• 2026/01/07 掲載

xAI、約200億ドルの巨額資金調達、NVIDIAも出資でGrok開発加速

NVIDIAが最大約20億ドル規模出資、xAIのコンピューティング能力とチップ調達力を強化

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イーロンマスク氏が率いるAI企業「xAI」は2026年1月6日、シリーズEラウンドの資金調達で約200億ドル(約3兆円)を確保したと発表した。この資金調達額は当初計画の150億ドルを大きく上回る規模で、AIモデルとインフラの開発を大幅に加速する方針を示している。
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(Photo/Shutterstock.com/PhotoAgency)
この調達ラウンドにはValor EquityやStepStone、Fidelity、カタール投資庁などの機関投資家に加え、NVIDIAとCisco Investmentsが戦略的投資家として参加している。NVIDIAの出資額は株式部分で最大約20億ドル規模にのぼると報じられており、この出資を通じてxAIのコンピューティング能力とチップ調達力が強化される見込みだ。

xAIはこの巨額資金を、次世代大規模言語モデル「Grok 5」の研究開発・トレーニングに充てる計画を示している。また、膨大な計算リソースを要するAIインフラの構築・拡張にも資金を投入する方針で、テネシー州メンフィスに建設中の大規模データセンター「Colossus」シリーズの増強が進む。既に同地域では複数の施設が稼働または建設中で、xAIはこれら拠点におけるGPU搭載数をさらに増やし、AIトレーニング能力を大幅に向上させる意向を示している。

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目標の150億ドルを上回る200億ドルのシリーズE資金調達を完了(画像:xAI)

xAIは2013年にイーロン・マスク氏が創業し、ソーシャルプラットフォーム「X(旧Twitter)」との連携やチャットボット「Grok」での展開を進めてきた。今回の資金調達を受け、AI市場におけるOpenAIやGoogleなどの競合との競争力強化を図る。また、Grokの次世代モデル「Grok 5」は、性能面での大幅な改善が見込まれており、xAIがAI業界での存在感を強める重要なプロジェクトと位置付けられている。

なお、xAIはAIモデル「Grok」が不適切な内容を生成したとして批判を受けており、こうした社会的課題への対応も並行して進める必要があると指摘されている。

今回の調達完了は、AIの基盤となる大量の計算資源を確保する競争が企業戦略の中心となっている現状を反映しており、xAIの動向は今後のAI産業競争を左右する重要な材料となる。

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