記事 セキュリティ総論 DXで見直す「IT運用のキソ」、意外な難度「PCとスマートフォン一元管理」のコツ DXで見直す「IT運用のキソ」、意外な難度「PCとスマートフォン一元管理」のコツ 2023/09/20 DX(デジタルトランスフォーメーション)や働き方改革の名の下にテレワークやモバイルワークが推進されており、端末管理とエンドポイントセキュリティ対策の重要性が増している点に異論を唱える人はいないだろう。一方、企業のシステム環境の多様化やサービスの複雑化、人材不足などにより、IT運用の基礎であるIT資産管理の難易度は高まっている。本稿では「2023年現在」企業が抱えるIT資産管理の課題を整理し、解決方法を探る。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 職場に対する「イラつき」は大問題? 従業員の「離職率・生産性」を決める“5大要素” 職場に対する「イラつき」は大問題? 従業員の「離職率・生産性」を決める“5大要素” 2023/09/20 ここ数年、働き方の多様化に伴い、リモートワークと出社を組み合わせたハイブリッドワークを採用する企業が増えた。そうした中、企業が提供する「オフィス」「サテライトオフィス」「コワーキングスペース」などを含めた職場環境が、働く人の生産性・離職率を大きく左右する重要な要素として認識されはじめてきた。それでは、具体的にどのような職場環境が望ましいのだろうか。働き方・職場環境をテーマにあらゆる調査・研究を行う、ザイマックス不動産総合研究所 主任研究員の石崎真弓氏に解説してもらった。
記事 エネルギー・電力 処理水放出は30年で終わらない!?建前だらけ…原発廃炉への道筋と悲劇的末路 処理水放出は30年で終わらない!?建前だらけ…原発廃炉への道筋と悲劇的末路 2023/09/20 8月末に始まった福島原発の処理水の第一回目の放出。残念ながら、処理水放出は政府などが示すように今後30年程度で終わることは決してない。その年数は根拠のない建前の数字であり、関係者や専門家でそれを信じているものはまずいない。つまり今のままなら処理水は、その何倍、ひょっとすると何十倍もの期間にわたって生まれ続けることになる…。
記事 AI・生成AI 金融データ活用推進協会が教える「金融AI」、業態別の成功パターンまとめ 金融データ活用推進協会が教える「金融AI」、業態別の成功パターンまとめ 2023/09/20 1 2023年度に入り、ChatGPTに代表される生成AIのブームが到来し、金融業界に留まらず多くの人が新しい時代の到来を実感していることでしょう。2010年代の第3次AIブームを足がかりとし、各金融機関が継続してきたAI活用への取り組みがいま、飛躍の時を迎えようとしています。本記事では、一般社団法人 金融データ活用推進協会に所属する金融に関わる実務者が、金融AI、データ活用の在り方を紐解きます。今回は第1回として、「金融業界における人工知能(AI)活用の成功パターン」について解説します。
記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 ランサムウェア台頭で「ストレスの限界」、ガートナーが説く確認すべき重大項目トップ7 ランサムウェア台頭で「ストレスの限界」、ガートナーが説く確認すべき重大項目トップ7 2023/09/20 サイバー攻撃は犯罪者の「ビジネス」へと変質を遂げ、攻撃の手口は巧妙化するばかりだ。対する企業は予算と人材の双方の問題から、苦しい防衛戦を強いられている。この中でCISOに何より求められているのが、サイバー攻撃によるビジネスへの影響を極小化させることだ。ガートナー シニア ディレクター, アドバイザリのウェイン・ハンキンス氏が、ランサムウェア攻撃に直面した際にチェックすべき7つの項目を伝授する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR リンカーンとマーケの神が「成功の秘訣」を証明、「テスラら4社」は普通と何が違う? リンカーンとマーケの神が「成功の秘訣」を証明、「テスラら4社」は普通と何が違う? 2023/09/19 かの有名な米国大統領、リンカーンはゲティスバーグの演説でこう言った。「Government of the people, by the people, for the people(人民の、人民による、人民のための政府)」。この言葉を「Who:誰による、Why:何のための、What:何を」という視点で、業界に革命をもたらそうとする企業に当てはめてみると、従来の企業と何が違うのかが鮮明に見えてくる。そして、それらの企業が成功できる理由を、コトラーが提唱するマーケティング論よりひも解くことができる。本稿では、食肉(ビヨンド・ミート、インポッシブル・フーズ)、シューズ(オールバーズ)、自動車(テスラ)の3つの業界を例に解説する。
