記事 ワークスタイル・在宅勤務 小学生の息子からヒントを得てワークスタイル改革 フジテックCIOが語る「働き方2.0」 小学生の息子からヒントを得てワークスタイル改革 フジテックCIOが語る「働き方2.0」 2015/07/06 ここ数年間でスマートフォンやタブレットがビジネスの現場で急速に普及しはじめ、ワークスタイルが大きく変容しつつある。エレベータ、エスカレータなど空間移動システムの専業メーカーであるフジテックも、働き方を大きく変革した企業の1つだ。同社のIT化を強力に推進してきた友岡 賢二氏は、従来の働き方とは異なるコミュニケーションやコラボレーションの実践例について紹介した。
記事 製造業界 テラモーターズの徳重 徹氏が語る、アジアで戦うためのマインドセット テラモーターズの徳重 徹氏が語る、アジアで戦うためのマインドセット 2015/07/03 今の日本は世界的なベンチャー企業が育ちにくいと言われる。そんな中、次のソニー、ホンダを目指し、製造業のメガベンチャーとなることを目指しているのが、電動バイクを手掛けるテラモーターズだ。2010年に設立して国内トップシェアを獲得、現在、ベトナム、フィリピン、インドに現地法人を構える同社の代表取締役である徳重 徹氏が、「アジア経営者ビジネスサミット2015」に登壇し、「リスクをチャンスに変える」アジア戦略のためのマインドセットや、事業にかける熱い思いを語った。
記事 IoT・M2M・コネクティブ ブリヂストン CIO 武濤氏に聞く、「IoTの進化」がもたらしたタイヤのイノベーション ブリヂストン CIO 武濤氏に聞く、「IoTの進化」がもたらしたタイヤのイノベーション 2015/07/02 世界最大のタイヤメーカーであるブリヂストン。5月には、同社のIoTへの取り組みが高く評価され、経済産業省と東京証券取引所が共同で発表した「攻めのIT経営銘柄」にも選定された。IoTに先進的に取り組んできたブリヂストンだが、取り組まざるをえなかった事情もあるという。前編に続き、ブリヂストンのCIO 武濤雄一郎 氏に話を伺った。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング 機械学習で需要予測を誤差10%以下に、アサヒビール デジタル戦略部の挑戦 機械学習で需要予測を誤差10%以下に、アサヒビール デジタル戦略部の挑戦 2015/07/01 縮小が続く国内酒類市場。モバイルやソーシャルの拡大に伴って、消費者の購買行動も大きく変化している。こうした中、酒類大手のアサヒビールが立ち上げたのが、経営直下の部隊「デジタル戦略部」だ。そのデジタル戦略部が目覚ましい成果をあげつつあるという。その1つが「新商品の需要予測」だ。商品によっては誤差率1%以内という驚きの結果も得られた「機械学習」を活用したその取り組みについて、アサヒビール 経営企画本部 デジタル戦略部 担当副部長の山本薫氏が語った。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 ブリヂストン 武濤雄一郎 CIOインタビュー:グローバル企業の競争力となるITとは ブリヂストン 武濤雄一郎 CIOインタビュー:グローバル企業の競争力となるITとは 2015/06/30 世界最大のタイヤメーカーとして、ダントツの存在感を示すブリヂストン。素材となる天然ゴムは自社の農園で栽培し、小売りまで手がける。世界150カ国以上に事業を展開し、従業員の14万人強のうち日本人は約3万人で、押しも押されもせぬ“グローバル企業”だ。それでも現在、中期経営計画で掲げる目標の1つが「真のグローバル企業」になることだという。その意味するところは何か。真のグローバル企業の競争力を支えるITの役割とは。「攻めのIT経営銘柄」にも選ばれたブリヂストン 常務執行役員 CIO・IT担当の武濤雄一郎氏に話を伺った。
記事 製造業界 2020年までに99%の自動車が「コネクテッドテクノロジー」を実装する北米、日本は? 2020年までに99%の自動車が「コネクテッドテクノロジー」を実装する北米、日本は? 2015/06/30 「コネクテッドテクノロジー」は自動車分野における新たな通信サービスというイメージがあるが、それは氷山の一角にすぎない。実際には、ドライビングの支援、予防メンテナンス、安全・信頼性の維持、満足度の高い顧客サービスまで包括した広範なエコシステムを築き、新たなバリューチェーンを創出していくプラットフォームだ。フロスト&サリバンのシニアコンサルタントである森本尚氏が、この「コネクテッドテクノロジー」を巡る自動車業界の取り組みの現在と将来を語った。そこで見えてきたのは、日本の自動車業界の“危うさ”だ。
