記事 リーダーシップ グローバル経営者に伝える日本の弱点 -「日本の強力なビジネスモデルを知っているか」 グローバル経営者に伝える日本の弱点 -「日本の強力なビジネスモデルを知っているか」 2016/02/08 日本の経営者に求められているのは、命題を真正面から捉え、解決のために経営の基本的な考え方(モデル)を変えることだ。前回は、命題を発見し、解決のためのモデルを創造し、仕組を作ってトップダウンに実現することを学んだ。今回は日本企業のモデル事例を見ながら、グローバル競争で勝つためのビジネスモデルの構築方法を議論していく。
記事 リーダーシップ 日隈 寛和氏、シマンテック日本法人の代表取締役社長に就任 日隈 寛和氏、シマンテック日本法人の代表取締役社長に就任 2016/01/27 シマンテックは27日、日本マイクロソフトでDyanamicsビジネス本部長および執行役を務めた日隈 寛和氏を日本法人の代表取締役社長に任命したと発表した。
記事 リーダーシップ 「フレームワーク型」の孫子、「事例積み上げ型」の韓非子を読み比べよ 「フレームワーク型」の孫子、「事例積み上げ型」の韓非子を読み比べよ 2016/01/22 社会的・経済的な成功を望むにあたって、妻と夫ですら、目指すところが随分違う。この単純な事実から出発して、韓非子は組織の意思統一の難しさを説いた。だからこそ「法による行動の制限」が大切であると。しかし当然のことながら、人の本質を見誤った法は機能しないものである。法家は単純なルール、法律としての「法」だけではなく、人間を動かす原理、社会の仕組みを踏まえた「法則」としての「法」を運用せよということが、法家の主張の本質だったのだ。
記事 見える化・意思決定 グローバルのCEOが考える脅威、重要投資先は? PwCの世界CEO意識調査結果 グローバルのCEOが考える脅威、重要投資先は? PwCの世界CEO意識調査結果 2016/01/20 世界のCEOは自信を失っている――。PwCは19日、「第19回世界CEO 意識調査」の結果を発表した。この調査は、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)の開催に合わせて、PwCが毎年発表しているもの。1400人以上のCEOを対象に行った本年の調査によれば、CEOの3分の2(66%)が、自社の事業を取り巻く脅威が3年前よりも高まっていると感じていることが分かった。
記事 リーダーシップ 孫子が説く、組織でプロジェクトを成功させるための「道」の研究とは 孫子が説く、組織でプロジェクトを成功させるための「道」の研究とは 2016/01/20 我々が今日において手にする孫子とは、「思想のカンブリア紀」とでも言うべき社会、そのなかでもっとも成功した書物である。戦争をしていない我々が、時代も目的も遠く離れた孫子にヒントを見いだせる(あるいは見出したい)と考えるキーワードは、「組織戦」と「プロジェクト性」である。このなかで「道」こそが、最も中心的な概念を成すということは明らかに了解されることであろう。この「道」という概念は、孫子にかぎらず、古代中国の諸子百家がこぞって研究した概念であった。
記事 リーダーシップ マッキンゼーの「7S」と孫子の「五字七計」を比較 古典からビジネスを読むポイント マッキンゼーの「7S」と孫子の「五字七計」を比較 古典からビジネスを読むポイント 2016/01/19 数多くの経営指南書において指摘されているとおり、孫子兵法は現代における企業経営にあてはめることが可能である。しかし問題は、これが直感に馴染み過ぎて、細かい部分の検討をせぬまま飲み込まれてしまいがちである、ということだ。あえて細部にこだわって読み進めることによって、その精神や骨法に迫らなければ、皮相的な理解に留まってしまい、「生兵法は大怪我のもと」にもなりかねない。今回は、現代のビジネスに「孫子の兵法」を活かすための方法を前・中・後編にわたって考えてみたい。
