- 2026/02/01 掲載
頼まれたら「はい喜んで!」…自分の時間に鈍感すぎる日本人へ「5秒ルール」のすすめ(3/4)
【やってはいけない】いつでも「はい」と返事をする
自分の誕生日なのに、他人の引っ越しを手伝ってあげる。誰かに頼まれて、真夜中に空港まで送っていく。
学園祭で、ケーキ売りの当番をしてあげる。
あなたにとって「大切」なことかどうかに関係なく、頼まれたらいつでも積極的に引き受けよう。
計画性のない同僚が開けてしまった穴は、あなたが代わりに埋めてあげよう。
あなた自身がどんなに忙しかろうが、ストレスが溜まっていようが、話し相手が必要な友人や同僚のために、相談にのってあげること。
すると、あなたは無欲で人のために尽くす人と評価され、じきに、あなたを頼るのが当たり前のこととなり、感謝もされなくなるだろう。
時間の億万長者のように、気前よくあなたの時間を与えよう。
「お願いできるかな……」とたずねられたら即答しよう。「はい、もちろん!あなたのためならいつでも、喜んで!」
【真のアドバイス】「他人に時間を使う」は他人に悪影響も
他人のために時間を使う。友人や隣人のために都合をつける。見知らぬ人を助ける。どれもりっぱな行動だ。そうすることで私たちも気分がいいし、有意義に感じられる。ただし、そんなふうに思えるのはある時点までだ。具体的には、あなたが自分自身を失っていることに気づくまで。
「自分の能力を超えたことをしようとする」のは、必ずストレスの原因となる。それによってあなた自身のパフォーマンスばかりか、最終的にはほかの人にも悪い影響を与える。
「どんな時間にも価値がある」ことを認識していない人々
人は「時間の価値」をあまり認識していないことに、私はたびたび驚かされる。「未来の時間」に対しては特に鈍感だ。空気のように、無料でいつでも手に入れられるものであるかのように扱ってしまう。
しかし、実際には、どんな時間にも価値がある。
この価値は「機会費用」に相当する。
機会費用とは、その日の同じ時間に、最大の利益を生み出す行動を選択した場合と、それ以外の行動(実際にしたこと)を選択した場合とで、「生み出される利益の差額」を指す。
この価値は、必ずしも「お金」で計算される必要はない。新たな出会い、より深い知識、家族と出かけること、30分ほど仰向けになってただ雲を眺めているといったことも、「価値あるもの」になり得る。
あなたにとって何に価値があるかは、自分自身で決めること。自分の時間を他人に譲る前に、その時間を利用してほかにどんなことができるか、自分に問いかけてみよう。 【次ページ】ウォーレン・バフェットが部下に出した「ある指示」
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