記事 ロボティクス いまだ「人手頼み」物流業界の深刻、これからの本当の危機をロボットは支えられるか いまだ「人手頼み」物流業界の深刻、これからの本当の危機をロボットは支えられるか 2023/10/03 1 あらゆる業界が人手不足だ。物流分野でのロボット活用は、ついに必要性を認められるに至り、物流の展示会でロボットが出てくるのは当たり前になった。新しい技術も続々と登場している。だが現場での活用はまだまだ不十分だ。「未来の物流」を支えるために、今後のロボット技術は何ができるのだろうか。
記事 自動車・モビリティ 「電動キックボード不要論」に欠けている視点、「特定小型原付」の種類やメリット 「電動キックボード不要論」に欠けている視点、「特定小型原付」の種類やメリット 2023/09/27 道路交通法の一部が改正され、電動キックボードなどが属する特定小型原動機付自転車(特定小型原付)に関する規定が施行された。変更内容は、運転免許なしで利用可能になったことなどが挙げられるが、警察庁の発表では、新制度開始1カ月で電動キックボードの交通違反は全国で400件以上にのぼったという。違反や事故が相次ぐ中、必要性に疑問の声があるのも確かだ。だが、筆者は違う視点から、このカテゴリーは必要だと唱える。
記事 PC・スマホ・IT・AV機器 「iPhone対Android」どちらがよいかを今さら比べるワケ、iPhone15やPixelでどうなる? 「iPhone対Android」どちらがよいかを今さら比べるワケ、iPhone15やPixelでどうなる? 2023/09/22 「iPhoneとAndroidはどちらが優れているのか」といった比較は長年取り上げられている話題だ。最近は同じOSを使い続けるユーザーが増え、iOSとAndroidのシェアは固定化しつつあるといわれている。しかし、iPhone 15シリーズで新たに「USB Type-C」に対応、グーグルのPixelシリーズも台頭する一方、スマホそのものの販売台数は二けた減の時代に突入するなど、スマホ市場は岐路に立たされている。iPhoneとAndroidの垣根が下がり、互いに移行しやすくなった中で、あえて「iPhone対Android」今選ぶならどちらなのであろうか。
記事 自動車・モビリティ 利益率はトヨタ超え、絶好調「三菱自動車」に何が起きた?手堅い改革のスゴイ効果とは 利益率はトヨタ超え、絶好調「三菱自動車」に何が起きた?手堅い改革のスゴイ効果とは 2023/09/21 6 2023年7月26日、日産とルノーはアライアンスの新しい枠組みを定める最終契約を締結し、日産・ルノー・三菱自動車の3社のアライアンスは、新しい章を迎えることとなりました。しかし、この契約で語られたことの多くは、日産とルノーのパワーバランスのことばかり。当事者の1人である三菱自動車の存在感は、残念ながら大きなものではありませんでした。あまり話題に上らない三菱自動車ですが、どのような状況にあるのでしょうか。知られざる実力について解説します。
記事 エネルギー・電力 処理水放出は30年で終わらない!?建前だらけ…原発廃炉への道筋と悲劇的末路 処理水放出は30年で終わらない!?建前だらけ…原発廃炉への道筋と悲劇的末路 2023/09/20 8月末に始まった福島原発の処理水の第一回目の放出。残念ながら、処理水放出は政府などが示すように今後30年程度で終わることは決してない。その年数は根拠のない建前の数字であり、関係者や専門家でそれを信じているものはまずいない。つまり今のままなら処理水は、その何倍、ひょっとすると何十倍もの期間にわたって生まれ続けることになる…。