記事 人材管理・育成・HRM ハバタク 小原 祥嵩氏が語る 「グローカルなマインドセットを持つ人材を増やす」 ハバタク 小原 祥嵩氏が語る 「グローカルなマインドセットを持つ人材を増やす」 2016/01/15 新卒で入社した「IBMビジネスコンサルティングサービス」の同僚2人とともに独立。教育・人材育成事業と地方創生プロジェクトを展開する「ハバタク株式会社」を設立した小原祥嵩さん。学生や社会人向けの人材育成のほか、実験的な事業として地方創生を目的とした事業を手掛けている。後編では、ハバタクの教育・人材育成事業の拠点であるベトナムに関する情報や、ハバタクの事業展開を紹介する。
記事 人材管理・育成・HRM 広告アイデアソンレポート 広告課題解決のカギは異分野交流にあり 広告アイデアソンレポート 広告課題解決のカギは異分野交流にあり 2016/01/14 昨年12月12日、東京工科大学主催のアイデアソン「越境して『広告』の未来を探索しよう」が行われた。東京工科大学大学院バイオ・情報メディア研究科長上林憲行氏らが進める「越境する広告メディア研究会」の活動として始まったものだ。変容する社会の状況に合わせて、広告も変わらなければいけない。広告の未来について、広告のプロだけでなく、さまざまな分野の人が集まることによって、新しい議論を起こそうというものだ。
記事 人材管理・育成・HRM IBMのコンサルタント時代に感じた、日本のビジネスパーソンに足りない“あるもの” IBMのコンサルタント時代に感じた、日本のビジネスパーソンに足りない“あるもの” 2016/01/14 新入社員の多くは“答えがない問題を解決していく”のが苦手だ――。新卒で入社した「IBMビジネスコンサルティングサービス」の同僚2人とともに独立。教育・人材育成事業と地方創生プロジェクトを展開する「ハバタク株式会社」を設立した小原祥嵩さん。起業のきっかけとなったのは、会社員時代に感じた日本のビジネスパーソンに足りない“あるもの”だったという。
記事 リーダーシップ ビジネスパーソンは「孫子の兵法」を読んで「分かった気分」になってはいけない ビジネスパーソンは「孫子の兵法」を読んで「分かった気分」になってはいけない 2015/12/25 ビジネス書で孫子ばかりが取り上げられているが、孫子の言葉をより深く理解するために参考となるのが、呉子の言葉である。「孫呉の略」として、孫子に並び称された軍略家、呉子の内容は春秋戦国時代の軍事的状況に基づくより具体的なものであり、孫子だけでは読み取ることのできない当時の特色が残っている。その呉子が全編に渡って繰り返し説いているのが、兵の統制=マネジメント問題なのである。
記事 リーダーシップ 「当たり前」のことしか載っていない? 「孫子の兵法」から本質を体得するには 「当たり前」のことしか載っていない? 「孫子の兵法」から本質を体得するには 2015/12/24 戦略論の元祖といえば「孫子の兵法」ということで、毎月毎月、孫子をテーマにしたビジネス書がいくつも出版されている。どのような入門書から入っても必ず目にする言葉は、「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」である。一見すると金言のようだが、よくよく考えれば当たり前で、いわば「売上に対して原価と経費が下回れば、黒字である」と言っているようなもの。はたしてわれわれ現代人は、孫子が語った言葉の真意を体得することは可能なのであろうか?