記事 IT資産管理 情シスは答えられて当たり前? 知らなければ失敗する「ゼロトラスト」基礎のキソ 情シスは答えられて当たり前? 知らなければ失敗する「ゼロトラスト」基礎のキソ 2023/09/19 情シスは答えられて当たり前? 知らなければ失敗する「ゼロトラスト」基礎のキソ ここ数年、テレワーク移行やクラウドサービスの活用が進んだことにより、企業システムの内部と外部の境界は曖昧になってきており、これまで主流であった境界防御は通用しなくなってきている。そこで注目を浴びるようになったのが、守るべき資産に対するアクセスをすべて検証するゼロトラストだ。しかし、ゼロトラストの重要性が語られるようになったものの、ポイントを正しく理解できていない人も少なくない。本記事では、なぜゼロトラストが重要なのか、ゼロトラストを導入する上での留意点などについて解説する。
記事 セキュリティ総論 セキュリティ対策の「50:30:20」とは? 絶対知るべき「超キホン」を専門家が解説 セキュリティ対策の「50:30:20」とは? 絶対知るべき「超キホン」を専門家が解説 2023/09/19 企業が生き残るためには、DXを避けて通ることはできない。結果、従来のようにPCやサーバだけでなく、スマホ、各種クラウドやツール、アプリ、溜まったデータなど、いわゆるIT資産が爆発的に増えている状況だ。これらにセキュリティ対策を施す上で要(かなめ)となるのがIT資産管理だが、多くの企業で「軽視されがち」でもある。こうした状況に警鐘を鳴らすのが、セキュリティ専門家の守井 浩司 氏だ。
記事 システム開発総論 アジャイル開発はなぜ失敗するのか? ガートナーが絶対押さえるべき6つのポイント解説 アジャイル開発はなぜ失敗するのか? ガートナーが絶対押さえるべき6つのポイント解説 2023/09/19 2 目まぐるしく変化する顧客要求や市場の動向、技術革新などに対し、柔軟な対応を可能とするシステム開発手法「アジャイル開発」に取り組む企業が増えている。従来のウォーターフォール型開発手法とは異なるアプローチを取るため、初めて取り組む際には開発チームのスキルや知識、他部署との連携、ソフトウェア品質管理などの問題が発生しやすい。ガートナーの片山 治利氏が、アジャイル開発を進める際に押さえるべき6つのポイントを解説する。
記事 地銀 組込型金融はどう作る? みんなの銀行の「顧客価値を最大化する取り組み」とは 組込型金融はどう作る? みんなの銀行の「顧客価値を最大化する取り組み」とは 2023/09/19 1 三井住友海上プライマリー生命保険が販売開始した「AHARA(アハラ)」は、すべての手続きがスマホアプリで完結する新しい年金保険だ。この保険商品のバックグラウンドは、みんなの銀行が提供するAPI(更新系の「口座振替API」と参照系の「本人確認済情報提供API」)が支えている。両社の担当者4人がBaaSの活用法や共創成功のポイントなどについて語った。
記事 人材管理・育成・HRM 「楽しそうに働くあの人」と「毎日辞めたい私」は何が違う?上司に悩んだときの現実解 「楽しそうに働くあの人」と「毎日辞めたい私」は何が違う?上司に悩んだときの現実解 2023/09/19 仕事を楽しんでいる人もいれば、毎日憂鬱(ゆううつ)でたまらない人もいます。両者を分ける大きなポイントの1つに、ストレスと環境との向き合い方があります。ストレスに押しつぶされず働くにはどうすればよいでしょうか。これまで約120社計500人以上のビジネスパーソンの働き方を見てきた筆者がその思考法と処世術を解説します。
記事 CRM・SFA・コールセンター パルコ データ分析の秘密、数値化できない「ファン心」を丸裸にした方法とは? パルコ データ分析の秘密、数値化できない「ファン心」を丸裸にした方法とは? 2023/09/15 パルコは全国17店舗のショッピングセンターPARCOを運営するほか、劇場、音楽、映画、出版などさまざまなコンテンツをプロデュースし、企業ブランドの向上に貢献している。企業利益を高めるためには、顧客と企業の継続的な関係が必要とされる中、パルコ事業クリエイショングループ デジタル推進部 部長 安藤彩子氏は、データ活用により顧客やその生涯価値(LTV)向上の仕組みが理解できると説く。安藤氏は顧客管理システム(CRM)をより高次元化する仕組みや、それを実現するためのパルコの組織体制について語った。
記事 IT戦略・IT投資・DX 【マンガ】新卒10人中7人も退職!? Z世代がイライラしている、福利ではない根本原因 【マンガ】新卒10人中7人も退職!? Z世代がイライラしている、福利ではない根本原因 2023/09/15 Z世代という新たな風を取り込もうと、3年前から新卒採用を始めた某企業。少しでも長く働いてもらうため、交流会やその他イベントの開催、教育制度や福利厚生の整備など、考え得ることは何でもやった。しかし、それでもZ世代は辞めていく。これまで10人採用して、そのうち7人が退職した。八方ふさがりの現状に社長は「何が問題なんだ」と頭を抱える。それを見る人事総務担当者が、社長に指摘した意外な「答え」とは?