記事 半導体 半導体「超」入門、知っておくべき基礎知識3つ 集積率はもう限界? 今後NTTに脚光? 半導体「超」入門、知っておくべき基礎知識3つ 集積率はもう限界? 今後NTTに脚光? 2023/09/15 デジタル社会の実現に不可欠な要素技術であり、国の安全保障にも直結する戦略技術を伴った「半導体」。今やPCやスマホだけでなく、自動車や白物家電などにも幅広く活用されるようになってきた。PwCコンサルティングのシンクタンク、PwC Intelligenceの祝出洋輔氏によれば、「半導体産業はテクノロジートレンドの需要を基礎として、政治的な力学の影響を強く受ける」という。そのため、構造が複雑化している印象を持つ人も多いだろう。ここでは、半導体の現状を知る上で知っておくべき3要素や、半導体技術の最新動向、半導体サプライチェーンの変化の行方などをわかりやすく解説する。
記事 自動車・モビリティ ベトナムEVメーカー「VinFast(ビンファスト)」とは? 一時テスラ・トヨタの次のワケ ベトナムEVメーカー「VinFast(ビンファスト)」とは? 一時テスラ・トヨタの次のワケ 2023/09/14 テスラが牽引するEV市場だが、同社に対抗する新興プレーヤーが米国内だけでなく中国などからも続々登場している。直近の話題は、ベトナム発のEV(電気自動車)メーカー「VinFast(ビンファスト)」が米ナスダックに上場したことだ。時価総額が一時、テスラ・トヨタに続く世界3位に躍り出て、その後、急落したあとも、米GMや日本のホンダなどを超えており注目を集めている。VinFastとはそもそもどのような企業なのか? 今後テスラや日本の自動車メーカーの競合となりうるのか? ナスダック上場をめぐる反応などを紹介しよう。
記事 エネルギー・電力 米国が「水素」に本気を出してきたワケ、2045年脱炭素に立ちはだかる“9つもの壁” 米国が「水素」に本気を出してきたワケ、2045年脱炭素に立ちはだかる“9つもの壁” 2023/09/11 数年前まで水素のエネルギー導入に最も注力し、先進的だったのは欧州だったが、米国の追いつきには目を見張るものがある。水素の生産量そのものでは中国がトップだが、中国の水素の多くは褐炭を原材料とした「ブルー水素」。製造時にCO2を排出しない「グリーン水素」の生産量は2023年現在で米国がトップで、この傾向は少なくとも2030年まで続くと考えられる。水素推進を行う米国の手法とその背景とは何か。
記事 ロボティクス ロボット導入前に物理空間を仮想化、京セラがUnityを活用する4つの理由 ロボット導入前に物理空間を仮想化、京セラがUnityを活用する4つの理由 2023/09/06 電子部品大手の京セラはAIとクラウドを活用したロボティクス事業に取り組んでいる。このロボティクスへの取り組みの中で、現実の物理空間を仮想化し、可視化する役割を担っているのが、ゲームエンジンとしてよく知られる「Unity」だ。同じくゲームエンジンとして有名なUnreal Engineも自動車分野での利用が進んでいるが(関連記事1、関連記事2)、Unityはロボティクスの現場でどう活用されているのか。京セラの担当者がその詳細を語った。
記事 自動車・モビリティ Tractus-X(トラクタスX)とは? Catena-X構想の成否を決める超重要プロジェクトの全貌 Tractus-X(トラクタスX)とは? Catena-X構想の成否を決める超重要プロジェクトの全貌 2023/09/05 1 2023年4月、「Catena-X(自動車業界の企業同士のデータ共有を目指すNPO)」のユースケースの運用・採用を促進する目的で、業界大手10社によるジョイントベンチャー「Cofinity-X」の設立が発表され話題を集めました。このCofinity-Xの役割の中心は、AppStoreのように、Catena-X実現に必要なアプリケーションのマーケットプレイスを運営することにありますが、これを実現するためには、そもそも 開発環境や開発ツールの整備・提供が必要となります。今回は、そうした開発環境や開発ツールの整備・提供の役割を担う「Tractus-X(トラクタスX)」を解説します。