記事 見える化・意思決定 オープンイノベーションって何だ? 命題を考えない日本企業 オープンイノベーションって何だ? 命題を考えない日本企業 2015/12/17 命題を真正面から捉え、解決のために経営の基本的な考え方(モデル)を変えること。これが今、日本の経営者に求められている。モデル変革は、階段を1ステップ上るようなものだ。これが出来なければ、いくら社員が努力しても、同じ階で飛び跳ねているだけで、改善の域を出ない。これでは、グローバル競争で勝てない。アクト・コンサルティング取締役経営コンサルタント野間彰氏が解説する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 知識の使い方は、「バクマン。」と「韓非子」に共通する教訓から学べ! 知識の使い方は、「バクマン。」と「韓非子」に共通する教訓から学べ! 2015/12/03 目の前に展開する有象無象のなかから、いかにすれば再現可能で実効性のある知識を獲得できるか? ということは、下克上の世の中にあって国家に治安をもたらす方法を考えた、法家にとっての至上命題だった。秦の始皇帝に絶賛された韓非子の書には、「知識の応用の困難さ」を鋭く指摘する箇所があり、これは現代の百花繚乱ともいえる少年ジャンプを描く「バクマン。」の論じるところに深く通じている。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 「バクマン。」が描く“売れる”という神秘的な現象は、科学的に解き明かせるか? 「バクマン。」が描く“売れる”という神秘的な現象は、科学的に解き明かせるか? 2015/11/27 実写版映画作品が公開された週刊少年ジャンプ(以下、少年ジャンプ)の人気漫画作品「バクマン。」がヒットしている。同作はその少年ジャンプの舞台裏を描き「いかにすれば売れるのか」という疑問に対する考察を、まさに漫画を通じて展開するという、異色の作品だ。この作品のなかで、主人公のライバルとして超天才的な作家が位置づけられているのは極めて象徴的である。結局のところ、ある商品が売れたという事実はどうやったって解析できるものではなく、「天才だから」という一言でしか言い表せないのだ。人間の持つ「計算する力」が、「売れる」という神秘的な現象に対してどこまで切り込むことができるのかという、一種の思考実験のようなこの作品は、あらゆるビジネスにヒントを与えてくれる。
記事 人材管理・育成・HRM 住友商事、ゴールドマン・サックス出身のMBA取得者が語るトッププレイヤーの共通項 住友商事、ゴールドマン・サックス出身のMBA取得者が語るトッププレイヤーの共通項 2015/11/17 1 東京、サンフランシスコ、ニューヨークなどに「α Academy」を設立し、教育・キャリアなどの領域でサポートを行っている入住 壽彦さん。住友商事、シカゴ大学MBA、ゴールドマン・サックスという入住さん自身のキャリアに裏打ちされた「α Academy」での指導は、多くの利用者を欧米トップスクールでのMBA合格や国内外の人気企業内定などに導いているという。シリコンバレーで事業拡大に向けて活躍されている入住さんに、起業の経緯やトッププレイヤーの共通項について話を聞いた。
記事 経営戦略 建設機械メーカーのコマツ、“ダントツ”なイノベーションを起こす4つの戦略 建設機械メーカーのコマツ、“ダントツ”なイノベーションを起こす4つの戦略 2015/11/12 1 2兆円企業目前となった大手建設機械メーカーの小松製作所(以下、コマツ)。2003年には3%を切っていた営業利益率が、2015年現在では10%を超えている。同社が推進した構造改革の方向性は大きく2つで、1つが成長とコストを分離すること、そしてもう1つが販売価格を改善することだ。また、コマツでは構造改革に加えて、さまざまなイノベーションを創出してきた。その根本には4つの戦略があるという。コマツの構造改革や商品開発戦略について、コマツ 代表取締役会長 野路 國夫氏が明らかにした。
記事 リーダーシップ 従業員30万人のGEが、なぜ「スタートアップのスピード感」を持っているのか 従業員30万人のGEが、なぜ「スタートアップのスピード感」を持っているのか 2015/11/09 発明王エジソンが1876年に創業した会社に由来し、世界150か国以上に約30万人もの従業員を抱えるGE。航空機エンジン、医療機器、鉄道機器、発電・送電機器など重厚長大な産業を中心に、幅広いビジネスを手がける同社だが、その動きは非常に軽快だ。トヨタ式に着想を得て発展させた「リーンシックスシグマ」をはじめ、近年では「インダストリアル・インターネット」「シンプリフィケーション」「ファストワークス」などの新しい概念を掲げ、今なお変化を続けている。GEはなぜ変わり続けられるのか。日本GE 代表取締役でGEキャピタル社長兼CEOの安渕聖司氏に話を聞いた。