記事 モダナイゼーション・マイグレーション デンソー、グループIT基盤のオープン化で直面した4つの課題 デンソー、グループIT基盤のオープン化で直面した4つの課題 2015/06/25 世界的な自動車部品メーカーのデンソーでは、2000年以降、競争が激化する自動車業界での生き残りをかけて、グループを挙げた次世代インフラの構築に取り組んできたが、4つの大きな課題に直面したという。それが「サイロ化」「芋づる更新」「ベンダーロックイン」「互換性問題」だ。これらをどう解決したのか。同グループをITの面から支えるデンソーITソリューションズの代表取締役社長 今井孝雄氏が語った。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 AsMama(アズママ)甲田恵子社長に聞く、「子育てシェア」はなぜ生まれたのか? AsMama(アズママ)甲田恵子社長に聞く、「子育てシェア」はなぜ生まれたのか? 2015/06/25 保育所探し競争を終え、新生活も2ヶ月が過ぎて、幼い子供たちも慣れてきたところ。しかし、急な発熱や残業でお迎えが間に合わないなど、ワーキングマザーの苦労は絶えない。こんな時に役立つのが「子育てシェア」というインターネットを使った取り組みだ。
記事 製造業界 ウーバー並みに躍進するダイムラーのカーシェア、トヨタに迫られる大変革 ウーバー並みに躍進するダイムラーのカーシェア、トヨタに迫られる大変革 2015/06/24 クルマの存在意義が大きく変わり始めている。自ら購入・所有するという形から、サービスとして利用する「MaaS(Mobility as a Service)」への変革だ。この動きを創り上げたのが「Uber(ウーバー)」や「Zipcar(ジップカー)」だが、BMWやダイムラーといった欧州の大手自動車メーカーもそれを上回る勢いで追随している。中でもダイムラー子会社のmoovel社を通じて手がけるサービス「car2go」の利用者は、100万人にまで急成長を遂げた(Uberは2014年12月末で200万人といわれる)。次世代モビリティのビジネスモデル、そして自動車メーカー各社の取り組み、カーシェア市場の最新動向などを、フロスト&サリバン 自動車・交通運輸部門のモビリティチームを指揮するマーティン・ブリッグス氏が解説する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 大和ハウス 加藤恭滋 氏インタビュー:CCPMで効率倍増、独自のオムニチャネル化も 大和ハウス 加藤恭滋 氏インタビュー:CCPMで効率倍増、独自のオムニチャネル化も 2015/06/23 大和ハウス工業の情報システム部では、現場と一緒に考え、問題を解決するIT組織を目指していたが、開発業務に入った途端、開発者の生産性やサービスレベルが落ちるという課題に直面した。そこで制約理論(TOC:Theory Of Constraints)に基づくプロジェクト管理手法「CCPM(Critical Chain Project Management)」にのっとって開発作業を行うチームを編成した。具体的な開発案件と情報システム部門の組織体制、今後目指すIT投資の方向性について、引き続き、大和ハウス工業 執行役員 情報システム部長の加藤恭滋氏に話を聞いた。
記事 製造業界 半導体業界のグローバルランキング:東芝やルネサスにも巻き返しのチャンスあり 半導体業界のグローバルランキング:東芝やルネサスにも巻き返しのチャンスあり 2015/06/22 世界の半導体産業は、日米韓が支配していると言っても過言ではない。中でも、絶大な支配力を持っているのが米国勢だ。世界第1位のインテルや第3位のクアルコムは、PCやスマートフォンの「CPU/MPU」で覇権を確立した。韓国勢も、第2位のサムスン電子を筆頭に、メモリーで圧倒的なシェアを保っている。一方、かつて「半導体王国」を築いた日本勢は、いまだ不調から脱していない。巻き返しの可能性はあるのか。