記事 FA・産業機械・重電 IHIのDXは何がスゴい? 同社オリジナル「推進3ケ条」を徹底解説 IHIのDXは何がスゴい? 同社オリジナル「推進3ケ条」を徹底解説 2023/09/04 IHIのDXは何がスゴい? 同社オリジナル「推進3ケ条」を徹底解説 1853年に造船業から始まり、現在では4つの事業領域へと発展しているIHIグループ。製造業に軸足を置きながら幅広い領域で事業を展開する同社は、DXを進める上で世界の動向にも目を向けながら、戦略的な取り組みを行っている。同社の具体的な取り組みについて、常務執行役員の小宮 義則氏に話を聞いた。
記事 白物家電・調理・空調機器 打倒プレステのマイクロソフト、巨大買収で10兆円もかけた狙い、「ソニーの逆襲」は? 打倒プレステのマイクロソフト、巨大買収で10兆円もかけた狙い、「ソニーの逆襲」は? 2023/08/31 1 家庭用ゲーム機Xboxの発売元であるマイクロソフトが、Call of Dutyなどで有名なゲームソフト開発会社のアクティビジョン・ブリザードを買収すると発表してから約1年7カ月が経過した。独占禁止法違反の疑いが懸念されていたが、各国当局の審査や反トラスト裁判を経て、いよいよ買収承認の可能性が高まってきた。687億ドル(約10兆円)の巨額買収が正式に完了した後、ゲーム業界の勢力図はどう変わるのか。ライバルでPlayStationを提供するソニーはどう動くのか。マイクロソフトの真の狙いとともに、ゲーム業界の近未来をひも解いていく。
記事 ロボティクス Mujin滝野氏の「工場自動化の鉄則」、米国・中国の水準に到達するための“3つの条件” Mujin滝野氏の「工場自動化の鉄則」、米国・中国の水準に到達するための“3つの条件” 2023/08/31 人件費の高騰が進む中、生産・物流ラインの自動化および省人化は、我が国の製造業にとって避けられない課題になっている。一方、自動化の鍵として注目される「ロボット」には、課題も多い。本記事では、工場・倉庫の自動化を推進してきた、MujinのCEO 兼 共同創業者 滝野一征氏が生産・物流ラインの自動化を実現するためのポイントを解説する。
記事 ロボティクス Mujin滝野氏の「工場自動化の鉄則」、米国・中国の水準に到達するための“3つの条件” Mujin滝野氏の「工場自動化の鉄則」、米国・中国の水準に到達するための“3つの条件” 2023/08/31 人件費の高騰が進む中、生産・物流ラインの自動化および省人化は、我が国の製造業にとって避けられない課題になっている。一方、自動化の鍵として注目される「ロボット」には、課題も多い。本記事では、工場・倉庫の自動化を推進してきた、MujinのCEO 兼 共同創業者 滝野一征氏が生産・物流ラインの自動化を実現するためのポイントを解説する。
記事 エネルギー・電力 TEIAとは? 日本も取り組む「エネルギー業界のデータ管理標準」の狙い TEIAとは? 日本も取り組む「エネルギー業界のデータ管理標準」の狙い 2023/08/25 エネルギー業界のデータ管理をオープンスタンダード化する動きが進んでいる。2023年6月、日本の国内火力発電最大手のJERA(ジェラ)、ドイツの電力大手 E.ON(エーオン)、オーストラリアの電力大手 オリジン・エナジー、データセキュリティなどを手がける米国のインタートラスト・テクノロジーズがエネルギーマネジメントに関するデータの相互運用を可能にする技術標準のイニシアチブ「TEIA(Trusted Energy Interoperability Alliance)」の設立を発表した。なぜ今このような仕組みが必要とされるのか、TEIAの中心人物であるJERA常務執行役員 サミ・ベンジャマ氏とインタートラストCEOタラル・シャムーン氏に聞いた。