記事 物流管理・在庫管理・SCM まさかの“荷待ち6時間”に大激怒……国さえも本気にさせた「ヤバすぎる物流事情」 まさかの“荷待ち6時間”に大激怒……国さえも本気にさせた「ヤバすぎる物流事情」 2023/09/15 8 今どき、6時間も待機させられるって……ありえないでしょう!?──ある運送会社配車担当者の愚痴である。聞けば、ある集荷現場で、6時間以上の待機時間が発生したらしい。「俺がその会社の人だったら、集荷現場に手伝いに行って、1分でも早く待機を解消させる」と彼は憤慨する。6時間はさすがにひどすぎるが、それでもいまだに長時間の荷待ち(配送先・集荷先の都合でトラックが待機させられること)は横行している。そしてそれが、ドライバーの長時間労働の1つの要因となっている。こうした現状に対して政府は先日、「荷待ち・荷役作業等時間の2時間以内ルール」を発表した。いよいよ国も本腰を入れたわけだが、これは実現可能なのだろうか?
記事 その他 三井住友海上プライマリー生命の保険DX、わざわざ更新系APIを採用したワケ 三井住友海上プライマリー生命の保険DX、わざわざ更新系APIを採用したワケ 2023/09/15 1 三井住友海上プライマリー生命保険は、2023年5月、新しい変額年金保険「AHARA(アハラ)」の販売を開始した。商品内容の説明から契約、保険料の追加積立などのすべての手続きがスマホアプリで完結する。要素技術にはみんなの銀行が提供する更新系APIや参照系APIが採用され、同行にとって初の組込型金融(Embedded Finance)の本格事例となる。そこで、両社にサービス開発の経緯やBaaS(Banking as a Service)活用の理由など、サービス開発の舞台裏について聞いた。
記事 半導体 半導体「超」入門、知っておくべき基礎知識3つ 集積率はもう限界? 今後NTTに脚光? 半導体「超」入門、知っておくべき基礎知識3つ 集積率はもう限界? 今後NTTに脚光? 2023/09/15 デジタル社会の実現に不可欠な要素技術であり、国の安全保障にも直結する戦略技術を伴った「半導体」。今やPCやスマホだけでなく、自動車や白物家電などにも幅広く活用されるようになってきた。PwCコンサルティングのシンクタンク、PwC Intelligenceの祝出洋輔氏によれば、「半導体産業はテクノロジートレンドの需要を基礎として、政治的な力学の影響を強く受ける」という。そのため、構造が複雑化している印象を持つ人も多いだろう。ここでは、半導体の現状を知る上で知っておくべき3要素や、半導体技術の最新動向、半導体サプライチェーンの変化の行方などをわかりやすく解説する。
記事 AI・生成AI 生成AIを災害対策にどう活用? IBMとNASA、Hugging Face公開の「空間AI基盤」とは 生成AIを災害対策にどう活用? IBMとNASA、Hugging Face公開の「空間AI基盤」とは 2023/09/15 日本でも台風が猛威を振るっているが、ハワイでは山火事、欧州や中国では洪水が起こり、世界各地で甚大な損害が発生している。2022年の自然災害による経済損失額は3,130億ドルに上るという推計もある。甚大化する災害への対策や予測の重要性が年々高まっている中、IBM、NASA、そしてHugging Faceが協力し、最近、話題の生成AIを災害対策に活用しようという試みを実施しようとしている。なぜ機械学習だけではダメだったのか。取り組みの詳細を見ていこう。
記事 セキュリティ総論 Application Guardを解説、分離環境でMicrosoft EdgeとOfficeアプリの保護を可能に Application Guardを解説、分離環境でMicrosoft EdgeとOfficeアプリの保護を可能に 2023/09/14 Windows 10およびWindows 11では、企業向けの高度なセキュリティ機能として、Microsoft Edgeを分離して害をもたらすマルウェア類からブラウジングを保護する「Microsoft Defender Application Guard」(旧称、Windows Defender Application Guard、WDAG)と、デスクトップ全体を分離して保護する「Windows Sandbox」が利用可能です。いずれもハイパーバイザーに依存する「仮想化ベースのセキュリティ(Virtualization-Based Security、VBS)」で実現されるセキュリティ機能ですが、前者にはOfficeアプリを分離する機能が2021年1月から利用可能になっていることをご存じでしょうか。
