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  • 2016/01/14

IBMのコンサルタント時代に感じた、日本のビジネスパーソンに足りない“あるもの”

ハバタク 共同代表 小原祥嵩 さん

新入社員の多くは“答えがない問題を解決していく”のが苦手だ――。新卒で入社した「IBMビジネスコンサルティングサービス」の同僚2人とともに独立。教育・人材育成事業と地方創生プロジェクトを展開する「ハバタク株式会社」を設立した小原祥嵩さん。起業のきっかけとなったのは、会社員時代に感じた日本のビジネスパーソンに足りない“あるもの”だったという。

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ハバタク 共同代表 小原祥嵩 さん

世界に通じる人材を育成するために起業

――起業に至るまでの経緯を教えてください。

小原さん:僕は大学時代に高校数学の教員免許を取得しまして、そのときの勉強を通じて人に何かを教えたり、人の成長を手助けしたりすることの面白さを知りました。でも、大学を卒業してすぐ「先生」と呼ばれる立場になるのは不自然に感じたんです。

 だから、教育の現場にはいずれ戻ってくればいいと思い、大学院卒業後は「IBMビジネスコンサルティングサービス(現・日本アイビーエム)」に就職し、4年間勤務しました。IBM時代は厳しい環境ではありましたが、とても責任のあるポジションにも就かせてもらいましたね。世界トップクラスの企業に勤める会社員の働き方を学ぶことができましたし、求められる仕事のクオリティーの高さを身をもって知ることができました。この経験は現在行っている教育・人材育成事業のプログラムにも活きていると思います。

日本のビジネスパーソンが世界で取り残されないために

 そんななか、転機が訪れたのは入社2年目のことでした。

 新人研修のインストラクターを任され、研修の設計から実践、デリバリーまですべてを担当することになったんです。思いがけず、教育や人材の育成という僕本来の目的に立ち返ることになりました。

 実際に研修を行ってみて感じたのは、新入社員の多くは“答えがない問題を解決していく”のが苦手だということ。日本のトップレベルの大学を出た人たちが集まってくるので、どのメンバーも勉強はできるんです。でも、コンサルティングには答えが常にあるわけではないので、自ら問いをたて目的を達成するための答え(手段)を自分で見つけ出して、実行していく力が必要なんですね。

 さらに、知識も経験もない若手の日本人コンサルタントより、経験豊富なインド人や中国人のコンサルタントに依頼した方が、人件費がずっと安いんです。そうした外国の人材がどんどん登用されていく中で、日本人が取り残されないようにするには、世界に通用する時代に即した経験と学びを得て、対抗していかなければなりません。

 会社の同僚であり、後に共同代表になる2人のメンバーも同じ問題意識を持っていることがわかり、週末に3人で勉強会を開くようになりました。みんな「いつか起業したい」、「新しい何かをやりたい」という思いを持っているメンバーだったので、どんな事業を行いたいかビジネスアイディアもたくさん出し合いましたね。その中で、メンバー全員が共通して抱いていた「これからの時代にマッチした教育システムを作りたい」という意見が合致。2010年に「ハバタク株式会社」を設立しました。

【次ページ】仕事に対するメンタルモデルを再構築せよ

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