記事 エネルギー・電力 世界と日本で「太陽光発電」普及に大きな差があるワケ、存在する“理不尽なルール” 世界と日本で「太陽光発電」普及に大きな差があるワケ、存在する“理不尽なルール” 2023/08/23 太陽光発電は世界的な空前のブームのただなかにあり、カーボンニュートラル実現の柱となっている。なぜこれほど太陽光発電が拡大できたのだろうか。また、世界的なブームの一方で日本では伸びに鈍化が見られるが、それはなぜだろうか。太陽光発電を取り巻く実態を最新データなどから明らかにする。
記事 半導体 生成AIでGPU不足深刻化、NVIDIA新投入のGH200とは? メタやテスラが抱える驚きのGPU数 生成AIでGPU不足深刻化、NVIDIA新投入のGH200とは? メタやテスラが抱える驚きのGPU数 2023/08/19 現在シリコンバレーで最も注目される話題は「GPU不足」といわれている。生成AIへの関心が高まる中、大規模言語モデルの開発が活発化し、それに伴いGPUをめぐる取得競争が激化しているためだ。そのため、NVIDIAが新たに発表した「GH200」にも注目が集まる。GH200はどんなGPUになるのか。そもそもなぜGPUが不足しているのか、現行GPU「H100」や「A100」は誰が、何個取得したのか、ChatGPTの開発にGPUはどれほど必要なのか。GPU関連の注目トピックを紹介しよう。
記事 ロボティクス 顧客の言いなりから脱却へ……物流業界を大変革する「ロボットサブスク」という新潮流 顧客の言いなりから脱却へ……物流業界を大変革する「ロボットサブスク」という新潮流 2023/08/08 物流ロボットと言えば、相当の覚悟をした上で導入するものだ。当然だろう。以前の物流ロボットは、数千万円から億円単位の投資を必要としたからだ。だが現在、1台当たり月額数十万円で導入できる物流ロボットのサブスクリプションサービスが登場し、注目を集めている。人手不足が深刻化する物流現場の生産性向上と、物流ビジネスの変革を可能にするゲームチェンジャーとして存在感が増しているのだ。なぜこの物流ロボットのサブスクという新潮流に期待が高まっているのだろうか。
記事 建設・土木・建築 ほんとうの不況はこれから? アフターコロナの不動産市場を待つ「バブル崩壊」 ほんとうの不況はこれから? アフターコロナの不動産市場を待つ「バブル崩壊」 2023/08/04 私たちの生活に大きな影響を与えてきたコロナ禍。感染拡大から約3年を経てようやく「アフターコロナ」が見えてきた現在だが、コロナの爪痕が残る不動産市場は、決して明るい未来が待ち受けているとは言えない。 アフターコロナを迎えつつある日本で、不動産の未来はどうなるのかを解説する。
記事 白物家電・調理・空調機器 【単独】ダイソンはEV再参入を目指すのか? CTOに聞く「情熱注ぐ投資領域と人材戦略」 【単独】ダイソンはEV再参入を目指すのか? CTOに聞く「情熱注ぐ投資領域と人材戦略」 2023/08/02 日本の製造業において、残念ながらエンジニアは決して目立つ存在ではないだろう。一方、世界で成長を続けてきたダイソンは、創設者兼企業トップのジェームズ・ダイソン氏をはじめとするエンジニアが会社の中核を担ってきた。しかし最近では研究開発や製品展開が変化し、エンジニアに求められる能力やスキルなども変わってきているという。同社CTOのジョン・チャーチル氏に、ダイソンの人材戦略や教育姿勢を聞くとともに、今後の製品展開についても聞いた。