記事 ERP・基幹システム 大和ハウス 加藤恭滋 執行役員インタビュー:フルクラウド化の軌跡 ポイントはSLA契約 大和ハウス 加藤恭滋 執行役員インタビュー:フルクラウド化の軌跡 ポイントはSLA契約 2015/06/18 6期連続で連結純利益を更新したハウスメーカー大手の大和ハウスグループ。消費増税による反動減が懸念されたが、逆境を跳ね返し、2014年度は第4次中期経営計画を1年前倒しで達成した。その事業領域は戸建住宅のみならず、賃貸住宅、マンション、商業施設、事業施設などのほか、ロボットや農業分野にまで多岐にわたっている。こうした広範な事業をITでどう支えているのか、また情報システム部門に求められている役割とは、どのようなものなのか。大和ハウス工業の執行役員で、情報システム部長をつとめる加藤恭滋氏に、同社のフルクラウド化への取り組みや競争優位につながるIT活用について聞いた。
記事 人材管理・育成・HRM トヨタ生産方式と野球の名将に共通、「自分の目で確かめる人になれ」 トヨタ生産方式と野球の名将に共通、「自分の目で確かめる人になれ」 2015/06/16 2015年から福岡ソフトバンクホークスの監督に就任した工藤公康氏の信条の一つは「見たものしか信じない」だという。工藤氏は投手としては素晴らしい成績を残しているが、コーチや監督の経験はない。指導者としての経験なしに監督に就任しただけに、選手に対しても余計な先入観抜きに「見たものしか信じない」を通しているそうだ。 たくさんの情報が溢れている時代である。情報を集め、情報を見ていれば正しい判断が下せるとつい思い込みがちだが、本当だろうか? 情報が溢れている時代だからこそ、トヨタ式の「耳で聞いて納得するな、自分の目で確かめろ」がとても大切になってくる。
記事 製造業界 JVCケンウッドは、B2CからB2Bへとポートフォリオ転換をどのように成功させたのか JVCケンウッドは、B2CからB2Bへとポートフォリオ転換をどのように成功させたのか 2015/06/15 かつてテレビやオーディオなどで名を馳せた日本ビクターとケンウッドが統合したのは2008年のことですが、それから7年余りが経過した今日、JVCケンウッドは一般消費者向けのB2Cの会社から、B2Bの会社へと大きく変身を遂げています。それを可能にしたのは両社が培ってきたコアの技術の統合であり、ポートフォリオの見事な転換です。代表取締役会長の河原春郎氏に詳しくお話を伺いました。
記事 ERP・基幹システム 旭硝子 神庭基氏インタビュー:面白くなってきた「ストーリーとしてのアジャイル開発」 旭硝子 神庭基氏インタビュー:面白くなってきた「ストーリーとしてのアジャイル開発」 2015/06/10 2015年2月に新たな経営方針「AGC plus」を策定し、すべてのステークホルダーに“プラス”の価値を提供することを掲げた旭硝子(以下AGC)。同社のIT部門である情報システムセンターでは、守りを固めるITから「攻めのIT」へシフトすることでAGC plusを支え、全社利益に貢献することを使命としている。その具体的な施策の1つが、基幹系システムの基盤としてのクラウド採用だ。この取り組みの背景にあった「技術ロードマップ」やCIOに求められるリーダーシップなどについて、引き続き、AGC グローバルITリーダー 情報システムセンター長の神庭基氏に話を聞いた。
記事 製造業界 乗用車の保有台数予測、15年後には1割減少 マイナス2割になる県は? 乗用車の保有台数予測、15年後には1割減少 マイナス2割になる県は? 2015/06/05 野村総合研究所が実施した全国の乗用車保有台数(対象は自家用の乗用車で普通車と小型車。軽自動車を除く)予測によれば、2030年に約3597万台となり、2014年3月末時点の3953万台から、9%(356万台)減少する予測結果になったと発表した。
記事 ERP・基幹システム 旭硝子 情報システムセンター長 神庭基 氏インタビュー:なぜSAPをAWS上で構築するのか 旭硝子 情報システムセンター長 神庭基 氏インタビュー:なぜSAPをAWS上で構築するのか 2015/06/04 世界の板ガラス市場でトップクラスのシェアを誇る旭硝子(以下、AGC)。2014年12月期の売上高は1兆3483億円、営業利益は621億円で、グループ全体の従業員数は約5万1100名を数える。同社は2015年2月、新たな経営方針「AGC plus」を策定し、すべてのステークホルダーに「プラス」の価値を提供すると謳う。ここで掲げられた経営目標を達成するために同社のITが果たす役割とはどのようなものなのか。AGCのグローバルITリーダー 情報システムセンター長で、AGCグループ情報セキュリティ管理責任者もつとめる神庭基 氏に話を伺った。