記事 人材管理・育成・HRM 現代社会に蘇ったら「進撃の巨人」を絶賛するだろう、歴史上のあの人物 現代社会に蘇ったら「進撃の巨人」を絶賛するだろう、歴史上のあの人物 2015/10/31 「背水の陣」とは、自らの意思で退路を断って、不退転の決意で戦いに臨むことである、という解釈は、現代流の解釈であるが、これのもととなった史実は極めて残酷な囮作戦であった。敵方である趙軍の総勢二十万人に対して、相手のたったの十分の一の軍勢で相手を打破せよという超難題に直面したある智将がとった決死の作戦は、現代における超ヒット作品「進撃の巨人」のテーマに深く通じていた。
記事 災害対策(DR)・事業継続(BCP) 日常業務が忙しくて事業継続マネジメントができない? 日常業務が忙しくて事業継続マネジメントができない? 2015/10/30 「インシデント発生時、整備したBCPが本当に使えるかわからない」、「日常の業務が忙しく、事業継続マネジメントにかける時間がとれない」といった課題はないだろうか。日常の業務と事業継続マネジメント、それらは異なるものなのだろうか? 今回は、日常の業務と事業継続マネジメントについて考えてみたい。
記事 人材管理・育成・HRM 「進撃の巨人」のヒットを後押ししたのは、社会構造の課題や経済低迷だった 「進撃の巨人」のヒットを後押ししたのは、社会構造の課題や経済低迷だった 2015/10/29 別冊少年マガジン連載の漫画「進撃の巨人」が大ヒットを続けている。本作が描くのは「あらゆることが停滞し、うまくいかない」「社会構造や組織構造そのものに課題があって、打開策が見いだせない」という昨今の世情そのものである。計画通りに運ぶ物事は何一つなく、展開されるのは、ただひたすらに「何をやってもうまくいかない」という現実。冷静に読むと、ただ重苦しいだけの話であるが、これは実際に、今日の若手社会人が置かれている状況の息苦しさに深く通じている。
記事 人材管理・育成・HRM コマツ CTO 髙村氏のノウハウ「チームワークとバランスで研究開発者の力を引き出す」 コマツ CTO 髙村氏のノウハウ「チームワークとバランスで研究開発者の力を引き出す」 2015/10/08 フェロー、CTOの高い業績の背景には、独自の考え方、思考・行動の原則=ノウハウがある。これらのノウハウには、企業の創造力、イノベーション力を高めるパワーがある。そして、日本を元気にするヒントがある。本連載では、フェロー、CTO自身に、自らのノウハウを語っていただく。第16回は、コマツ 取締役専務執行役員 CTO 髙村 藤寿氏に聞いた。髙村氏は、研究開発者時代、当社の屋台骨を支える製品の開発を行い、現在は初代CTOとして研究開発全体をリードされている。
記事 人材管理・育成・HRM 為末 大氏が説く、成功体験と短期的思考にとらわれない禅的変革 為末 大氏が説く、成功体験と短期的思考にとらわれない禅的変革 2015/09/30 成功し続けるためには、目的を見据えて手段を変革し続けることが必要だ――。「Adobe Digital Marketing Symposium」の基調講演には、元プロ陸上選手で世界陸上選手権銅メダリストの為末 大氏が登壇。スポーツから得られた教訓や、変革を妨げる成功体験、自らが影響を受けた禅の考え方について語った。
記事 人材管理・育成・HRM 三谷幸喜が描く「清須会議」に学ぶ ポジションと人物のギャップの乗り越え方(後編) 三谷幸喜が描く「清須会議」に学ぶ ポジションと人物のギャップの乗り越え方(後編) 2015/09/29 戦国時代は下克上、すなわち「ポジションと人物の間にギャップがあったときに、その人物の意思でポジションを更新することができる社会」であった。その中で、草履取りから始まり天下統一を果たした豊臣秀吉は、日本史上もっともスケールの大きな「ポジションのギャップ」を乗り越えた人物と言える。「能力主義」と「序列の論理」の相剋を最もドラマチックに生きた人生の一コマが、三谷 幸喜のヒット作品「清須会議」で描かれている。