記事 白物家電・調理・空調機器 【単独】ダイソンCTOに聞く「日本企業との大きな違い」、世界トップたる理由とは何か 【単独】ダイソンCTOに聞く「日本企業との大きな違い」、世界トップたる理由とは何か 2023/07/28 日本の大企業では少ない、エンジニア出身者が経営を率いるダイソン。電気機器の世界的メーカーとして確固たる地位を築き上げた今でも、常にトップであり続けるために、他社と差別化できる技術領域の開発に注力している。その技術開発について、ダイソンのCTO(最高技術責任者)、ジョン・チャーチル氏は「経営者がエンジニア出身だからこそ、短期で投資回収するのではなく、長期的な目線を持って重要な技術開発に多額の投資を行っている」と語る。技術部門トップのチャーチル氏に、技術者視点で見たダイソンの強みや日本企業との違いなどについて単独インタビューで話を聞いた。
記事 自動車・モビリティ ゴリ押し“EVシフト”が失敗しそうな裏事情、米紙が「悪者トヨタ」叩きをやめたワケ ゴリ押し“EVシフト”が失敗しそうな裏事情、米紙が「悪者トヨタ」叩きをやめたワケ 2023/07/27 1 米EV市場で大きな異変が起きている。2022年は世界的な半導体不足やサプライチェーンの混乱で、需要に見合うだけのEVを生産できなかった。だが2023年は打って変わって、ディーラーの在庫が積み上がっている。テスラも、生産台数が販売台数を上回る事態だ。そうした中、急速かつ完全なEVシフトを拒んできたトヨタを悪者企業として急先鋒で叩いてきた米ニューヨーク・タイムズ紙が、ハイブリッド車を再評価する論調へと立場を変えた。こうした流れにはどんな事情があるのか、ゴリ押しされてきたEVシフトは今後どうなるのか。
記事 ロボティクス 熟練技をロボットが再現、パナソニック「エアコン室外機外装自動分解システム」のスゴさ 熟練技をロボットが再現、パナソニック「エアコン室外機外装自動分解システム」のスゴさ 2023/07/26 パナソニックがAIとロボットを使った「エアコン室外機外装自動分解システム」を公開した。リサイクル工場の人不足に対応するためのシステムで、解体データベースと連携し、ロボットが手先を切り替えながら、自動でエアコンの外装をバラす。現在の速度は人間よりも圧倒的に遅いが、単純にタクトタイムだけでは判断できない課題がリサイクル現場にはあり、自動化は必須だという。熟練の手技が必要だった病院給食のトレイメイクを誰でもできるようにした技術と合わせてレポートしておきたい。
記事 エネルギー・電力 ドイツの「脱原発」は失敗か?完了3カ月後に起こった2つの“異変”とは ドイツの「脱原発」は失敗か?完了3カ月後に起こった2つの“異変”とは 2023/07/25 2 4月中旬、ドイツは国内すべての原子力発電所の停止することで、「脱原発」を果たした。20年以上前にドイツは脱原発を決定したが、かつてと違って国民のムードは歓迎一色とはいかない。それでもなぜドイツは脱原発を決行したのだろうか。また、脱原発3カ月後に起きた2つの異変とは。
記事 自動車・モビリティ なぜマツダは世界で評価される?他社が簡単に真似できない“世界水準のある強み”とは なぜマツダは世界で評価される?他社が簡単に真似できない“世界水準のある強み”とは 2023/07/24 1 自営 なし 辻直浩 「こだわりを持ってじっくりとやる」この言葉がマツダの今につながっていると思う。 確か2000年頃、原爆後の焼け野原から地域と共に再興してきたという少し長い企業CMを見た時、同業他社勤務だったが、マツダの底力を感じた。それは間違っていなかったと、今思う。 そのCMを(マツダのサイトやYouTubeなどで)探しているが見つからない。 木谷氏には、ぜひマツダウェブサイトに載せてもらうようお願いしたい!