記事 M&A・出資・協業・事業承継 サントリーがコカ・コーラを逆転? ドリンク戦国時代、JTの次の買収先はあの企業 サントリーがコカ・コーラを逆転? ドリンク戦国時代、JTの次の買収先はあの企業 2015/06/03 暑い夏に欲しくなるのが冷たい「清涼飲料水」。そのドリンク業界の決算がほぼ出そろった。伊藤園などの専業メーカーが業績不振に陥る中、国内ブランドでコカ・コーラに次ぐ第2位のサントリー食品が、JTの飲料事業の買収に成功。飲料事業で売上規模1兆円が見えてきた。かき入れ時の真夏を前にして、「のむか、のまれるか」というドリンク戦国時代の熱い戦いが始まっている。
記事 ロボティクス ロボットの世界市場調査、製造業向けは12.9%増 非製造業向けは26.5%増 ロボットの世界市場調査、製造業向けは12.9%増 非製造業向けは26.5%増 2015/05/30 富士経済は、製造業向けロボットや半導体・電子部品実装向けロボット、国際安全規格が発行され、さまざまな用途での導入拡大が期待される非製造業向け(サービス系)ロボット、加えてロボット向け注目構成部材の市場に関する調査を実施し、その結果を「2015 ワールドワイドロボット市場の現状と将来展望」にまとめた。この報告書では、製造業向けロボット16品目、半導体・電子部品実装向けロボット7品目、非製造業向けロボット20品目の世界市場と、ロボット向け注目構成部材7品目の国内市場(日系メーカーの海外販売実績を含む)を調査・分析し、将来を予測した。
記事 経営戦略 女性の感性が生み出す“和”のヒット商品:女性が活躍するITビジネスのすすめ 女性の感性が生み出す“和”のヒット商品:女性が活躍するITビジネスのすすめ 2015/05/28 五月晴れの中、新緑を楽しみたいこの季節。屋内でも新緑が楽しめると評判の「彩り障子(いろどりしょうじ)」の製造販売を手掛ける種村建具木工所(大阪市平野区)は半世紀にわたり、木製建具や造作家具の製造を行ってきた。昨年、マンションや洋間でも気軽に床の間が楽しめる「imadoco(イマドコ)」を発売したところ、国内最大級の家具・インテリアのポータルサイトTABROOM(タブルーム)に紹介され、問い合わせが相次いでいる。次々とヒット商品を生み出す秘訣について、新規事業担当役員である種村貞子さんに聞いてみた。
記事 製造業界 日本の製造業、「技術はあり、世界から信頼も高いが、過去を捨てて新しい未来を探せ」 日本の製造業、「技術はあり、世界から信頼も高いが、過去を捨てて新しい未来を探せ」 2015/05/27 先日、東京・ザ・プリンスパークタワー東京で、一般社団法人 アジア経営者連合会主催による「アジア経営者ビジネスサミット2015」が開催された。その「製造業 日本の底力 ~日本品質とはこれだ~」と題されたスペシャル・セッション2では、三越伊勢丹ホールディングス、経済産業省、由紀精密、豊田エンジニアリング、VTCマニュファクチャリング・ホールディングスから登壇者が集い、それぞれの観点から「日本の底力とは何か」を発信した。
記事 設備投資 好業績の今こそ学びたい、トヨタ式の「好況を切り抜ける」という考え方 好業績の今こそ学びたい、トヨタ式の「好況を切り抜ける」という考え方 2015/05/22 東証一部上場企業の2015年3月期決算の発表がピークを超えた。過去最高益を更新する企業も多く、全体でも3期連続の増益となった。なかでもトヨタ自動車は営業利益2兆7,500億円で過去最高を更新。トヨタ以外の企業も収益を大きく伸ばしているが、好況・好業績だからこそ大切にしたいのが「不況を切り抜ける」だけでなく、「好況を切り抜ける」というトヨタ式の考え方である。
記事 製造業界 平均年収1,300万円超、なぜキーエンスは高収益なのか 平均年収1,300万円超、なぜキーエンスは高収益なのか 2015/05/21 2015年3月期のキーエンスの決算は、売上高が3,340億円で対前年比26%増、営業利益は1,757億円で対前年比34.5%増で3期連続の増収増益となりました。平均年収は1,300万円超、上場企業では国内トップクラスと言われる年収ながら、営業利益率は53%という驚異の数字をたたき出しています。キーエンスはなぜ高い給与を支払いながら、これほどまでに利益率が高いのでしょうか。
記事 新製品開発 製パン業界の巨人ヤマザキパン、逆境下での増収増益の実現を象徴する2つの革新商品 製パン業界の巨人ヤマザキパン、逆境下での増収増益の実現を象徴する2つの革新商品 2015/05/15 スーパーやコンビニの棚でおなじみの山崎製パン(以下、ヤマザキパン)。その売上高は約1兆円(連結)にのぼり、国内製パン市場シェア約4割と圧倒的な存在感を誇る。消費税増税や円安に伴う原材料価格の高騰などの逆風が吹く中、2014年度は増収増益を達成した。ヤマザキパンが厳しい経営環境の中でも結果を残すことができたのはなぜか。
