を山地が占めているため、大雨が降れば洪水、雨が降らなければ渇水という極端な状況になりがちです。これを防ぐのが「ダム」の大きな役割の1つです。この記事では『ダムの科学』を上梓した一般社団法人 ダム工学会 近畿・中部ワーキンググループのメンバーが、ダムの施工や保守でICT(情報通信技術)やドローン、ロボットがどう活用されているのかを紹介します。
記事 量子コンピューター 【まとめ】量子コンピューターの活用事例、デンソーやリクルート、TDKの場合 2019/11/25 量子コンピューターの中でも量子「アニーリングコンピュータ」にはどんな事例が生まれているのか。実際に効果はあるのだろうか。普及へのヒントは──。経済産業省政策シンポジウム「次世代コンピューターが実現する革新的ビジネス」の中からデンソーやリクルートコミュニケーションズ、TDKが量子アニーリングコンピューターをどのように使おうと考えているのかを紹介する。