記事 エネルギー・電力 エネルギー白書(2023年版)の要点解説、日米欧の「脱ロシア政策」「自給率」の違いとは エネルギー白書(2023年版)の要点解説、日米欧の「脱ロシア政策」「自給率」の違いとは 2023/07/21 2023年6月、資源エネルギー庁は「2023年版 エネルギー白書」を公開しました。エネルギー白書とは、毎年エネルギー庁が発行しているエネルギー政策基本法に基づく年次報告で、今年で20回目となります。本記事では、250ページ超に及ぶ「2023年版 エネルギー白書」の中から、「第1部 エネルギーをめぐる状況と主な対策」のうち「第2章 エネルギーセキュリティを巡る課題と対応」「第3章 GX(グリーントランスフォーメーション)の実現に向けた課題と対応」の内容を取り上げ、GXに向けた課題と対応を中心に考察します。
記事 自動車・モビリティ 強敵テスラ・BYDに勝てる日本企業はあるか? マツダ木谷昭博氏×八子知礼氏が激論 強敵テスラ・BYDに勝てる日本企業はあるか? マツダ木谷昭博氏×八子知礼氏が激論 2023/07/20 テスラや上陸したばかりのBYDなど、海外の大手EVメーカーの参入などを受け、国内自動車市場の競争は激化している。内燃機関を中心に強みを発揮してきた国産自動車メーカーは、新たな提供価値で勝負を仕掛けてくる海外メーカーとどのように戦っていけば良いのか。先進的なクルマを開発し続けてきたマツダでIT部門を統括する木谷昭博氏と、DX推進支援を通して産業構造の変革を図るINDUSTRIAL-Xの八子知礼氏が、日本の自動車業界の未来について意見を交わした。
記事 自動車・モビリティ ドコモ「EVバイクシェア」の勝算は? 電動キックボードLuupキラーとなれるか、新車両投入の思惑 ドコモ「EVバイクシェア」の勝算は? 電動キックボードLuupキラーとなれるか、新車両投入の思惑 2023/07/13 全国各地で自転車シェアリングを展開しているNTTドコモグループのドコモ・バイクシェアが、5月29日、新たに電動3輪モビリティのシェアリングサービス「東京EVバイクシェア」を始めた。直近では、一定の基準を満たした電動キックボードなどが7月1日の改正道路交通法の施行によって16歳以上であれば運転免許がなくても乗れるようになり、利用のハードルが下がる中、運転免許が必要な“EVバイク”には勝算があるのだろうか。見え隠れする新車両投入の思惑とは。
記事 ロボティクス 食品製造の人手不足解消の次の一手は?FOOMA JAPAN 2023で見た最新ロボット活用 食品製造の人手不足解消の次の一手は?FOOMA JAPAN 2023で見た最新ロボット活用 2023/06/26 1 食品製造技術の展示会「FOOMA JAPAN 2023」が開催された。今回も、人と一緒に働ける協働ロボットを中心にさまざまなロボット活用が提案されていた。ロボットがお惣菜を扱ったり、冷凍ハンバーグを移載したりしている様子は展示会映えする。さまざまな技術的ハードルも克服されつつある。しかしながら実際の食品製造現場でのロボット活用は順調に進んでいるとは言い難い。提供側の提案は今ひとつ芯を食っておらず、現場は現場で、さまざまな理由で最新技術の導入には二の足を踏んでいる。次の一手には何が必要なのだろうか。
記事 エネルギー・電力 2027年には「電力ゼロ円」、電気代急騰に苦しむ日本人の知らない「米国再エネ」最新事情 2027年には「電力ゼロ円」、電気代急騰に苦しむ日本人の知らない「米国再エネ」最新事情 2023/06/22 再エネの波は思いがけない速さで訪れている。米国では、テキサス州が風力発電の発電量で全米最大となり、カリフォルニア州では春から秋にかけては再エネによる電力供給が100%を記録することも多くなった。再エネのコストも下がっており、現在米国で最も安い電力は風力となっている。電気料金が大幅に低下する米国でいま何が起きているのか。そこには電気代が高騰する日本とはまったく異なる実態があった。