記事 金融政策・インフレ マイナス金利撤廃は2024年1~3月か、いよいよ現実味を帯びてきた理由とその条件 マイナス金利撤廃は2024年1~3月か、いよいよ現実味を帯びてきた理由とその条件 2023/09/14 9月9日に読売新聞が植田総裁の単独インタビューを報じたことで、にわかにマイナス金利撤廃が現実味を帯びてきた。具体的に何を語ったのだろうか。また、マイナス金利撤廃に関するいくつかの論点を整理し、今後のシナリオを考えたい。
記事 セキュリティ総論 選択肢がありすぎるランサムウェア対策、自社に“本当に必要”な対策の見抜き方 選択肢がありすぎるランサムウェア対策、自社に“本当に必要”な対策の見抜き方 2023/09/14 IPAが毎年発表しているレポート「情報セキュリティ10大脅威」では、ランサムウェアによる被害が3年連続で第1位になっている。セキュリティ対策の重要性に対する企業の意識は上がっているが、実際には被害が後を絶たない。それなりに企業の対策が進む中で、なぜランサムウェアなどの被害が減らないのだろうか。また、インシデントを未然に食い止める、あるいはセキュリティの被害を拡大させないようにするには、どのような考え方とアプローチで対処したら良いのだろうか。
記事 AI・生成AI 必要なのは「妄想力」? 激変する金融業界でデジタル化実現に必須の「マインド」 必要なのは「妄想力」? 激変する金融業界でデジタル化実現に必須の「マインド」 2023/09/14 フィンテックや生成AI、中央銀行デジタル通貨(CBDC)など、次々と新たな技術が登場する金融業界。現場では日々の実務に加えて新たに導入されるテクノロジーの間にギャップを感じている担当者もいることだろう。金融業界では今、具体的にどのような変化が起きているのか、そしてその変化の中に対してどのように対応していけばよいのかを専門家が解説する。
記事 FCV(燃料電池車) 異常気象と水素活用は「相性最悪」、水素自動車の普及がこれから「激ムズ」の納得理由 異常気象と水素活用は「相性最悪」、水素自動車の普及がこれから「激ムズ」の納得理由 2023/09/14 医薬プラントコンサルタント 代表 辻一之 この記事にはライフサイクルにおける大気汚染のデータの裏付けがない。EVなどの製造における炭素と水素における各製造段階の比較の視点が欠けている。もっと広い視点で説明されることを望む。
記事 金融規制・レギュレーション 金融庁が求めるIT「資源、投資、リスク」管理とは? ヒントは「金融検査マニュアル」にあり 金融庁が求めるIT「資源、投資、リスク」管理とは? ヒントは「金融検査マニュアル」にあり 2023/09/14 1 連載第64回に引き続き、6月に金融庁が公表した「金融機関のITガバナンスに関する対話のための論点・プラクティス整理」(第二版)について解説する。ITガバナンス6つの着眼点のうち ITリソース管理、IT投資管理プロセス管理、ITリスク管理について読み解く。これらを解く鍵は「検査を廃止」したはずの金融検査マニュアルにある理由も解説する。
記事 自動車・モビリティ ベトナムEVメーカー「VinFast(ビンファスト)」とは? 一時テスラ・トヨタの次のワケ ベトナムEVメーカー「VinFast(ビンファスト)」とは? 一時テスラ・トヨタの次のワケ 2023/09/14 テスラが牽引するEV市場だが、同社に対抗する新興プレーヤーが米国内だけでなく中国などからも続々登場している。直近の話題は、ベトナム発のEV(電気自動車)メーカー「VinFast(ビンファスト)」が米ナスダックに上場したことだ。時価総額が一時、テスラ・トヨタに続く世界3位に躍り出て、その後、急落したあとも、米GMや日本のホンダなどを超えており注目を集めている。VinFastとはそもそもどのような企業なのか? 今後テスラや日本の自動車メーカーの競合となりうるのか? ナスダック上場をめぐる反応などを紹介しよう。