記事 リーダーシップ アマゾン ジェフ・ベゾスが意思決定に使った「後悔最小化フレームワーク」とは何か アマゾン ジェフ・ベゾスが意思決定に使った「後悔最小化フレームワーク」とは何か 2015/09/25 1990年代半ばから2000年代初めにかけてインターネットに関わる多くの企業が生まれたが、なかでもアマゾンはインターネットビジネスの最初の成功者であり、ITバブルの崩壊をも乗り越えたという点で別格の存在とも言える。創業から20年あまりでウォルマートに匹敵するほどの存在となったアマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏の仕事術を知ることは次なるイノベーションを起こすうえで大きなヒントになるのではないだろうか。
記事 人材管理・育成・HRM 三谷幸喜が描く「清須会議」に学ぶ ポジションと人物のギャップの乗り越え方(前編) 三谷幸喜が描く「清須会議」に学ぶ ポジションと人物のギャップの乗り越え方(前編) 2015/09/24 この世は「ポジションと人物のギャップ」の悩みに満ちている。ポジションが人物に求めるものとは、原則的には「知識と技能」すなわち能力であるが、それだけでなく、人望や人間関係を含む「非能力要件」を満たすことを人にも要求する。それらを両立する人材が必要十分に揃う組織とは稀であり、「経営戦略を実現するために、それに適した組織を構築し、人材を配置する」ということは不可能に近い。むしろ、ほとんどの組織は「今いる人材を前提に組織戦略を立案する」という本末転倒的な対処を強いられている。
記事 人材管理・育成・HRM 高学歴エリートなのに会社で役立たない人の共通項 高学歴エリートなのに会社で役立たない人の共通項 2015/09/18 人の能力にはそれぞれ方向の違った個性があるのはもちろんのことだが、ビジネスの世界に生きるからには、まずビジネスパーソンとして有能でありたい、評価されたいと誰もが思い努力しているに違いない。だが、そうしていつの間にやら、確かな差が付いてしまうのも現実だ。優秀な人とそうでない人との、違いはどこにあるか? そう問われたら、あなたならどう答えるだろうか。コンサルタントの筆者は、それは「貢献意識」に、また「勇気」にあると述べる。
記事 経営戦略 スマートニュース 鈴木 健氏が考える「ニュースアプリは流行らない説」が覆った理由 スマートニュース 鈴木 健氏が考える「ニュースアプリは流行らない説」が覆った理由 2015/09/16 スマートフォン向けニュースアプリ「SmartNews(スマートニュース)」は、日本におけるニュースアプリのカテゴリにおいて先駆者的な存在として知られている。テック・カンファレンス「Tech In Asia Tokyo 2015」に登壇した同社 代表取締役会長 鈴木 健氏は、これまでの自身の失敗談やスマートニュース立ち上げ当時の心境を吐露しながら回想した。モデレーターは、クラウド会計ソリューション「freee」を提供する freee 佐々木 大輔氏が務めた。
記事 人材管理・育成・HRM 現実を直視できない限りは、旧日本軍の失敗を乗り越えることはできない(後編) 現実を直視できない限りは、旧日本軍の失敗を乗り越えることはできない(後編) 2015/08/31 太平洋戦争の敗因を形成したのは、皮肉にも日清、日露戦争という成功体験を通じて培われた「白兵銃剣主義」「艦隊決戦主義」のコンセプトだった。しかしそれは知的に劣っていたから間違った意思決定がなされたというよりは、経済的に劣っていたからそれ以外に選択肢を持てなかったという悲しい現実があった。ここから我々が獲得すべき第一の教訓とは、「現実に目を向けよ」という自戒の重要性である。
記事 人材管理・育成・HRM 女性活躍推進法案が成立、自治体や300人超企業に公表義務 4月1日から 女性活躍推進法案が成立、自治体や300人超企業に公表義務 4月1日から 2015/08/28 女性活躍推進法案(女性の職業生活における活躍の推進に関する法律案)が28日の参議院本会議を通過し、成立した。国や自治体、従業員数が300名超の企業には、女性の採用比率や管理職の割合について数値目標を設定し、それを公開することが義務づけられる。
記事 人材管理・育成・HRM 現実を直視できない限りは、旧日本軍の失敗を乗り越えることはできない(前編) 現実を直視できない限りは、旧日本軍の失敗を乗り越えることはできない(前編) 2015/08/26 日々、日本中のSNSでつぶやかれている「同調圧力」「場当たり的な経営判断」「常態化した残業文化」「中間管理職が無責任」といったキーワード。時につぶやかれる「こんなことでは旧日本軍と変わらないのではないか」という言葉には不思議なリアリティがある。70年の時が経った現在、我々は過去の失敗から正しい学びを得て、その課題を乗り越えることができているのだろうか?