記事 医療業界 医療機器メーカーの世界ランキング:強力なJ&JやGE、シーメンスに日本勢は勝てるのか 医療機器メーカーの世界ランキング:強力なJ&JやGE、シーメンスに日本勢は勝てるのか 2015/05/14 現在使われている医療機器は、50万~60万品目におよぶと言われる。多品種少量生産の医療機器業界では、ほかの事業領域のようなマンモス企業は少ない。しかし、医薬品業界と同様、医療機器業界を牽引するのは、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)やゼネラル・エレクトリック(GE)らの欧米メーカーだ。欧米メーカーは医療機器の研究開発で先行し、さらに医療機器市場も約8割を欧米が占めているなど、圧倒的なアドバンテージがある。しかし、最近は日本メーカーが欧米メーカーを買収する動きも登場。アベノミクスの成長戦略にも盛り込まれ、官民挙げた医療機器の輸出強化などで巻き返しに躍起となっている。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 デンソー、本社スタッフに朝型勤務を推奨する「Morning Shift」実施 朝食が無料に デンソー、本社スタッフに朝型勤務を推奨する「Morning Shift」実施 朝食が無料に 2015/05/12 デンソーは11日、7月から9月までの3カ月にかけて、朝型勤務を推奨する「Morning Shift」を実施すると発表した。
記事 製造業界 絶好調「スバル大変身」の原点は、トヨタからの“愛のムチ”だった 絶好調「スバル大変身」の原点は、トヨタからの“愛のムチ”だった 2015/05/12 「スバル」の富士重工業の2015年3月期決算は、前期に比べ勢いは落ち着いたものの2ケタの増収増益だった。国内販売台数は10.4%減の16.3万台でも海外販売台数は16.2%増の74.8万台で、「北米、SUV」への選択と集中が効いて最高益を更新。今期も勢いが続き、増収増益を見込む。売上高営業利益率は、トヨタの10.1%を大きく上回る14.7%で業界のトップを走るまでになった。
記事 経営戦略 ニコン、新会社「ニコン・セル・イノベーション」設立 再生医療細胞生産事業に参入へ ニコン、新会社「ニコン・セル・イノベーション」設立 再生医療細胞生産事業に参入へ 2015/05/07 ニコンは7日、再生医療向け細胞生産で世界最大手のLonza(以下、ロンザ)と業務提携を締結し、100パーセント出資の新会社「ニコン・セル・イノベーション」を設立すると発表した。
記事 デザイン経営・ブランド・PR マツダ 金井誠太 会長が語る、大復活劇をもたらした5つのイノベーション マツダ 金井誠太 会長が語る、大復活劇をもたらした5つのイノベーション 2015/05/07 マツダが好調だ。2度の経営危機を経て、「魂動(KODO)」というテーマのエモーショナルなデザインや、環境規制をクリアしつつ燃費を大幅に向上させた新世代技術群「SKYACTIV TECHNOLOGY」などに基づいて、次々とヒット商品を世に送り出した。2012年に5年ぶりに黒字転換した業績は、翌2013年に最高益を更新、2014年度も過去最高益を見込んでいる。同社の強みとは一体どこにあるのか。代表取締役会長の金井誠太氏が語った。
記事 製造業界 日本電産、売上1兆円突破の原動力は“社運をかけて”取り組んだ新事業 日本電産、売上1兆円突破の原動力は“社運をかけて”取り組んだ新事業 2015/05/01 電子部品メーカー、日本電産の2015年3月期決算は大幅な増収増益で、売上高は初めて1兆円を突破した。日本電産といえば、ハードディスクドライブ(HDD)など電子機器に使われる精密小型モーターで世界のトップシェアを占め、グローバルな電子機器産業の生産の浮沈にその業績が影響されてきた。アジアのHDD生産拠点のタイが大洪水の被害を受けた2013年3月期は、最終当期純利益が前期の約5分の1の79億円まで落ち込んだ。しかし、翌2014年3月期は562億円までV字回復し過去最高益を更新。今年4月23日に発表された2015年3月期決算ではさらに762億円まで上積みし、2期連続過去最高益となった。その原動力は何だったのか。