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 永谷園の「おとなのふりかけ」は「常識完全無視」だった? 学ぶべき「4つ」の視点とは 永谷園の「おとなのふりかけ」は「常識完全無視」だった? 学ぶべき「4つ」の視点とは 2023/09/14 1989年(平成元年)に発売され、30年以上たった今も、食卓を彩っている永谷園の「おとなのふりかけ」。先月には新たなフレーバーが発売されるなど、その人気はいまだに衰えることを知りません。なぜ同製品はロングセラーとして食卓に定着したのか、そこには多くの企業が学ぶべき永谷園の優れた商品戦略がありました。マーケティング視点で、「おとなのふりかけ」のヒットの秘密を紐解きます。
記事 その他 キーエンスが生成AIベンチャーと資本業務提携 / 中国アントが金融AIモデルを発表 キーエンスが生成AIベンチャーと資本業務提携 / 中国アントが金融AIモデルを発表 2023/09/13 今週(2023年9月7日~9月13日)のIT関連ニュースを紹介します。
記事 経営戦略 なぜデジタル革命に乗り遅れるのか、イノベーションと「相性悪すぎ」の納得理由 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第162回) なぜデジタル革命に乗り遅れるのか、イノベーションと「相性悪すぎ」の納得理由 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第162回) 2023/09/13 技術開発はイノベーションの推進力だ。デジタル革命で世界が躍動感に溢れる中、日本はイノベーションの波に乗り損ねた観がある。だが、かつての日本は技術開発で世界の最先端を走っていると評価されていた。この正反対の構図になったのは、イノベーションの推進力となる技術開発に2つのスタイルがあるからだ。1つは、断層を伴う不連続なスタイル、もう1つは、継続的な改善・改良型のスタイルだ。今回は、この観点から日本が得意としてきた技術開発のスタイルが何だったのかを考えてみよう。
記事 ペーパーレス化 明治の「会計システム刷新」の全貌、導入前後の比較でわかる“紙だらけ”からの脱出法 明治の「会計システム刷新」の全貌、導入前後の比較でわかる“紙だらけ”からの脱出法 2023/09/13 明治では、従業員の多様な働き方を実現するため、経理業務の完全なデジタル化・ペーパーレス化を進めている。その一環として、2022年4月に新会計システムを導入し、運用を開始した。これらの取り組みでは、バックオフィス部門の単なるデジタル化にとどまらない、業務プロセスの改革やデータ利活用による社内DXを目指している。では、同社はどのように取り組み、成果を出しているのか。同社 執行役員 デジタル推進本部 本部長の古賀 猛文氏と、同本部 情報システム部 業務1G グループ長の河合 利英氏に話を聞いた。
記事 業務効率化 “DX前”に絶対取り組むべき「IE」とは? 労働生産性「過去最低」の日本が成長する方法 “DX前”に絶対取り組むべき「IE」とは? 労働生産性「過去最低」の日本が成長する方法 2023/09/13 昨今、企業ではDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みの機運が高まっている。前例主義・コンプライアンス重視のバックオフィスも例外ではない。しかし、本来は手段であるべきDXが目的化している状況が散見される。そこで、DXの“前”に必要となる技術について、大阪工業大学 情報科学部データサイエンス学科 皆川健多郎教授が解説する。
記事 株式・債券市場・資金調達 米IPO市場復活の兆し、2024年注目「大型IPO」厳選20銘柄まとめ:市況から各社特徴まで 米IPO市場復活の兆し、2024年注目「大型IPO」厳選20銘柄まとめ:市況から各社特徴まで 2023/09/13 株式市場が弱気相場から大きく反発し、景気後退への懸念が薄れる中、新たに発行される株式に対する意欲が高まっている。投資家にとってそれは新規株式公開(IPO)を意味するとも言えるだろう。今回はこれから注目の米国IPO銘柄、厳選20社を解説する。